Pantherが起動できなくなった

マウスボタンを押しっぱなしで起動／再起動するとドライブトレイが開きます
から、CキーでCD起動させてディスク／アクセス権修復を試してみてはどうで
しょう。
または、お書きになっているコマンドラインのところでfsckが実行できるはす
です。
FileVaultを設定なさってましたか？

master.passwdで検索をかけたら、このエラーにはまった人は共に
その前にNortonを使用していたようなのですが、使用しませんでしたか？
（ん？　たまたまかな・・・）
画面が真っ黒、立ち上がりません (2003/10/29 1:34pm)

起動停止.. (2003/11/05 1:54am)

あと、TILでこのようなのを見つけたのですが参考にならないでしょうか？
TIL【Mac OS X: Mac OS 9 から起動して「etc」や「var」ディレクトリのエイリアスを削除したときの問題】
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=106908

1) OS 9 での起動
パーティションを分けているとのことなので、option キーを押して起動
すれば、起動ボリュームを選択できます。
起動できたら、ハードディスクの最上位に etc という白紙ファイルが
あるかないか確認してください。
ない場合、シンボリックリンクが破壊されている可能性があります。
以下の 2) の項目でこれを再構築します。
2) シンボリックリンク構築(OS X で起動
＞sh-2.05b#
この状態は、ターミナルではなくコンソール画面です。
以下の記事に従ってください。
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=106908

Hayashiさん、レスありがとうございます。
CD起動してディスクユーティリティでディスクとアクセス権の修復をしてみたところ、ディスク修復で「ボリュームヘッダに若干の修復が必要です」と赤文字表示され、「修復に成功しました。」のメッセージ。最後に
２個のボリュームの修復を試みました
　１HFSボリュームを修復しました（←緑文字）
　１ボリュームを修復できませんでした（←赤文字）
という結果でした。
さらにアクセス権の修復も実行し、その後に10.3HDから再起動してみましたが改善しませんでした。
もうひとつのfsckの実行ですが、fsckと入力すると
　** /dev/rdiskOs9
　** Root file system
　** Checking HFS Plus volume.
　fsck_hfs: Volume is journaled. No checking performed.
　fsck_hfs: Use the -f option to force checking.
　-sh-2.05b#
という文字列が出ました。このあとどうすればいいのでしょうか？　コマンドライン入力は不勉強でおっかなびっくりです。
ご指導いただけると有り難いのですが…。

HALさんPowerBambooさん、レスありがとうございます。
同じような状況になっている人が結構いるんですね。私の場合、ＯＳ９ボリュームでNortonを使っていて、システム終了時にFile Saver Assistantがディレクトリを更新するようになっているんですが、その時に「10.3HDで重大な問題を発見しました」とのメッセージが出たので、思わず「修復する」ボタンをクリックしてDisk Doctorをかけてしまったのです…。
思えば、その後10.3が起動できなくなったのです。
Nortonは10.3に対応していないので10.3のHDからは全て削除したばかりだったのにぃ〜〜。うかつでした（泣）。
起動マネージャーも効かない状態です。みなさんの助言のおかげでCDからは起動できる状態になったのですが、10.3HDから起動できない状態が続いています。解決できるよう頑張ってみます。
引き続き、ご助言をよろしくお願い致します。
ちなみにFile Vaultは使っていません。（デフォルトのOFFのままです）

シンボリックリンクというは、エイリアスと似たものですが、同じものでは
ありません。OS 9 のノートンは、OS X のシンボリックリンクを誤認して
誤った修復をかけてしまったのかも。
＞CDからは起動できる状態になった
Panther から、X CD 起動時に起動ディスクを選択できるようになったので
それでOS 9 を指定して起動できるかやってみてください。
もちろん、OS 9 CD でも同じことができますが。
01:21 追記:
シンボリックリンク云々より、ボリュームの修復が先でしたね。
a) シングルユーザモードで起動(command + S)
b) 入力待ちになったら、
fsck -fn
これでとりあえずどんなエラーが出るか見てください。
一気に修復したいのなら、
fsck -fy
です。これをエラーがでなくなるまで繰り返してください。

