準備中が長い理由と対策
タイムマシーンを「準備中」については、以下のように思われるので、纏めてみました。
(1)正常なケース
バックアップ途中でログアウト又は電源オフした場合、バックアップが中途半端になる。この場合、バックアップの開始時に、整合性をチェックする必要がある。この整合性チェック中には、実際のコピーはしないと思われるが、個々のファイルがバックアップ済みか否かを確認している模様。従って、準備中の表示が長く続くことになる。チェックが終了すると、残りのファイルのバックアップが自動で開始される。
一旦、バックアップが完成すると、以後は、各ファイルの変更日付でバックアップの必要なファイルを確認できるので、「準備中」は短くなる。
従って、最初のバックアップを早期に完成させるのが、「準備中」を短くするコツになる。このためには、バックアップ対象を最初は少なくし、徐々に多くするのも一案。
(2)異常なケース
(2−1)バックアップ先を見失う。
(対策)バックアップ先を再指定する。
(2−2)バックアップ先のマウントを失敗する。
(対策)手動でマウントする。予めマウントする。
(2−3)バックアップ先との整合性チェックに失敗する(準備中が極度に長いのは、このケースと思われる)。
(対策)バックアップ先のファイルを消去する(ゴミ箱に捨てる)。
バックアップ対象をごく少数のファイルに限定して、とにかく最初のバックアップを成功させる。
といったところでしょうか。