MDD 10.4.7とUSB2.0拡張カードでOS障害発生の可能性あり
PMG4 MDD(FW800)でUSB2.0拡張カード(PCI)を利用している場合、
10.4.7にするとスリープの障害が確認できました。
確認できているUSB2.0拡張カード(PCI)
・ADAPTEC USB2CONNECT2000LP(PCI USB2.0拡張カード)
搭載コントローラーチップ:NEC (P)D720101GJ , 0342EPA10
・mathey(株式会社デンノー) MPU2C-05 (PCI to USB2 Card)
搭載コントローラーチップ:NEC (P)D720101GJ , 0541PPA28
*USB2.0拡張カード単体をPCIスロットに差し込んだだけの状態では問題発生確認できず。
USB2.0周辺機器を接続した場合に問題が発生する模様。
障害発生条件
ケース1
USB2.0拡張カード単体をPCIスロットに差し込んだ状態かつ、AppleCinemaDisplay20インチのUSBケーブルのみを接続
↓
CinemaDisplay側の輝度調整ボタンをOS側で認識できず(CinemaDisplay単体での輝度調整は可能だが、OS側で認識できない為に輝度レベル表示がなされない)
ケース2
USB2.0拡張カード単体をPCIスロットに差し込んだ状態かつ、USBハブを接続してOS側でスリープ操作を複数回(初回では問題発生しない)する。
↓
スリープ操作直後にOSがフリーズ。カーソル等も完全に止まり、強制電源オフするしか方法が無い。
参考
10.4.6までは問題発生しませんでした。
(OSの使用上、USBマスストレージディバイスを認識させたままスリープ移行はできません)
フリーズする時のスリープ操作直前、アクティビティモニタでは"karnel_task(root)"が70%前後もの負荷を持ち続けている。
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現時点での回避方法は10.4.6にOSをアーカイブインストールしなおす。
Apple、ADAPTEC様には報告済み。
NEC製の同USBコントローラーチップで同様の障害が発生する可能性もありますので、10.4.7へ移行するユーザーはご留意下さい。