Nortonを掛けてしまったとのことなので、復旧は難しいかもしれないですね。
外付けのドライブかなにかあれば、CD起動した時点で大事なファイルなどを
まず退避しておきましょう。
コマンドプロンプト-sh-2.05b# のあとに fsck -y と入力するとディスク修復
が数分間走り出します。「....appears to be OK」と最後に表示されるまで数回
試してみてください。
（ジャーナル化していれば fsck -f と入力します。)
9かXかどちらかだけでも復旧すれば幸いですが、最終的には初期化 > 再インストールが
必要かもしれません。
9だけでも起動できれば、Xのファイルは全部見えるのでサルベージはいくらか
できるかもしれません。

＞（ジャーナル化していれば fsck -f と入力します。)
msg # 1.1で既に書かれています。
＞fsck_hfs: Volume is journaled. No checking performed.
　fsck_hfs: Use the -f option to force checking.
Panther は標準フォーマットが`journaled & HFS+' ですから、
ユーザは通常それを意識していないでしょう。
下に書きましたが、強制的に修復する場合は、シングルユーザモードで
明示的に起動後、
fsck -fy
です(通常のメンテナンスでは、fsck -fn)。

PowerBambooさんに助言いただいたCD起動時のディスク選択でOS 9から起動できました。
それで、HALさんにも助言いただいたTILファイル106908の「シングルモード起動で〜」の一連のコマンド操作で修復後、OS 9から起動して10.3HDを開いてみたところ、「var」という白紙ファイルはできていたのですが、「etc」というファイルは見当たりません。もう一度同じ作業をしてみましたが、「var.delete」というファイルが追加されていて、「etc」ファイルはやはりありません。
「var.delete」というファイルは削除したほうがいいのでしょうか？　また、インストールCDの中にも「etc」という白紙ファイルがありますが、これを10.3HDにコピーしてもダメなんでしょうか？〈素人考えですが(^^;)〉

> インストールCDの中にも「etc」という白紙ファイルがありますが、これを10.3HDにコピーして..
ちょっとどうなるか？
これらは単なるシンボリックリンクですから、sh# のプロンプトで以下のように入力してやるだけで作れます。
まずどのシンボリックリンクが無くなっているか確認します。
ls -l / とします。すると、
etc -> private/etc
mach -> /mach.sys
tmp -> private/tmp
var -> private/var
などと出てくるはずです。（他にも出てきますが、これらがあるかどうかです）。ないものがあれば（例えば、etc -> .. がなければ）、
ln -s /private/etc /etc
とします。以下、上の4つが全部揃うようにして、最後に reboot してみてください。これでダメなら、再初期化、再インストールする方が速いかも。

はにさん、レスありがとうございます。
ご助言の「ls -l /」コマンドで表示された文字列の中に「etc」「mach」「tmp」「var」が全て表示されています。ということは全て揃っているということですよね。
でも、OS 9側から10.3HDを見てみると「mach」「mach.sym」「var」の３つしか見えません。「etc」だけが表示されないのです。
power Bambooさんご助言の「fsck -fn」「fsck -fy」コマンドも実行してみましたが、両方とも
　**The volume OS X10.3 HD appears to be OK.
と最後に表示されますのでエラーは無いようなのですが…。
これらを行ってrebootで再起動しても、やはり最初に書いたコンソール画面（ターミナルじゃなかったんですね。）になってしまいます。
もう、あきらめて、はにさんのおっしゃるように再インストールするほうがいいのでしょうね。
レスを送って下さったhayashiさん、HALさん、Power Bambooさん、はにさん、色々とご助言ありがとうございました。感謝です。

再インストール前のダメ元ということで・・・
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=106908
このページでは、/var のみ作り直すよう指示されていますが
/etc も作り直してみてはいかがでしょう？
1. シングルユーザモードで起動
2. 次のように入力 : mount -uw /
3. Returnキーを押す
4. 次のように入力 : mv /etc /etc.delete
5. Returnキーを押す
6. 次のように入力 : ln -s /private/etc etc
7. Returnキーを押す
8. 次のように入力 : reboot
9. Returnキーを押す

HALさん、追加レスありがとうございます。
そして、大感謝です。
「ダメ元」でとおっしゃっていましたが、これがビンゴ！　でした。「etc」を作り直すコマンドを実行してrebootしてみたところ、見事に10.3HDから起動できました。OS 9側から見た10.3HD内にも「etc」白紙ファイルが表示されています。
「etc」を作り直す作業だけが抜け落ちていたんですね。
本当にありがとうございました。
今回のトラブルで、コマンドラインでの作業など私にとって新しい経験ができ、色々と勉強になりました。
改めてレスを寄せてくださった皆さんにお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

