9.2.2から10.3へ起動ディスクを切り替えても10.3が起動しない

何やら難しそうですが、試しに、
・Open Firmwareをリセットしてみては?　→Command+option+O+Fを押しながら起動、その後は下記ページの解決方法に従う。
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=42642
・10.3でクラシック環境を起動してみては?　→バージョンは9.2.6で同じですが起動ディスクコントロールパネルが更新されると思います。

きくちさん、アドバイスありがとうございます。
さっそく試してみました。
>・Open Firmwareをリセットしてみては?
TIL42642を参考にOpen Firmwareのリセットを3度試しましたが、残念ながらダメでした。
たぶんこれで直るのではとちょっと期待したんだけどなぁ・・（泣笑）
>・10.3でクラシック環境を起動してみては?
9.2.2を10.3のクラシック環境として立ち上げました。
確かに起動コンパネは9.2.6となったのですが、
やはり、9.2.2から10.3に切り替えると、10.3は起動してくれません。
この際だからと、
従来の10.1.5、10.2、10.2.3、10.2.8をそれぞれインストし直して確かめました。
いずれのOSXバージョンも9.2.2からの切替起動で問題なく立ち上がります。
今回の10.3だけが9.2.2から起動ディスクで切替えるとブートしないのです。
10.3.2にアップデートしてもダメでした。

ハードウエア的な障害を疑ってみては？
Apple Hardware Test ではどう出ますか？
10.3 はそれまでのバージョンに比べるとメモリーに厳しいという事ですのでメモリーをテストしてみるとか？
別のところにも書きましたが、OSX でも使えるメモリテスターありますよ。
http://friskythecat.tripod.com/
最新バージョンに対しては GUI な部分はまだ作られてないようなので、ターミナルで実行する必要があります。放置すれば何日でもテストできます。どれぐらいの時間動かすと障害が出るかを見るのもいいかも知れません。小生の経験では、以前、PC 機ですが、４日ぐらいテストしないと障害が出ない場合もありました。（でも、OS で立ち上げると数時間でおかしくなる）。まあ、この時はメモリそのものの障害というよりは、BIOS がおかしくなっており、その間接的影響でメモリーにエラーが出ていたようですが。

はにさん、ありがとうございます。
今朝、アドバイスを拝見してから直ぐに取り掛かりました。
残念ながらYikes（G4 PCIモデル）には
Apple Hardware Test CDは付いておりません。
iBookに付属のApple Hardware Test CDで行けるかな？
と試しましたが、やはりiBook専用らしく（Read meにもそう記されている）
YikesではCキー起動できず、起動ディスクで選択しても起動しませんでした。
余談ですが、このApple Hardware Test CDに搭載されているOSって
OSXでなく、9.2.2なんですねぇ。知りませんでした。
しかたなく、Apple Hardware Testは諦めて、
メモリーテスターでメモリーテストをしてみました。
これまでターミナルは殆ど使ったことがないゆえ、
MemTest 2.95を使うのはちょっと自信がなく、
マックメム（http://www.macmem.com/）が提供してくれている
「マックメムテスター」をOS9.2.2起動で使いました。
100回テストを5回繰り返して、計500回の読み書きテストとしましたが、
全く異常は報告されませんでした。
搭載しているメモリー（4枚）を一枚ずつスロットを変えながら、
各メモリーに100回テストを繰り返しましたが、
どれも全く異常は報告されませんでした。
もしもメモリーが原因だとすると、
10.3の起動や動作自体に不具合が出るようにも思うのですが・・。
私のYikesの場合は、10.3起動で使っている分には全く異常はありません。
コールドブートもホットブートも何度繰り返しても直ぐに起動しますし、
アプリの動作なども問題なく使えています。
でも一旦、OS9.2.2で起動したあと再度10.3に戻そうとする時、
つまりOS9.2.2の起動ディスクコンパネで10.3を選択した時だけ
10.3が起動しなくなるのです。
詳しく説明すると、OS9.2.2の起動ディスクコンパネで10.3を選択して
再起動ボタンを押すと、ジャーンと再起動音が鳴って、
caps lockキーのグリーンのLEDが一瞬点灯したあと、
ブートが始まるような音が筐体から少し聞こえますが、
待てど暮らせど、10.3のブートが全く始まらないのです。
致し方なく、強制再起動ボタンを押して、直後にP-RAMクリアを掛けると、
なんとか10.3で起動することが出来ます。
新しく判ったことですが、
OSX(10.3や10.2)で起動している状態（起動ディスクをOSXに指定している状態）では、
10.3のインストーラCDもCキー起動できます。
ところが、OS9.2.2で起動している状態（起動ディスクを9.2.2に指定している状態）では、
10.3のインストーラCDは全くCキー起動できなくなります。
上述の9.2.2から10.3に起動ディスクを切り替えた場合と全く同じ症状です。
同じ10.3インストーラCDをiBookで検証すると、
iBookの起動設定がOSXでも9.2.2であっても問題なくCキー起動できます。
これが普通の状態ですよね。

