cocoaソフトで日本語フォントの斜体を簡単に。

Cocoa では、指定したフォントがその文字をもっていない場合に、自動的に表示できるフォントに置き換えて表示してくれますね。
これを利用して、ベースのフォントとしてイタリックを持っているフォント、例えば Arial などを指定しておいて、command + i やメニューで「フォーマット＞フォント＞イタリック」を選択すれば、英数字部分 (つまり Arial で表示されている部分) はイタリックになります。
この方法でどうでしょう？ただ、この方法だと日本語を表示するフォントをコントロールできないと思いますが。 (Serif 系と Sans Serif 系は分けてくれますね。ベースを Times とかにすると、日本語部分はヒラギノ明朝っぽいです)

返信ありがとうございます。
私も実はao様のおっしゃる方法でイタリックを入力しています。日本語はヒラギノ明朝で入力していて、英字の部分はTimesで入力し、イタリックにしたい部分だけイタリックに変更して使っています。
ただイタリックが頻繁に出てくると大変で、ある程度まとまった分量のテキストを打ち込んでから、select-allで文章を選択後、フォントをTimesに変更し（これで英字のみTimesになる)、該当部分をイタリックに変更していますが、校正を頻繁にしたりすると、この作業がなかなか煩雑なのです。またこの例ではTimes以外の、例えばSymbolなどのフォントも合わせて使っていると、「Select-allで英字フォントをまずTimesに」というところでSymbolで書いたところもTimesになってしまって、不都合があります。
「体裁」メニューからの方法で日本語フォントでもイタリックにできることを知ったので、それを何か簡単なショートカットにでも割り当てられないかなぁと思った次第です。しかしなかなかコメントが付かないことを考えると、この方法でイタリックにしている人はほとんどいないということなのかもしれませんね。

そうですか。難しいですね。
フォントパネルの項目にはキーボードショートカットは割り当てられないと思います。
テキストエディットの場合に限ると、フォントメニューに「スタイルをコピー」というのがありますよね。これで、フォントパネルからイタリックにしたものを「スタイルをコピー」しておいて、別の部分で「「スタイルをペースト」するとその部分をイタリックにすることはできるようです。

cocoa アプリというより、アップル製の cocoa アプリという方が正確なようです。手許の Nisus Writer Express で試すと、Command+i で日本語部分を含めてイタリックになり、Omni Outliner では Command+i でアルファベット部分のみイタリックになりました。でも Pages は TextEdit と同じ挙動です。詳細は知りませんが、同じ cocoa でも、ソフトの実装のしかたによって異なるみたいです。
分量がたくさんあって大変ならば、carbon を含めて他のソフトを使用するというオプションも検討されては。

ao様
ありがとうございます。
「スタイルをコピー」の「スタイル」には、フォントの情報も含まれていることが分かりました。つまり、Appleという文字をTimesのイタリックで書いておいて、次にMacintoshという文字をヒラギノ明朝の半角で書いた場合に、Appleを選択して「スタイルをコピー」しMacintoshに「スタイルをペースと」すると、フォントがTimesになった上にイタリックになります。
もしかしたらこれで効率が上がるかもしれないので、少し試してみます。ありがとうございました。

takano様
コメントありがとうございます。
私のところではOmni Outlinerでもイタリックになりません。このソフトも常用しているのですが、考えをまとめるためだけだったらイタリックにならなくても良いかとあきらめていました。ヒラギノ明朝、MS明朝、Osaka等を試しましたがダメです。半角文字の部分を選択状態にし、フォントパネルで日本語フォントを選択すると、「書式」メニューの「フォント」の項の「イタリック」はグレーアウトします。もしかしたらOmniOutlinerのバージョンによって違うのでしょうか？ 2.2.6 (v69.6) を OS X 10.3.9 上で使用しています。
また、テキストエディットの代わりに iTextExpressを利用しているのですが、これでも同様です。Jedit Xでも同様だったと思います。EGWORD13はどうだったかな？ JeditXのホームページによると、cocoaがOpenTypeのフォントシステムを利用しているためだという風に解釈できますが、そのあたりはあまり詳しくないので分かりません。
確かにCarbonソフトを使うというのが最もよい回避策というのはそのとおりだとおもいます。重いワープロソフトとかをなるべく使いたくないとか、carbonよりcocoaの方が挙動が好きとか、そういう自分の気持ちが最も大きな問題だったりします。私もやむをえずMS WORDを利用することもありますし、以前はcarbonのJedit4.0やiTextをよく使っていたのですが。。。

YK30さん
＞もしかしたらOmniOutlinerのバージョンによって違うのでしょうか？
あ、ほんとだ。普段使っている 3.0.3 ではアルファベットがイタリックになりますが、2.2 だとメニュのイタリックがグレーアウトしていて選択できなくなります。
僕は TextEdit はあまり使わず、Tex-Edit(carbonのシェアウェア)を使うことが多いのですが、これは全部イタリックになります。

takano様
＞あ、ほんとだ。普段使っている 3.0.3 ではアルファベットがイタリ
＞ックになりますが、2.2 だとメニュのイタリックがグレーアウトして
＞いて選択できなくなります。
バージョンアップすると日本語が斜体に出来るんですか！有益な情報をありがとうございます。バージョンアップを検討します。
Tex-Editを調べてみましたが、Tex-Edit Plusのことでしょうか？ダウンロードして試してみましたが、4.9.2よりも4.4.1のほうがフォントの種類などを選択するのにメニューから直接選択できてなかなかよさそうです。ただ、いままでいろんなソフトで作ってきたいろんな書類の山に埋もれてきているので、新しいソフトの導入は慎重に検討したいと思います。iTextExpressを使っているのも、iTextとテキストエディット互換なのが一番の理由だったりします。Tex-EditもRTFサポートのようなので、そのあたりは心配ないのかもしれませんが。
ありがとうございました。

1. OmniOutliner --> アルファベット部分だけですけどね。
2. Tex-Edit Plus です。端折ってすいません。

＞ 1. OmniOutliner --> アルファベット部分だけですけどね。
アルファベット部分だけということは、その部分だけ他のフォントに置き換わっているのかもしれませんね。情報ありがとうございます。
現在は、ao様ご指摘の、「スタイルのペースト」をシステム環境設定のキーボードショートカットでファンクションキーに割り当て、操作性がかなり改善されました。皆さんありがとうございました。