過去のバックアップ分を削除することは？

　タイムマシンの作成するフォルダは少し特殊な構造になっていますので、
Finderでの操作ではバックアップしたもの以上のものを引っ張って
きてしまいます。
　過去分の削除はタイムマシンが自動的に行いますので、放って
おけば良いです。

木藤さん、ありがとうございます。
余計なことをしてはいけない設計だということはよくわかりました。バックアップ分以上のものを引っ張ってくるので危険だということでしょう。今回のように１度取り出してしまった日付のファイルは２度と戻せないようなので、余計なことはするべきでないのもうなずけます。
でも気持ちの一方で、少し間引きしてやりたくなるのですが…。例えばですが、過去１ヶ月分まるまるは「いらない」ので、過去分を１週間分でも削除すると、その削除したところから新たなバックアップが始まるとは考えられないのでしょうか？
…将来的に、タイムマシンのバックアップのサイクルを、利用者が選べるようになると嬉しいですね。
わがままな投稿で済みません。

　えっと、ディスクの空き容量がある限りという但し書きが付くようですが、
過去一ヶ月を超えたものは最初のバックアップから一週間毎の一つは残りますが
それ以外の分は削除されますので4〜5個のバックアップ/月と、なります。
　同日に複数バックアップされたものも翌日以降のタイムマシン実行時に削除されます。
　なので、バックアップ量にも依りますが、ディスク空き容量が逼迫することはあまり
無いのではと楽観しています。

>少し間引きしてやりたくなるのですが…。
Timemachineでは、時系列で複数の日時のフォルダが作られ、各フォルダに重複してファイルが格納されているように見えますが、実際には、同じ日付の同じ名前のファイルは１つしか記憶されていません（参照：ハードリンク）。いわゆる差分バックアップとも異なります。
ですから、見掛け上、複数のフォルダに登録されていても、ディスク容量を消費しません。ダブリだからファインダ上で消そうとするのは、ある種、無意味です。
ファインダ上のコピーでは、この機能を実現できないので、戻せません。
>利用者が選べるようになると
利用者に手間をかけさせない、というコンセプトなのと、手間をかけるメリットがどどの程度あるかですね。
周期等を変更できるユーティリティもあるようですけど。おかしくなっていて、いざ利用しようとして使えないと、目も当てられないことに。

タイムマシンを起動して削除したい日を表示し、ツールバーのアクションメニューから削除できなかったでしょうか？
いま手元にバックアップディスクがないので確認できないのですが。

木藤さん、abcdefg さん、タイムマシンは差分バックアップとも異なる、複雑な機構なのですね。そしてそれほど容量を消費しないのなら、「間引き」もあまり意味をなさないですね。
K-mura さん、削除したい日だけを正規な方法により削除できるシステムになっているということですか？タイムマシンでは過去のフォルダやファイルの復元はできますが、ある１日分をまとめて削除、というのは、ちょっと確認した限りでは分かりませんでした。

そうそう、今タイムマシンの環境設定を見ているのですが、過去24時間の１時間ごとのバックアップ、そして過去１ヶ月の１日ごとのバックアップ、これらは今までも大変助けらましたし、感謝しているのですが、「バックアップディスクが一杯になるまでの」一週間ごとのバックアップというのは、本当に必要なのでしょうか。バックアップディスクを一杯にするほどのバックアップが、どれほど必要か、疑問です。そこに反応して、私はついつい自分で過去のファイルを消去したくなってしまったのでした。
こうして書いてみると、自分が子どもみたいですが。（苦笑）

>それほど容量を消費しないのなら
abcdefgさんが書かれていますが、「まったく」容量を消費しません。
毎時間ごと、毎日、毎週、バックアップしているように見えますが、「更新日が同じ同名のファイル」は、１つしかありません。
あとは、そのファイルの「影」が、毎時間、毎日、毎週のフォルダに存在するだけです。
タイムマシン機能がバックアップファイルを削除する際、この「影」を削除します。本体のファイルには手を付けません。そして、影がすべて削除されたときに、はじめて本体のファイルが削除されます。
「影」といってもお馴染のエイリアスの場合、数KB程度の容量を消費します。
しかし、タイムマシンで採用された機能（UNIXのハードリンクの類似機能）では、余分な容量をまったく消費しません。
つまり、ファイルを新規に作成しなければ、何年使っても、タイムマシン用HDDの空き容量は減りません。（実際には、パソコンを使う以上ファイルを作ることがあり、その分だけタイムマシン用HDDの空き容量を消費します。）
P.S.
>ある１日分をまとめて削除
タイムマシン用HDDのフォルダを開けて、自分で削除すれば可能です。
ですが、これを行ってもHDDの空き容量にはさほど効果がありません。理由は上記のとおり。
悪影響はないと思いますが、アップル社が大丈夫と言っている訳でもないので、何が起きても自己責任でお願いします。

