FireWireでWinとネットワークを構築する事について

おそらくIPアドレスを手入力にしていることに問題があるんじゃないかと思います。
ルータなしの直接つないでのネットワークだと、発行されるIPアドレスがそのたびに
変わるからです。FireWireの接続をなんどかやり直して、たまたま発行された
IPアドレスが、手入力のIPアドレスに一致したからネットワークが確立するという
ことなのではないかと思います。
システム環境設定＞ネットワーク＞FireWire＞TCP/IPで、「DHCPサーバを参照」
にして、それで表示されるIPアドレスを、Windows XP側で「＼＼xxx.xxxx.xxx.xxx」
と入力します。
逆は、Windows XPのコントロールパネル＞ネットワーク接続で（おそらく）
「1394接続」をダブルクリックすると、サポートタブに、IPアドレスが表示
されます。それをMac OS X側のFinder＞移動＞サーバに接続...で、
「smb://xxx.xxx.xxx.xxx」と入力してアクセスすると、おそらく成功します。

WindowsとMacintoshでIEEE接続しています。
WindowsからMacintoshにログインする方向で話を進めます。
Mac側の共有設定でWindows共有をチェック。
次にネットワーク設定で新規に設定を作りますが、プルタブを内蔵FireWire、
名称は適当に入力し決定します。
設定した項目の順位を一番上にもっていきます。
とりあえずここまで来たら表示プルタブから設定したIEEE接続を選択。
IPv4を設定は手動で固定しても良いとは思いますが、ここではDHCPServerを参照。
自動で自己割当IPとサブネットマスクが設定されますので今すぐ適用（ダメなときは更新してみてください）。
ここまで設定したところでWindowsに移ります。
Windowsから¥¥IP¥ユーザ名を入力して決定するとMacのログイン名とパスワードを求められます。
ログインが完了すると共有フォルダをマウントしますのでファイルを転送できます。
ただし・・・・
IEEEにも関わらず速度が出る場合とそうで無い場合があります。
10MB/秒以下、場合によっては数百KB/秒であったり待ち時間が出来たりもします。
これなら100BASEの方が何倍も良いのではないかなと思います。
一方MacからWindowsへログインする方法もありますが、マウントしたフォルダのなかのファイルすべてにアクセスできないことがあります。
半透明で表示されるのですが、選択すると消えて見えなくなったりします。

Windowsから＼＼IP＼ユーザ名を入力して決定するとMacのログイン名とパスワードを求められ
文字化けしてしまいましたが上記の ＼ は半角円記号です。

ご返答ありがとうございます。
手入力を行っている理由は使用するアプリケーションが固定したIP同士で接続
するものなので、手入力によりIPを固定しておりました。
DHCPを利用する場合ルータ等の様にNATをMACアドレスに固定といった機能が
ないと場合によってIPが変動してしまうため、マシンを起動するたびに１０分程度
アプリの設定を行わなくてはいけなくなり、不便だったためです。
現在、無線のIPはルータによってMACアドレスに固定しています。
それとは別にFireWireのアドレスを手入力しています。
DHCPサーバを参照する場合、参照される側がインターネットを共有する必要
があると思いますが、そうでなくてもDHCPとして機能するのでしょうか…？
また自分がやっているように、無線でそれぞれルータ経由でインターネット、
共有はFireWireで…というのは良くない事なのでしょうか？
それと、やはりWinを先に起動しないと、Mac側では「FireWireケーブルが接続
されていません」と表示されるものでしょうか？

> 無線でそれぞれルータ経由でインターネット、共有はFireWireで…というのは良くない
よくないですね。うまく動かすのは大変困難と思います（特に、GUI で設定する限りは）。というのは、どちらのマシンもインターネットへの経路が、無線を経由した直接のものと、IEEE 経由でもう1台のマシン経由して繋がるものと 2つできることになります。これは経路の管理をしっかりしないと安定に動きません（Mac OS X も Windows XP も、GUI では、そういう設定はできるように作られてません）。
それよりは、インターネット共有にする方が安定に動作します。インターネット共有にしていても、別に必ずしも、DHCP にしなければいけないということはありません。設定されているネットワークと矛盾しないものなら、固定で振っても構いません。

＞ 手入力を行っている理由は使用するアプリケーションが固定したIP同士で接続
するものなので、手入力によりIPを固定しておりました。
Mac、Windows双方を手入力でIPアドレスを入れたところ、問題なくFireWireに
よるファイル共有が双方向でできました。最初のわたしの仮説は間違っていた
ことになります。すみません。
＞ DHCPサーバを参照する場合、参照される側がインターネットを共有する必要
があると思いますが、そうでなくてもDHCPとして機能するのでしょうか…？
必要ないでしょう。まったくそこを触らないで検証を行っているところです。
＞ それと、やはりWinを先に起動しないと、Mac側では「FireWireケーブルが接続
されていません」と表示されるものでしょうか？
FireWireのコネクタを抜き差し、で認識してもらえると思いますが……