また一つ、疑問が・・。
前述したように、きくちさんのアドバイスでOpen Firmwareのリセットを3度試しましたが、
それらは全て10.3起動設定状態でリセットしたことに気づきました。
9.2.2の起動設定状態で一度Open Firmwareのリセットをしてみようと思い立ち、
先ほど試したのですが、9.2.2ではcmnd+option+O+Fを押し続けても
Open Firmwareのコマンドライン画面が現れません。
9.2.2から10.3に起動変更した時と同じで、真っ黒の画面のままです。
Open Firmwareってどんなものなか、もう一つよく判っていないのですが、
これで（9.2.2からではOpen Firmwareが現れないことが）正常なのでしょうか？

> 9.2.2からではOpen Firmwareが現れないことが）正常なのでしょうか？
正常じゃないです。
OF は OS を立ち上げる前に Mac が最初に実行するプログラムです。これが、OS9 を立ち上げたり、OSX を立ち上げたりします。通常は、（正常な状態では）、OF の画面になる事はありませんが、command + option + o + f キーで OF 状態で立ち上がるようになっています。
ちょっと思ったのですが、G4 機でお使いの 9.2.2 は、ibook 用とか特定の機種に附属してきた特定機種用のものではなくて、Apple から購入した 9.2.1 をアップデートした汎用のものでしょうか？
特定機種用のものを別の機種で使うと、ライセンスも守ってない事になりますし、いろいろトラブルが起こります。

> 9.2.2からではOpen Firmwareが現れないことが）正常なのでしょうか？
正常じゃないです。
OF は OS を立ち上げる前に Mac が最初に実行するプログラムです。これが、OS9 を立ち上げたり、OSX を立ち上げたりします。通常は、（正常な状態では）、OF の画面になる事はありませんが、command + option + o + f キーで OF 状態で立ち上がるようになっています。この場合、如何なる場合でも、画面は表示されます。
ちょっと思ったのですが、G4 機でお使いの 9.2.2 は、ibook 用とか特定の機種に附属してきた特定機種用のものではなくて、Apple から購入した 9.2.1 をアップデートした汎用のものでしょうか？
特定機種用のものを別の機種で使うと、ライセンスも守ってない事になりますし、いろいろトラブルが起こります。特定機種用の OS には、他のマックで必要なドライバーが含まれてないからです。今の場合、お使いの 9.2.2.に含まれるビデオドライバーが G4 機にしっくりあってないように見えるのですが。

> 9.2.2からではOpen Firmwareが現れないことが）正常なのでしょうか？
正常じゃないです。
OF は OS を立ち上げる前に Mac が最初に実行するプログラムです。これが、OS9 を立ち上げたり、OSX を立ち上げたりします。通常は、（正常な状態では）、OF の画面になる事はありませんが、command + option + o + f キーで OF 状態で立ち上がるようになっています。この場合、如何なる場合でも、OF の画面は表示されます。
ちょっと思ったのですが、G4 機でお使いの 9.2.2 は、ibook 用とか特定の機種に附属してきた特定機種用のものではなくて、Apple から購入した 9.2.1 をアップデートした汎用のものでしょうか？
そもそも、その 9.2.2 は cdrom からインストールしたものですか？もしそうなら、その 9.2.2 は特定機種用のもので、汎用のものではありません。なので、問題の G4 機には使えないものです。
汎用のものは 9.2.1 + アップデートしかありませんので。
特定機種用のものを別の機種で使うと、ライセンスも守ってない事になりますし、いろいろトラブルが起こります。特定機種用の OS には、他のマックで必要なドライバーが含まれてないからです。今の場合、お使いの 9.2.2.に含まれるビデオドライバーが G4 機にしっくりあってないように見えるのですが。

