まだOSXを使い始めたばかりでよくわかっていないことだらけなので、アドバイスをお願いします。
年末に購入したMBPのHDDが容量不足になりつつあるため、近々内蔵HDDの入替えをしようかと考えています。その作業に着手するにあたり、下記について教えて下さい。
(1) OSXには、現行の環境を引き継ぐための方法として、a)ディスクユーティリティーの「復元」を使う、b)移行アシスタントを使う、の2つが備えられているんだと思っていますが、この解釈は正しいでしょうか？
(2) a)の方法を使うなら、入替えの前に新しいHDDをUSB接続するなどしてイメージを作成後にHDDの入替えを行う、という手順でいいでしょうか？
(3) b)の方法なら、最初に新しいHDDに入替え、その後、新しくOSXのインストール、最後に移行アシスタントを使って現行の環境を移す、という手順でいいでしょうか？
(4) a)、b)の方法によって作られる環境に何らかの差異が生じるのか？、また、作業時間が大幅に変わるのか？ということも知りたいです。
以上、4点について、教えて頂けると幸いです。
chiroさん
(1)そのとおりです。
(2)復元の場合はHDDの内容を丸ごとコピーすると思えば、イメージしやすいと思います。なので、イメージを作る必要は特にないです。もちろん、バックアップの意味を込めてイメージを作るのも良いですが、システムを丸ごとバックアップするだけの容量が必要なので、現実的ではないと思います。
復元を行う際は、必ずシステムDVDから起動してディスクユーティリティにて実行が必要です。システム起動しているドライブはコピーできない為です。なので、手順として一番簡単なのは、付属DVDでMacを起動してから内蔵HDDの内容を外付けHDDへ「復元」でコピー後に、HDDの置換を行うと良いと思います。
#追記：HDDの内容をディスクイメージにしてから復元を行うと、アクセス権に問題が出て、不可視ファイルが見えてしまう様になります。
(3)移行アシスタントは、環境を移動すると思えばイメージがしやすいと思います。手順的にはchiroさんの思っている方法で問題は無いですよ。ただし、外付けHDDを繋ぐときはFireWireを利用しないと認識してくれません。なので、HDDケースがUSBしかついていないならば(a)の方法がコストはかからないと思います。
(4)a)の方法だと、完全なるコピーになるので今使っている環境と全く同じになります。b)の場合だと、アプリケーションフォルダに入っていないアプリケーションは移行されない場合が有るみたいです。
作業時間はa)よりもb)の方がいくらか短いですが、せいぜい2時間程度の差だったと記憶しています。むしろ、b)は失敗すると最初からやり直しなので、私ならばa)の復元を使います。
以上、参考になれば幸いです。
> (1) OSXには、現行の環境を引き継ぐための方法として、
ちょっと感覚が異なります。
復元は現在のHDDをそのまま別のHDDにコピーします。現行の環境を引き継ぐというより、クローンを作成するものですね。それに対して、移行アシスタントは、環境設定やインストールされているアプリケーション等を新しくインストールされたOSに移行するもので、環境を引き継ぐものです。
HDDの換装なら、復元が便利だと思います。
移行アシスタントの方は、マシンを買い換えて旧マシンの環境を新マシンに移したいとか、OSをインストールし直して、環境設定するのが面倒くさいとかの時に使うものかと思います。
> 入替えの前に新しいHDDをUSB接続するなどして
私なら、HDDを換装して、古いHDDを外付けHDDケースに入れ、外付けHDDから新しい内蔵HDDに復元をかけます。
＃まぁ、この辺の順番は好みの問題でしょう。
> (4) a)、b)の方法によって作られる環境に何らかの差異が生じるのか？
環境といってよいかどうかわかりませんが、明らかに異なります。復元は元HDDのクローンですし、移行アシスタントは新規にインストールされたOSに旧環境を移行したものです。
NO.9さん、回答ありがとうございます。
私が(3)として書いていた方法と、NO.9さんが書かれた最初にHDDを換装してしまう方法では、具体的に何が変わるんでしょうか？また、この方法の場合、復元を実行するためにどうやってOSを起動するんでしょうか？
chiro さん
横から失礼します。
＞私が(3)として書いていた方法と、NO.9さんが書かれた最初にHDDを換装してしまう方法では、具体的に何が変わるんでしょうか
