写真画面のスクロールでフィールド崩れ
あるイベントで上映する16:9ワイド映像(スクイーズ設定)を FCP5.04(DV/NTSCワイド、 QT7.04 )→Compressor2.01 (設定:m2v最高品質ワイド60分、平均転送レート8M、音はPCMをやめてac3:224bpm)→DVD Studio Pro(16:9 SDモード)でファイルだけ構築→TOAST 6.1でDVD-Rに焼いて、現場にある4年前のリアプロ60インチ・ハイビジョンテレビ(SONY製)にDVD player(メーカー機種不明)からS端子で映したところ、10数枚の写真構成からなる横スクロール(10枚ほどのJPEG photoが1枚5秒ずつ連続で左に流れるシーンで、絵がガタガタになる(たぶんフィールド上下がかみあわずMPEG2の圧縮で画面が崩れているのだと思います)というクレームがあり困っています。確かにSD NTSCインターレス画面ですが、社内のHDテレビではその症状はでません。
先方は、安いデジタル機器でノンリニア編集しているせいの一点張りです。
原因は、会場のDVD playerのデコーディング性能かリアプロ液晶の応答速度にあるのでは?とも思うのですが、直せと言われると、あとはプログレッシブで作り直すか、逆に転送レートを低くするかくらいしか今思いつきません。
実際現場の機器を見ればいいのですが、直してから持ってこいと言われています。
本編はほとんどが写真構成の作品のため、その処理はAfter Effectsでマスクを持たせるためアニメーションで書き出し、FCPに乗せ、そのシークエンス設定がDV NTSC ワイドで、レンダリングを終えた段階でQTにはき出さず、まんまコンプレッサーに渡しています。
今からプログレッシブにしてもいいのですが、今の設定で全体のレンダリングをプログレッシブにすればよいわけなく、FCP内部で多くがネスト化されているため、そのほじくり起こしに(ネスト内にさらにネストが、そのなかにさらに…タイムライン上のシークエンス全部変更)手間をくい時間がかかりそうです。
簡単すませるいい知恵をお借りできないでしょうか?