Windowsで文字化けしないzipを作る
Mac標準のZIP圧縮では、WINで解凍すると、日本語ファイル名が文字化けする問題が知られています。
圧縮しないで送れば問題はないのですが、DXF、aiやEPSなどのテキストファイルを送る際、送信経路でファイルが破損するのを避ける為、圧縮したい場合があります。
またウチの場合は、客先で使用しているグループ・ウェアで受信すると、テキストの添付ファイルが本文と紛れる問題が有り、"DropLHa"でLZH圧縮を使用してきました。しかし個人が相手だと、解凍ツールを用意し学習してもらわなければなりません。
「Windowsで文字化けしないzipを作る」が、これらの問題を解決しますので、ご紹介します。
準備として、次のサイトから"convmv-1.12.tar.gz"等をダウンロードし、解凍したフォルダの中のファイル"convmv"を取り出し、アプリケーションフォルダ直下に入れておきます。
Index of /linux/convmv
http://www.j3e.de/linux/convmv/
アップルスクリプトで作られた実際のツールと解説は、次の開発者のサイトをごらん下さい。
Windowsで文字化けしないzipを作るAppleScript
http://27-75-31.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/windowszipapple_d900.html
元ネタは、次です。
高橋敦の「Macでいいじゃん!」第19回
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0808/11/news057.html
このZIP圧縮の問題は、WINの日本語化の際、ZIP圧縮でファイル名がシフトJISであると仮定したことによると思っているのですが、事実については識者のご指摘をたまわりたいと思います。
なおZIP圧縮を別として、ファイル名自体の実装の問題もあるようです。
添付ファイルにおける日本語のファイル名に関して
http://www.emaillab.org/essay/japanese-filename.html
追記:
"convmv"をUNIX本来の場所にインストールし、ターミナルで使えるようにするには、次のようにするらしいです。
1. convmv-1.12.tar.gz をダウンロードしてデスクトップで解凍。
2. ターミナルで解凍したフォルダに移動して、次のコマンドを実行。
make
sudo make install
付記:"convmv"とはファイル名の文字コードを変換するPerlで書かれたスクリプトのこと。