今日一日時間があったので、MacとWinのファイル共有を、無線LAN、100BaseT、
FireWireそれぞれの接続で実験してみました。
結果、
(1) 「DHCPサーバを参照」にしていると、接続がうまくいかない。
(2) IPアドレスを固定にしたほうがいい。
(3) 複数の接続を有効にしているより、単独の接続のみ有効にしたほうが
安定する。
このように感じました。
Mac OS Xだと、アップルメニューの「場所」でネットワーク接続環境を
ワンタッチで切り替えできるのでいいのですが、Windows XPにも同様の切り替えが
できると便利かなと思います。
ところで、常時GB単位のファイル共有を行い、かつ無線LANによるインターネット
接続を安定して行いたいのでしたら、若干の出費で次のような環境を作っては
いかがでしょうか？
（インターネット）＝ モデム ＝ ルータ兼無線LANベースステーション 〜〜（無線）
〜〜 無線LANアクセスポイント兼ルータ ＝ ハブ ＝ Mac、Windows
ところで、100BaseTとFireWireでは、転送速度に差がないんですね。前者のほうが
速いと思ってたんですが。

GB 単位のデータをやり取りするのなら、Windows もノートとかではなくてデスクトップかな？、と思いますが、もしそうなら、1000Base-T のカード（最近はずいぶん安価に入手できます）を刺して使う方がいいのでは？
GB イーサで接続すれば、最近の高性能マシンなら、30 - 70 MB/sec ぐらいの速度は出ますよ（さすがGB になると、転送速度も、両方のマシンのバスの速度、HDD の速度、cpu の速度などの影響を受けますので、120 MB/sec も出るのは見たことありません。100Base-T だと、10 MB/sec 程度は出ます）。FW だとこの半分ぐらいしか出ないのでは？

WindowsとMacをIP over IEEE1394 接続したことはありませんが、Mac同士ならありますが、さすがに理論値の50MB/sは通常のfirewire関連製品と同じくでませんでしたが、外付けHDと同じぐらいの体感速度(恐らく20〜30MB/sぐらいかな？)でコピーなどできましたよ。
理論値では 100BASE-T は100Mbpsでfirewireは400Mbpsでfirewireの方が高速だと思いますが、実測ではどうかという問題はありますけどね。
MacとWindowsだと違うんですかね？

インターネット共有にして FW を使うのが簡単と思いますが。
DHCP でアドレス固定にすることはできます。NetInfo で設定できます（やり方はターミナルで、man bootpd とすれば書いてあります）。
OSX をシステム環境設定から設定して使う場合には、インターネット共有以外で、2つのネットワークを安定に使うのは大変むづかしい、というよりそういう使い方を設定できるように作られてないです。

皆さん色々なご意見、大変感謝いたします。
わざわざ色々実験までしていただいて、なんと申し上げてよいやら。
当方は音楽関係の仕事をしており、兼ねてから複数の(十数本）ケーブルが近距離
のMacとWinの間を埋めているのがわずらわしく、それをErtherケーブルにまとめ
てしまうアプリを使う用になりました。100BASEだと頻繁に音の取りこぼしを
してしまうので、速度を上げる為にFireWireを使って接続をこころみていました。
その後、1000BaseTのボードを買ってきて、ギガビットErtherでネットワークを
行う事にしました。ところが、FireWireに比べ確実に転送速度が速いにもかかわ
らず、音の取りこぼし(音がなりっぱなし、音がならない等）が多く発生しました。
どうやら実質的な転送速度よりも他に何かFireWireの利点という物があるようで
す。結果的にFireWireに戻る事になりました。
ひょっとしたら、FireWireは転送速度こそ速くないもの、転送エラーやデータ
劣化が極めて少ないのかもしれません。仮にエラー補正を行い再度データを転送
しても音楽のようにタイミングにシビアな物は、再転送しても間に合わない…
ということなのかもしれません。あくまで個人的な憶測ですが…。
いまは何故か安全に動いているのですが、いつまたおかしくなるかも知れません
…。そのあたりは何とかこらえて使っていこうと思います。
余談ですが、マシンを格納しているケースが部屋の奥にあるので、
ケーブルを抜き差しするのが難しく、FireWireハブを買おうかと思います。
みなさん本当にありがとうございました。

>どうやら実質的な転送速度よりも他に何かFireWireの利点という物があるようで
す。
IEEE1394はマルチメディアデータのリアルタイム転送に適（又は特化）した同期転送モード（アイソクロノス転送モード）を持っていますので、その所為かも知れません。
これが、sonyがデジタルビデオカメラにIEEE1394を採用した主たる理由であると聞いています。