はにさん、レスありがとうございます。
Open FirmwareってOSX、9に関係なく、Macを起動するとまず最初に実行されるのですね。
てことは、OSX起動設定だとcmnd + option + O + FキーでOFが起動するが、
OS9起動設定だとOFが起動しないということは確かに異常な事態ですね。
Yikesは発売時はOS8.6搭載機だったので、
OS9以降はパッケージ製品を購入しています。
現在インストしている9.2.2は
以前にMac販売店で購入したMacOSX製品パッケージ（ver.10.1.3）に同梱されていた
OS9（ver.9.2.1）インストールCDから9.2.1をインストして、
アップルからD/Lした9.2.2アップデータを掛けたものです。
これって汎用のものでしょう？
Yikesに搭載されているビデオカードは『ATI Rage 128』で、
現在インストしている9.2.2の機能拡張フォルダを開くと、
ATIと名前の付く機能拡張ファイルは以下のものが入っています。
・ATI 3D Accelerator
・ATI Driver Update
・ATI Graphics Accelerator
・ATI MPP Manager
・ATI Radeon 3D Accelerator
・ATI Rage 128 3D Accelerator
・ATI Resource Manager
・ATI Video Accelerator
これらってATI Rage 128にしっくり合っていないのでしょうかね？

うちにもG4_AGP/450MHz があります。これ(MacOS9.2.1)の機能拡張を見てみたところ同じでした。Apple System Profiler で BootROM （OF のバージョン）は $0004.18f5 となってます。微妙にマシンが違うので同じではないかも知れませんが。うちのでは、OS9 のあと 10.3 にすると画面がしばらく出ないというような事はないです。
うーん、よくわかりません。済みません。

はにさん、お調べ＆レス、ありがとうございます。
私のYikesをApple System Profilerで確認すると、
ROM revision: $77D.45F6
ブートROMバージョン: 1.2f2
Mac OS ROMファイルバージョン: 8.7
となっています。
はにさんのG4_AGP/450とはOFのバージョンが違うみたいですね。
やはり、この辺の違いが影響しているのですかねぇ？
だとすると、Yikesユーザーは10.3ではみんな同じ症状が出てるはずですよね。
誰か他にYilesに10.3をインストした方っていませんかね？
私は仕事の関係で9.2.2も結構使いますので、
OSXと9をよく切り替えて使っています。
9.2.2から10.3に戻す度に強制再起動とP-RAMクリアをしなくてはならないでは、
精神衛生上あまり良くないと思うので、10.2に戻そうと思っています。
しかし、せっかく10.3を買ったのになぁ・・・。（涙）

やはり諦めきれず、今朝から再び検証を始めました。
OS9.2.2では何故かcmnd+optn+O+FでOpenFirmware画面が表示できない。
ここに解決のポイントがあるのではと思い、再度一から検証のやり直しをしました。
まず、OSX10.3をYikesから削除して9.2.2だけのマシンにして検証。
ダメでした。9.2.2オンリーでも全くOF画面が表示されません。
ならばもう一度Yikesを工場出荷状態にもどしてテストしようと、
増設HDDやPCIカード、メモリーなどこれまで自分で追加したものや
換装したものを全て取り除いて、OSもプリインストールだった8.6を入れました。
すると、おお嬉しいことに8.6ではOF画面がすんなりと表示されました。
それからOSを一つひとつアップグレード、アップデートしながら
アップする都度にOF画面が表示されるかどうかを確認していきました。
以下がその結果です。
　・OS8.6 -> OF画面表示OK
　・OS9.0 -> OF画面表示OK
　・OS9.1 -> OF画面表示OK
　・OS9.2.1 -> いつまで経ってもOF画面が表示されず
　・OS9.2.2 -> 同じく、OF画面が表示されず
てことは、9.1から9.2.1へのアップデートで
OF画面表示に関わる何かが変わっている。
9.1と9.2.1のそれぞれのシステムフォルダを開いて睨めっこ開始。
やはり、一番怪しいのはビデオカード用のATI関連の機能拡張ファイル類と考えて、
9.2.1のATI関連ファイルを9.1のものに一つずつ戻しながら検証していきました。
で、ついに元凶を突き止めました。
『ATI Driver Update』を9.1のものに戻すと9.2.1でもOF画面OKとなりました。
9.2.2でも『ATI Driver Update』だけ9.1のものに入れ替えてやるとOKでした。
ちなみに各OSの『ATI Driver Update』のバージョンは下記のとおり。
　・OS9.1の『ATI Driver Update』-> ver.1.6.8
　・OS9.2.1の『ATI Driver Update』-> ver.1.9.5
　・OS9.2.2の『ATI Driver Update』-> ver.2.0.4
つまり『ATI Driver Update』のバージョンが1.6.8を越えると、
Yikes搭載のビデオカードATI Rage 128では不具合が発生するようです。
再びマシンを現在の状態に戻して、10.3と9.2.2をインストール。
9.2.2の『ATI Driver Update』を9.1のもの（ver.1.6.8）に入れ替えました。
9.2.2->10.3への切替起動もスムーズに行えるようになり、
10.3インストールCDもすんなりとCキー起動が出来るようになりました。（嬉）
ここに辿り着くまでホント長い道のりでした。
しかし、 アップルさんよ、これぐらいのことはちゃんと検証して、
9.2.1アップデータや9.2.2アップデータのRead me書類や
アップルサイトの何処かにちゃんと明記しておくのが筋じゃないですかね。
Yikesユーザーはまだまだ沢山いるんだから・・・（いないか？笑）
Yikesユーザーのお方は『ATI Driver Update』にお気を付けあそばせ！！