順番が違うだけみたいですよ。
＞また、この方法の場合、復元を実行するためにどうやってOSを起動するんでしょうか？
購入時に入っていたインストールDVDからインストーラを起動して、メニューバーからディスクユーティリティを起動する事が出来るのです。
※一番最初の書き込みのときに書いたのですが、解りにくかったようですね。。。すいません。
私も確実にNO9さんと同じ方法をとります。
chiroさんが(3)として書いた方法はよーするに移行アシスタントを利用して「ユーザー環境（アカウント）を自動で移行する」というモノです。基本的にユーザー環境の移行なので、移行されないモノが有る場合があるという事と、自動という事で想定していない様な状況が合った場合に無視されたりおかしくなったりする場合がある（つまり不健康な状態は更に不健康にする場合がある）という注意点もあります。バックグラウンドで動作している類いのユーティリティーやドライバー、カスタマイズ系は全て予め外してなるべく初期状態に近い状態で実行された方が宜しいかと思います。また、当然新しいHDDにOSのInstall作業が必要です。つまりその後アップデート作業も必要になります。
# 移行アシスタントの一番の利点はOSバージョンが違っても、違うハードウェアからでも移行可能、という部分でしょう。PPC iMac → MacBookの様に。
一方私やNO9さんPoting Zionさんも「私ならこっち」と書いている方法は「復元」なので今のHDDの内容をそっくりそのまま別な大容量のHDDにコピーするモノです。今の状況をそのままなので、何も考える必要がありません。単に今まで使っているのが大容量に変わるだけです(^^
【手順】新しいHDDをまず内蔵し（まだ空）、取り出したHDDをFireWireな外付けHDDケースにいれれば（IntelMacならUSB HDDケースでも可）、外付けHDDの方から起動出来ます。optionキーを押しながら電源キーを押すと起動可能な一覧が出ますので外付けHDDのOS Xを選んで起動すれば良いだけです。後は単に復元を使って外付けHDDの内容を、内蔵の新しいHDDに復元すれば良いだけです。復元が完了後、外付けを外して起動し起動ディスクの指定し直しをすれば、OK。何事も無かったように普通に使えます。どんなカスタマイズをしていようが、どんなドライバーが入っていようが関係ありません。簡単確実。HDD換装ならこちらをお勧めします。というか普通こちらです。
# ちょっとつっこみ(^^;;;
>> 私が(3)として書いていた方法と、NO.9さんが書かれた最初にHDDを換装してしま
>> う方法では、具体的に何が変わるんでしょうか
>
>順番が違うだけみたいですよ。
(3) が移行アシスタント、NO9さんが復元なので、全然ちがいますよ(^^;;;
> 購入時に入っていたインストールDVDからインストーラを起動して、メニューバーからディスクユーティリティを起動する事が出来るのです。
いえいえ、下に書いたように、取り出したHDD（OS入り）から直接起動しちゃえば良いのです(^^
usadii3 さん
あ。。。。ほんとですね（苦笑）
ツッコありがとうございます！！
寝不足でこんがらがってしまってたようです。
文章はちゃんと読んでから書かないとダメですね。。。反省です＾＾；
＞いえいえ、下に書いたように、取り出したHDD（OS入り）から直接起動しちゃえば良いのです(^^
あれ？でも、システム起動しているHDDの内容を「復元」でコピーできましたっけ？
usadii3さんが下に書かれた内容だと、外付けHDD（仮にDドライブ）から
システム起動している状態でディスクユーティリティを使って、
内蔵HDD（仮にCドライブ）にデータを復元するんですよね。
もしかしたら私の記憶違いかもしれませんが、起動中のシステムが入ったHDDのデータを「復元」で別HDDにコピー（復元）は出来なかったと思います。。。
自分で試してみたいのですが、外付けHDDを持ってないので出来ないんです＾＾；
そこのところがお解りになれば、素朴な疑問に回答いただけると幸いです。
> 起動中のシステムが入ったHDDのデータを「復元」で別HDDにコピー（復元）は出来なかったと思います。。。
出来るんですよ(^^ 便利ですよね(^^
# あたしゃいつもこれです。MacBookですでに２回やってます。購入時にHDD換装で一回、HDD突然死に見舞われて1回（泣）
＞出来るんですよ(^^ 便利ですよね(^^
おぉぉぉぉぉ!!! すごく便利ですね!!!
