Apple の脅威の通知と金銭目当てのスパイウェアへの対策について

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Font Bookが壊れてしまいました

Font Book関連の何かが壊れてしまい、Macにインストールされているフォントの確認が出来なくなってしまいました。
「全てのフォント」というところでフォントの一覧が見られたはずがそれが出来ない状態で、これまで作ったライブラリが空になっています。
通常、Macの標準フォントと、MS Officeがインストールしてしまうものはこちらで管理し、自分で追加したフォントはシステムのFontフォルダに入れず、別のところに集めておき、Extensis Suitcase Fusionで必要に応じてアクティベートしていました。
標準以外のフォントを使う必要がない時はExtensis Suitcase Fusionを起動しないですし、これまではFont Bookとの併存は特に問題がなく使ってきました。
Font Bookの用途としては、テキストエディットなど標準のアプリで書体を選ぶ時に使いやすいよう、「日本語」「韓国語」「中国語」「へた字」「等幅フォント」「●●系欧文フォント」などライブラリに分類しているというもので、フォントの使用・不使用の制御をするようなことはしていません。
preferenceフォルダ内の、初期設定ファイルを削除してみましたが、事態は改善せず、以前の設定と比べると一部壊れていますが、ライブラリの情報が残っているので、他に関連書類があるのかもしれませんが、よく分かりません。
/Users/(ユーザ)/Library/Preferences/com.apple.FontBook.plist
ちなみに、「環境設定」でデフォルトのフォントのインストール場所として「ユーザ」「コンピュータ」等を選べるはずですが、ここが何も表示されないプルダウンメニューで、操作不能になっています。
Font Bookに設定したライブラリなどが初期状態に戻っても良いので、正常に戻すためのアイデアがありましたら教えていただけないでしょうか?

投稿日 2008/12/05 02:35

返信: 6

2008/12/06 05:17 Community User への返信

ぽん太さん、ご教示ありがとうございます。
Tigerまではあるキャッシュファイルを削除するとFont Bookの障害が治ったようですが、Leopardにはそのファイル自体がないようです。
Safe Modeでの起動をやったり、fontbookに関係のありそうな初期設定ファイルやキャッシュを削除したり戻したりしてみましたがダメみたいです。
また、アクティビティモニタで「ATSServer」というプロセスを終了すると障害が治るという話を見つけてやってみましたが、復旧には至っていません。
ただ、Font Bookの画面左側の「コレクション」の項に、これまで表示されなかった「ユーザ」が復活しました。ユーザ配下のLibraryの下にあるフォントは認識されるようになったようです。同じような調子で、「コンピュータ」が表示されれば、ルートのLibrary配下にあるフォントも認識するのでしょうが、それはダメな状態です。
「環境設定」の"デフォルトのインストール場所"という項目も「ユーザ」が復活しましたが、「コンピュータ」が現れず、変更も出来ない状態です。
普段はFont Bookを触ることがないので、気にしなければ良さそうなものですが、年内にMacBook Proを新調しようと思っているので、変な情報を引き継いでもらうことがないか心配です...

2008/12/06 11:01 Community User への返信

> Leopardにはそのファイル自体がないようです。
フォントキャッシュは下で、SafeBootすると削除されます。
/private/var/folders/Zt/Zt英数字記号/-Caches-/com.apple.ATS
Extensis Suitcase Fusionのキャッシュは削除されましたか。
OnyX等で他のキャッシュも削除をしてみたらどうですか。
http://www.titanium.free.fr/pgs2/english/download.html
それでも解決しないときは、Extensis Suitcase Fusionの初期設定ファイルをデスクトップへ移動後、設定をやり直してみたらどうでしょう。

2008/12/06 23:24 Community User への返信

> ぽん太さん
繰返しご教示ありがとうございます。
1)Extensis Suitcase Fusionは関係ないと思われます。
前述した通り、このソフトは必要な時しか起動していないのです。当初は関係があるかと思いましたが、初期設定を捨てても変化ありませんでした。
2)Onyxはこのトピックを立てる前に実行済です。
なお、Onyxは少し前のバージョンを使うとユーザの内容を消去することがあるという報告があるので、注意が必要ですね。この時点の最新版1.9.9を使用しました。β版とかも事態を悪化させるおそれがあるので使用していません。しかし、各種キャッシュのクリアと、掃除の類をしましたが効果がありませんでした。
3)Leopardにはフォントキャッシュがないのではなく..
不可視になったということを先のコメントの後で知りました。お教えいただいたように、SafeBootで削除されるのですね。HiddenFilesというフリーソフトで不可視ファイルを見えるようにして探すと、私の場合は、/foldersのしたが違うディレクトリになっていました。
/private/var/folders/0V/0VaJAkRM2RWUZE+1Yq8r8++++TI/-Caches-/com.apple.ATS/
このフォルダの中には以下のファイルが入っていました。
 annex_aux
 font
 Local.fcahe
 System.fcache
 User.Fcache
これをごみ箱に移動することは出来ましたが、削除しようとすると「使用中だから」というメッセージがでて消せませんでした。そこで、SafeBootしてからごみ箱を空にしようとしてみたら、クリアできました。
これにより、元からあったキャッシュも、後から自動的に作られるキャッシュも改めて消えたと思うのですが、やはり事態が改善しません。
4)Font Book本体をTime Machineで約一ヶ月前のものと差し替えてみましたが変わりないです。