上述のように、
『ATI Driver Update』を9.1に付属のver.1.6.8に入れ替える（バージョンダウンする）ことで
私のYikesの問題は解決されました。
ところが、『ATI Driver Update』をバージョンダウンしたゆえか、
画面表示のキビキビ感が以前よりももたついているように感じられます。
う〜ん、これは困ったと、ATI（www.ati.com）のサイトを訪ねました。
Yikesでも正常に機能する『ATI Driver Update』の1.6.8以上のバージョンはないかと探したのですが、
『ATI Driver Update』のアップデータってのは全く見つかりませんでした。
ただし、『radeon-0210』というアップデータがあったので、それをD/Lしてインストしてみました。
残念ながらそのアップデータには『ATI Driver Update』は含まれていませんでしたが、
それ以外のATI Graphics Accelerator、ATI Resource Manager、ATI Rage 128 3D Acceleratorなどが
2002年10月リリース版にアップデートされました。
アップル配布の9.2.2アップデータに含まれるATI関連ファイルは2001年版ですから、
それよりもバージョンアップしたものとなりました。
そして、画面表示のキビキビ感がもとに戻りました。いや少し早くなったような気さえします。
『ATI Driver Update』だけはOS9.1付属の2000年版（ver.1.6.8）で
その他のATIファイルは2002年10月版という構成です。これでストレスなく使えそうです。（微笑）
その後に、私の持っているiBook800にバンドルしている
9.2.2のATIファイルのバージョンはどうなっているのだろう？と気になりました。
確認するとATIサイトでD/Lした『radeon-0210』と同じく、2002年10月版でした。
ただし、『ATI Driver Update』だけはver.2.2.8と大きくバージョンアップしています。
アップルからD/Lできる9.2.2アップデータに含まれる『ATI Driver Update』はver.2.0.4ですから。
これはもしかして、この2.2.8バージョンではYikesの問題も解消さているかも・・
と、早速Yikesにver.2.2.8をコピーして使ってみたのですが、ダメでした。
OF画面は出ないわ、10.3に切替が出来ないわ。これまでの症状と同じです。
Yikesで正常に機能するのはver.1.6.8止まりなんですね。
Yikesはもう既に忘れられつつある存在なのか・・・。（苦笑）
＃きくちさん、はにさん、アドバイスありがとうございました。
とりあえず、一件落着です。

こんなのを見つけました
http://www.mib.co.jp/support/faq/DVItoADC.html
＞
DVIコネクタ付きのPower Mac G4シリーズに（ATI RADEONカードは除く）にDVI to ADCコンバージョンボックス経由でApple Studio Displayを接続している場合、Mac OS 9.2.1にアップデートすると画面がブラックアウトする場合があります。この場合ATI Driver Update機能拡張ファイルをMac OS 9.1に含まれるバージョンの機能拡張とに入れ替える事で解決出来ます。
＜
同様にRage128系のカードで9.2にアップデートするとDVI出力が出なくなりATI Driver Updateを古いものに戻すと治ったという話が別に見つかりました
データシートを見る限りPCIグラフィックスのG4にはDVI出力が無い様なので直接この件とかかわり合いは無いかもしれませんが、YikesというよりATI Rageカードの一部にこのようなドライバの不適合が有るのかもしれません
RADEONを入れれば解決するのかも？

あらぶです。
私の使用しているG3 B&W (M7553J/A)でも同じ症状が出ました。
G4(PCI)と良く似ているだけに当然かもしれませんが。。。
同じ対処法で解決しましたので報告します。
大変参考になりました。
ありがとうございました。