「/etc/master.passwd: Not a directory」と「-sh-2.05b#」の組み合わせの問題はJaguar とそれ以前で何度も報告されていました。問題解決に手こずらせるカテゴリーの障害の一つです。さらに「-sh: /etc/profile: Not a directory」も出ています。『１ボリュームを修復できませんでした（←赤文字）』の場合は、通常は、Disk utilityでもfsckでも修復できません。『真っ黒な画面』との記述がありますが、よくある組み合わせは、濃いめのグレー画面です。『再インストールしようにもROMドライブのトレイも開けません。』だったとのことですから、真っ黒画面なのでしょう。画面異常がなくても、この症状の多くの場合はHDD の再パーティション化を余儀なくされたという報告もありました。
まだ問題が残存しているようですね、前項の複数ユーザー報告（USサイト）も踏まえ、次の手順を提案いたします。テクニックが要求されますので、自信がない場合は、修理センター依頼された方が安心です。重要：もしも、真っ黒画面ではなくてグレー画面の症状の場合、問題のマシンがiMac FPモデルでない場合は、以下を行わず、ご一報ください。途中で解決できた場合は、それ以降のステップを割愛してください。
１．作業しやすく、マシンに優しい環境（デスクや保護布など）を準備します。同時に、マシンについてきたトラブルシューティングに関する説明を事前に一読ください。
２．起動音の直後にCommand+Option+P+Rキー押し下げで、PRAMのリセットをして２回目の小高い音が聞こえたら、すかさずPantherまたはマシンに同梱されてきたシステムCDを入れて、そちらから起動するよう試みます。マシン底部のユーザーがアクセできるパネルを外す。電源がオンの状態で、PMU（Power Management Unit）スイッチの左横のLEDが赤く点灯しているかを確認。赤く点灯していれば、電源は正常にオンされている。このステップ終了時に、３と４を割愛して、５のステップ以降へ進む方法は、NKA-tyさん次第です。
３．あらかじめ、秒針の見やすい置き時計をそばに配置する。A/C電源コードを外す。再び、底部パネルを外し、今度はPMUスイッチを一度だけ押す。２度押すとPMUがクラッシュするので、十分な注意を。指（又は小道具）を離さない状態での２度押しも同じ結果になる。
４．１０秒間待ち、電源コードを接続する。<---PRAMはクリアされていることに留意。あらかじめシステムCDを差し込んでいるので起動ボタンを押す。うまく起動した場合は、次のステップへ。起動しない場合は、通常は内部ハードウェアに異常をきたしているので、修理センターへ出されるか、こちらへ再投稿してください。
５．Disk Utilityプログラムを立ち上げ、問題のHDDを「全データゼロ」オプションで再初期化する。その際に、必ず再パーティション化を行う。２分割の場合は以前とは割当サイズを少し変更する。
６．先に、Mac OS 9.2.2をインストールに必要な一定の作業を行う。終了後は、正常起動するかどうか確認する。
７．Pantherをインストールする。
８．サードパーティ製のソフトをインストールする際には、事前に10.3に対応しているか確認し、対応していないものはインストールしないこと。１日ほどアップル社のソフトなどで試用運転をする。試用運転の前に、Apple Hardware Test CDから起動して、内部ハードウェアに問題がないかどうかを確認しておきます。尚、OS 9用のノートンは、10.3に使用すると厄介なトラブルが起きます。

間に合ってよかった (^^)
そして今気づきました。
/etcを誤って削除してしまうと、エラーメッセージは
「/etc/master.passwd : no such file or directory（そのようなファイルやディレクトリは見つかりません）」
ですけど、今回の場合
「/etc/master.passwd: Not a directory（ディレクトリではありません）」
なんですよね。これってつまりは、
/etc がディレクトリとして認識されていない＝シンボリックリンクが正常に機能していない
わけで・・・。シンボリックリンクが壊れたのは、やはりノートンのせいと考えるべきでしょうね。
シマンテック社も「一部対応していません」としてますし、完全対応になるまで使用は控えた方がよいようです (^^)