ituneの音質

＞友達から曲を貰ったのですが
それはどういう曲ですか？
友達が自分で作曲したり、演奏した曲でしょうか？
CDの曲をもらっただけと言うなら、即刻削除してください。

オリジナルの曲だとしても元のデータ以上の音質にはならないと考えるのが普通であります。
また、何を媒体にして聞いていたとしても、音質をiTunesに求めるには少し酷な部分があると思います。

雑感ですが、トピックの件についてのみ。
エンコーダとしては速度重視の方向に振っているように思えます。
G4やG5、多CPU等へのチューニングが良く出来ていて、これらの
環境では速度的にはトップクラスと思います。その代わり音質は
どれを選んでも程々です。（Windows版iTunesはかなり遅く感じます）
デコーダとしての音質は、意外に優秀と思います。
私の環境ではブラインドで比較聴取できないのですが、
プラセボにせよiTunesの方が良さそうな・・・と思うシーンも
ありました。割り引いて考えても、悪くは無いです。
（可逆圧縮などでは比較していないので分かりません）
リッパーとしては、残念ながら音質的な選択肢としては
最悪の部類です。最大速度の取り込みしか出来ません。
エラー状況などのモニタも出来ません。それでも高品質な
光学ドライブなら、そんなに悲惨な結果にはなりませんが、
現行のMacの内臓するドライブは、読み取り精度、書き込み精度
ともにごくごく標準的なものです。発売直後の新品のCDでも、
aiffなどで取り込んだデータが一致しないこともしばしばです。

> エンコーダとしては速度重視の方向に振っている....音質は
どれを選んでも程々です。
私はさほど音質にうるさいわけではありません。オーディオ評論家の言うような、曰く言い難い微妙な音色の再生等、リッピングした圧縮データに望むべくもありません。なので、これまでiTunesの音質に特に不満もなく楽しんで来たのですが（バージョンが上がる度少しずつ良くなっているような気もするし）、この半月の間に2枚も取り込んだアルバムの楽曲で明確なノイズが現れる事態に遭遇しました。
どちらのアルバムもわりとアコースティックな少数編成で右チャンネル寄りにボーカルやギターが定位していて、左チャンネルはリズムの低域のみが残響音的に鳴っている部分になると、びりびりと金属がビビるようなノイズがでます。
音源は１枚は2000年の録音、もう１枚は2004年の録音でレーベルも別です。どちらのディスクも高級なCDプレーヤーで再生するとノイズはありません。また、iTunesに取り込んだデータのノイズもiPod付属のヘッドフォン等では聞き取れませんが、高域まで特性の良いヘッドフォンだとはっきりとわかります。
こうした現象も光学ドライブの品質や、リッピング速度によっては改善の可能性があるということでしょうか？（といっても今のところ打つ手が無いんですが...）

>発売直後の新品のCDでも、aiffなどで取り込んだデータが一致しないこともしばしばです。
試してみました。
iTunes 4.7.1でのAIFF取り込みを、ドライブごとに２回行いました。（念のため、２回目の前にiTunesを再起動します）
そして、できたAIFFファイルのハッシュ値（MD5）を調べました。
結果。
・同じドライブであれば、２回ともハッシュ値は一致していました。つまり、データは完全に一致します。
・違うドライブであれば、ハッシュ値は一致しません。つまり、データが異なります。
＠言われるほど酷い状況なのか、よく分かりません。
なお、iTunesの環境設定の「読み込み」には、「オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用する。」という項目があります。これをチェックしていれば、エラー状況をモニタしなくても、支障はないのではないでしょうか？
（上記の実験では、この機能をあえてOFFにしています）
///　野尻隆裕（Tell UsとFeedbackの記録→「拝啓　アップル様」）　///
///　コピーワンス放送は視聴者の権利を侵害します（受信拒否宣言）　///

>発売直後の新品のCDでも、aiffなどで取り込んだデータが一致しないこともしばしばです。
試してみました。 ドライブは、パイオニアのDVR-105（外付）と、松下のSR-8186（内蔵）です。DVR-105も、PowerMacに内蔵されたことのあるモデルです。
iTunes 4.7.1でのAIFF取り込みを、ドライブごとに２回行いました。（念のため、２回目の前にiTunesを再起動します）
そして、できたAIFFファイルのハッシュ値（MD5）を調べました。
結果。
・同じドライブであれば、２回ともハッシュ値は一致していました。つまり、データは完全に一致します。
・違うドライブであれば、ハッシュ値は一致しません。つまり、データが異なります。
＠言われるほど酷い状況なのか、よく分かりません。ドライブが異なるとデータも異なるのは、正常なのでしょうか、それとも異常なのでしょうか？
なお、iTunesの環境設定の「読み込み」には、「オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用する。」という項目があります。これをチェックしていれば、エラー状況をモニタしなくても、支障はないのではないでしょうか？
（上記の実験では、この機能をあえてOFFにしています）
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やっぱりそうでしたか。
ありがとうございました。