野尻さん、大変よく分かりました。ありがとうございました。
これまでCDやiTunesの曲などを倉庫代わりに溜め込んできて、外付けHDDの容量が一気にかさみ、それがタイムマシンで何倍にも増幅するようなイメージが自分の中に定着しつつあり、恐くなっていたのですが、皆さんのお話を聞いて、安心しました。

＞Time Machineのバックアップ分の中から、適当にピックアップして削除するような行為は決してしてはいけないものなのでしょうか？
してもかまいません。ただし削除はTMにおまかせ下さい。れんさんが手を貸されてはいけません。K-muraさんのご指摘の通り、以下の手順で任意の日付のバックアップをすべて削除できます。
1）Time Machineを起動して復元モードに入る
　↓
2）消したい日付のバックアップをクリックして、そのウインドウのツールバーのアクションメニューから「バックアップを削除」を選択
　↓
3）「選択したバックアップを完全に取り除いてもよろしいですか？」ダイアログが出るので「よろしい」ならば「OK」をクリック
　
これで目的の日付のバックアップがすべて削除されます。
特定のファイルのバックアップを削除したい時は、1)の後まずそのファイルを見つけて選択状態にしてから、2)、3)の手順を実行します。この場合は「(消したいファイル名)のバックアップを完全に取り除いてもよろしいですか？」というお問い合わせがあります。

れんさんへ
他の皆さんがコメントされているように、ムービーデータなど変更量の多い大容量ファイルをむやみに溜め込んだりしない限り、TMのバックアップディスクは結構長持ちします。その上、満杯になると自分で古いバックアップを削除して空き容量を作ってくれるので、放っておけばいつまででも（バックアップディスクが壊れるまで）バックアップを継続できます。自動継続したいユーザの中には、古いバックアップ削除時の警告もいらないので出さないようにしている人もあります。
私もデータの永久保存のためというよりはMac内蔵の起動ディスクが突然壊れた時の用心にTMを使っていますので、バックアップディスクの空き容量については心配したことがありません。特定の日に更新したファイルをその日のバージョンで保存しておきたい時は、TM以外のバックアップ手段（光学メディア等）を併用しています。
＞「バックアップディスクが一杯になるまでの」一週間ごとのバックアップというのは、本当に必要なのでしょうか。
クラッシュして初めてわかるありがたみ。

Sariさん
大変分かりやすく、ためになりました。
ありがとうございました。

＞タイムマシン用HDDのフォルダを開けて
次のような場合は、野尻さんがおっしゃるとおり、TMバックアップディスクを直接ダブルクリックして開き、消したい日のフォルダを選択してアクションメニューから「ゴミ箱に入れる」を実行した方が早いですね。
（またはcommand+delete）
a) 消したい日付のバックアップの内容が、消してもかまわないものだとあらかじめわかっている場合
b) 内容にかかわらずとにかく特定の日付／期間のバックアップをすべて消してしまいたい場合
「ゴミ箱に入れる」をクリック → 管理者パスワード入力 → 選択したバックアップがすぐにゴミ箱へ移動します。やっぱり惜しくなって拾いたい時はcommand+Zで移動を取り消して元の場所に戻せます。（やっぱり要らないか、とまた捨てる時もcommand+Zで移動のやり直し）

消したい日付の「バックアップを削除」したところ、その日付に含まれるファイルが全て削除され、ファイルが残っている筈のバックアップ日から参照できなくなりました。
Time Machineにトラブルが発生して起こったのが原因で、私の環境だけの現象かも知れませんが、ご注意を。

私は昨年の12月からタイムマシンを使い始めましたが、このトピックに書いたように故意に過去のバックアップファイルを、少なくとも１度は間引くつもりで削除してしまいました。ところがその後、最も古いバックアップが消滅し、以後何もしていないのに、外付けHDDが一杯になったせいか、何度か最古のバックアップが自然消滅するようになり、今のところ1月17日の時点でかろうじて留まっています。結論としては、タイムマシンの過去のバックアップについては、人的な力を加えてはいけないようだという事です。ご参考までに。