一つ賢くなった気がします(^^
何かの機会に試してみたいと思います。
良い情報をありがとうございました。
> 後は単に復元を使って外付けHDDの内容を、内蔵の新しいHDDに復元すれば良いだけです。
復元ソースから起動した状態での復元は失敗する場合があるので、インストールDVDから起動した状態での方が確実なようです。
ただし、intel Macの場合インストールDVDから復元ができない場合がある（最近のは大丈夫なのだろうか？）ので注意が必要です。
【Intel-based Macs: インストール DVD からの起動時にディスクユーティリティでドラッグアンドドロップができない】
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=303694
これに該当してしまった場合は仕方がないので、復元ソースから起動した状態で復元操作をするしかないかと思います。
アンチウィルスソフト等バックグラウンドで動作するアプリケーションは誤動作を招く可能性があるので極力動作させないように、できればセーフブートで起動した状態で復元操作を行うのがいいかもしれません。
あと細かいことですが、私は先に新HDDを外付けケースで接続して復元（外付けの場合、Appleパーティションマップでも起動できてしまうので、復元前にGUIDパーティションテーブル＆Mac OS 拡張(ジャーナリング) でフォーマットしておくのが確実、あと「このボリューム上の所有権を無視する」のチェックを外しておいた方がいい？ いつか確認してみたいと思いつつまだ未検証ですが）、復元先から起動することを確認してから換装するようにしています。
換装前に復元でコピーを増やしておいた方が万が一のトラブルでもデータを失うリスクが少ないということ（それ以外の場所にもバックアップを残しておくのが一番間違いないですが）と、新HDDに初期不良がないとは限らないというのがその理由です。
MacBookなら換装が楽なのでどちらでも手間はさほど変わらないですが、iBookとかだと換装してから起動しないとかだと気が遠くなるので・・・ (^^;
結局は好みということになるので、どちらが正しいというのはないのですが一応ご参考まで (^^)
> 換装前に復元でコピーを増やしておいた方が万が一のトラブルでもデータを失うリスクが少ない
そうですね。確かにその方が確実でしたね。
> 復元ソースから起動した状態での復元は失敗する場合があるので、インストールDVDから起動した状態での方が確実なようです。
これに関して先の私のreplyの補足と経験からの話しですけれど、復元ソースから起動した状態での復元は、出来るといってももちろん復元中にヘビーには使わない事、ちょっとWeb閲覧、Mail確認ぐらいなら大丈夫なようです。あとはスリープに入らないようにしておく事。HALさんも書かれたようにバックグラウンドで動作している類いのモノは外し、増設機器も必要以外は全て外します。といっても、Intego製品動かしっぱなしで何度も復元やってますがIntego製品が裏で動いていたくらいでは失敗しないようです。
# まぁ失敗しても復元の場合は元があるのでいつでも仕事は出来ますし、復元やり直せば良いだけですし(^^
# Install DVDからの方が安全である事には変わりない、かな。（私のは出来ないのですが（泣））
> 出来るといってももちろん復元中にヘビーには使わない事、ちょっとWeb閲覧、Mail確認ぐらいなら大丈夫なようです。
一応対外的に失敗する場合があるのでと話ましたが、普段はそのままの環境で復元してます (^^;
# あまのじゃくなので、してはいけないと言われるとできるとというし、できるよといわれると失敗する場合があるのでと発言してしまうのです
私の環境で確実に失敗するパターンは、コピー中のファイルに変更が入る場合で、特にホームフォルダのコピー中にヘビーな使い方をすると失敗するので、ホームフォルダのコピーに入る頃（かなり後半部分）におとなしくするようにしています。
でも、人に勧める場合はやはり確実な方法で・・・ということでの先の発言です (^^)
# MacBook C2DのインストールDVDでは復元ができたのか・・・覚えてないんですよね。確認したはずなのですが。時間が空いたときにまた確認してみます。
> 一応対外的に失敗する場合がある
復元使う時は他の起動システム(インストールDVD や外付ドライブ)から起動するのが基本と思います。復元元のシステムで起動して復元した場合、復元終了後、復元先のシステムから起動できない事が1/3程度はあります。復元は結構時間のかかる処理なので、1/3 の失敗の確率は決して小さくないと思いますが。もっともこれは大分前の数字なので、今はもっと改善しているのかも知れませんが。
もう一つは、他の起動システムで起動してやると、復元中、復元元はアンマウントされますので、復元の速度が段違いに速いです。
インテルマックでは、インストールDVDで起動しての復元は出来なかったと思います。
Intel-based Macs: インストール DVD からの起動時にディスクユーティリティでドラッグアンドドロップができない
みなさん、親切な回答をありがとうございました。
あまりにもたくさんの方から有益な回答が書き込まれていて、びっくりしました。これだけでもMacを使い始めた甲斐があったと思います。
早速試してみます。ありがとうございました。
はにさんがおっしゃるように、DVD起動でやった方が、作業がすごく速いように思います。
私のところのインテルマック（初期型MacBookPro）に付属のインストールDVD(10.4.5)から起動した場合も、ディスクユーティリティーでは復元先デバイスを「復元先」フィールドへドラッグする操作ができません。（最近のモデルに付属のディスクユーティリティーでは出来ると聞きましたが、私は持っていないので、確認していません。）
さて、ドラッグ出来ない場合ですが、ディスクユーティリティーはあきらめて、DVD起動のままターミナルを起動して、
asr restore --source /Volumes/ソースのHDの名前 --target /Volumes/復元先のハードディスクの名前 --erase
とすると、DVD起動で復元ができます。先日ハードディスクを交換する際に、実際にこの作業を行いましたが、90ギガほどの内容がありましたが、１時間で作業が終わりました。
ただし、ソースとターゲットを間違えると空っぽのハードディスクの内容で、大事なハードディスクの内容を上書きする事にもなり得ますので、注意が必要です。
この点は、ディスクユーティリティーを使う時も同じですが、GUIで視覚的に判断する方がミスが減るかもしれません。
復元 or 移行アシスタント？