野尻さんこんにちは。書き込みいつも参考にさせて頂いております。(^^)ノ
おや、何度やっても一致しました？　それなら私のドライブが
劣化していただけかな？　結構酷使してましたし、最近調子が
悪くて外してしまったくらいですから・・・。(^^ゞ
CDのほうもあたりが悪かったのかも知れませんね。
同じドライブでファイルが一致しないのは、読み込むたびに
その結果が違っていて、それが訂正に失敗するほど多いと
言うことですので問題です。しかし違うドライブで一致しないのは
正常です。機種に固有の「ずれ」があるためです。CDプレーヤで
最初から順番に読んでいくなら、いくらずれていても問題にならないの
ですが、リッピングの場合は吸い出したファイルが一致しなくなります。
これによる時間的な損失は、特に大きなドライブでも1500サンプル
程度（1サンプル=1/44.1*10^3[sec]）と思いますので、実質的には
問題になることは無いと思います。
> なお、iTunesの環境設定の「読み込み」には、・・・
はい。私もこれがどこまでやってくれるのか気になって、以前、
エラー的には最悪の条件となるCCCDで実験したことがあります。結果、
確実にファイルが不一致になると言う結果で惨敗でした。（CCCDの場合、
ドライブのオフセットを補正しても、異なるドライブ間ではファイルが
一致しないようです。しかし、別のリッパーでは同じドライブなら
ファイルは一致するという結果も得ました。訂正能力の限界を超える
エラーが発生した場合の対処が、ドライブによって違うためでは
ないかと、私は憶測していますが・・・。）
劣化していないドライブ＋普通のCDなら問題ないのかもしれませんが、
私はちょっとこの結果が気になったので、それ以来面倒でも別の
リッパーを使うことにしています。

私は圧縮時に出来てしまったような気が。確認するには可逆圧縮とかで
取り込んでみるしかないですが・・・。そういえば関係ありそうな話で、
非可逆圧縮では再生時の信号のピークが1を超えてしまう（クリップする）
場合が多々あるようです。私の持っているAAC(iTunes)のうちで、大きいのだと
1.6とか行ってました。
このピークに合わせてゲインを調節すれば、プチノイズが無くなるかも
知れませんね。そんなプラグインが有ったような気がするのですが・・・。
元ネタはReplayGainに関する話で、次のサイトで読めます。私も
全部読んでませんので、偉そうに書くのは気が引けますが。(^^;)
http://replaygain.hydrogenaudio.org/

（iTunesの元々持っている、ボリュームを揃えるのとはちょっと意味が違います）

>おや、何度やっても一致しました？
あのあと、10回リッピングして比較してみました。ハッシュ値はすべて一致しました。（DVR-105のみで確認）
仰る通り、M^2さんのドライブが劣化していたのかもしれません。
>しかし違うドライブで一致しないのは正常です。機種に固有の「ずれ」があるためです。
よく分かりました。ありがとうございます。

個人的には非常〜に参考になる内容で嬉しい限りなのですが。
> 私はちょっとこの結果が気になったので、それ以来面倒でも別の
> リッパーを使うことにしています。
今までMP3&AACの音質には半分諦めに近い思いもあったのですが、
今回のお話を聞いて『別のリッパー』というものに大変興味を持ちました。
もし差し支えなければ、お使いののリッパーを御紹介頂けませんでしょうか?

>>しかし違うドライブで一致しないのは正常です。機種に固有の「ずれ」があるためです。
>
>よく分かりました。ありがとうございます。
むむ、そうかな！？
たしかにドライブ個々に「ずれ」というか「癖」のようなものが有って、それでリッピングの読み始めの位置がずれて、ひいてはリッピングされた AIFF の MD5 値が、ドライブごとに異なる原因になるのは確かです。
それはドライブ固有の「ずれ」によって、Drive A でリッピングされた AIFF と Drive B の AIFF では、先頭の数バイトが異なっているため、MD5 値が変わってしまうからです。つまり、この「ずれ」の分から後のデータは、Drive A のものも Drive B のものも同一でなければ、おかしいわけです。
MD5 値の比較では、「ずれ」の分から後の部分が同一かどうかは分からないですから、そもそも MD5 値の一致／不一致で正常／異常を論じるのは、あんまり意味が無いような、、、０ってことも無いですが。
同一ドライブの場合でも、そのドライブの「癖」で、同じ場所で同じエラーを起こしている可能性を否定できないですから、MD5 値がいつも同じだからいって、リッピングが正確に行われているかどうかの決め手にはならないと思います。
そもそも AudioCD に記録されているデータがどんなものだったかは、俺らエンドユーザーには知り得ないことなので、リッピングしたデータが 100% 正確なコピーになってるかどうかも知り得ないわけです。
音質にこだわるなら、パソコンの CD Drive でリッピングするのはあきらめて、Audio 専用の CD Player で再生、CD Player のデジタルアウトを FW/USB/PCI の Audio I/F のデジタルインに繋いで、AIFF で録音し、その後で MP3 や AAC にエンコードするのが一番かと。
とは言え、CDDB 参照して勝手に ID3 タグ打ってくれる iTunes をはじめとするリッピングソフトを体験しちゃうと、腰が重くなってしまいますが、、、＾＾；

正確には「別のリッパー」じゃないけど、ここで紹介されてるのなんかどうでしょ？
http://pcweb.mycom.co.jp/column/osx/022/
音質の改善になってるかどうかは個々人の判断に任せますが、違いは結構簡単に実感できるんではないかと。

>MD5 値がいつも同じだからいって、リッピングが正確に行われているかどうかの決め手にはならないと思います。
確かにその通りなのですが、リッピング時に不規則なエラーが混入している可能性は、MD5値が一致したことから取り除けました。
AIFFのまま使うユーザーは珍しく、ほとんどのユーザーはAC3かMP3にエンコードしている訳ですから、不規則にエラーが混入しているのでさえなければ、実質的には問題ないと思います。（それに、エラー補正機能がiTunesにあるので、ドライブ固有のエラーがあっても、ほとんどは補正されていることでしょう）
こだわるならば専用機器を使うべきかもしれません。しかし、Mac＋iTunesという環境に「不安を抱く必要はない」とはいえるのではないでしょうか。
むしろ、MP3エンコーダの能力を云々したほうが意味がありそうな。翡翠さんが紹介されているLAMEとか。
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CD はデジタルだからコピーしても音質が劣化しない、というのは嘘だと何かで読みましたが、このスレッドで具体的にデータが違っている例がわかり納得しました。