2008/12/07 03:26 Community User への返信

自分で試したわけじゃないですが、ネットの情報を読む限りでは、
1/
まず新しいユーザアカウントを作って試してみる(たいてい問題ない)。→ 差し支えなければ新しいユーザに引っ越す
2/
Fontbook のデータベースが破損しているケースや、フォント自体が破損しているケースなどがある(たぶん複合しているケースがある)
3/
- Fontbook のフォントリストは
‾/Library/Application Support/Font Book
にある fb.db というデータベースに情報がある
fb.db の復元にはいくつか方法があるであろう
4/
方法その一。Font Book を終了し、fb.db を削除し、再起動してみる。
5/
方法その二。Font Book を終了し、plist と fb.db を削除し、ユーザライブラリのフォントを一旦デスクトップの適当なフォルダに移す。その後フォントを元に戻して Font Book を起動してみる
6/
方法その三。Font Book を終了し、plist と fb.db を削除し、ユーザライブラリのフォントを一旦デスクトップの適当なフォルダに移す。Font Book を起動し、Font Book を使ってデスクトップに移したフォントを一つずつ、あるいは少しずつ元に戻して様子を見ていく。 問題が発生したフォントがあったらそれを除く。
7/
方法その四。別アカウントを作成し問題なく動作している場合。二つのアカウントのユーザフォントの登録状況を同じにし(初期のリストに戻すのがよいでしょうね)新しいアカウントの fb.db を何らかの方法で元のアカウントにコピーする。それでOKになれば、Font Book を使って追加のフォントをインストールしていく。
などがあるようです。この辺も試されては。

2008/12/09 00:26 Community User への返信

ぽん太さん、takanoさん、貴重な情報をありがとうございました。
おかげさまで復旧しました。お礼と共に今後のために復旧手順を残しておこうと思います。
---------- ---------- ---------- ----------
Font Bookが認識するフォントに異常があった場合の復旧
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1)
Font Book以外のフォント管理ソフト(Extensis Suitecase Fusion、Linotype FontExplorer Xなど)を使っていたら停止する。これらは一旦起動すると、起動項目として登録されることが多いので、システム環境設定で、「アカウント」の「ログイン項目」に残っていないか確認し、あったら削除しておく。
※これはこの後の作業で再起動をしたときに、勝手に上がってFont Bookの再構成の邪魔をしないようにする配慮です。
2)
Font Bookに関係する設定書類等の「削除」をする。
/Users/(ユーザ)/Library/Preferences/com.apple.ATS.plist
 ..Font Bookに設定したフォントに関する情報が記録されているそうです。
/Users/(ユーザ)/Library/Preferences/com.apple.FontBook.plist
 ..Font Bookの環境設定ファイルだそうです。
/Users/(ユーザ)/Library/FontCollections
 ..このフォルダの中に、自分で作ったコレクションの情報が入っています。
  デフォルトのものとしては、次の6つが設定されていたようです。
  等幅.collection、モダン.collection、ファン.collection、トラディショナル.collection、Web.collection、PDF.collection
/Users/(ユーザ)/Library/Application Support/Font Book/fb.db
 ..Font Bookのフォントリストのデータベースだそうです。
※運が良ければ、これまで使っていた設定が復活するかもしれないので、「削除」とは書きましたが、より慎重に、本来のディレクトリからは削除して、どこか別のところに退避しておくと良いでしょう。
3)
Shiftキーを押しながらMacを再起動(Safe Boot)します。
これによりフォントのキャッシュがクリアされます。
具体的には自分の場合は以下のところにファイルがありました。
/private/var/folders/0V/0VaJAkRM2RWUZE+1Yq8r8++++TI/-Caches-/com.apple.ATS/
このフォルダの中には以下のファイルが入っていました。
 annex_aux、font、Local.fcahe、System.fcache、User.Fcache
「/folders」以下はそのひとの環境によって違うかもですが、「/-Caches-/com.apple.ATS/ 」が含まれているものがどこかにあるはずです。
なお、フリーウエアのHiddenFilesなどを使って不可視ファイルを可視化すると目視できます。
しかし手動でゴミ箱に移動することは出来ますが、「使用中なので」というエラーが出てクリアすることは出来ないので、Safe Bootして削除するのがよいかと思います。多分、同じ事がOnyxでも出来るのでしょう。
4)
これだけではFont Bookを立ち上げても初期状態に戻らなかったので、通常は使っていないもうひとつのアカウント(こちらではFont Bookは正常)から
/Users/(ユーザ)/Library/Application Support/Font Book/fb.db
をコピーして上書きしてみました。そうしたところ、フォントの認識が正しく行われるようになりました。
※どうも自分の環境ではこれが壊れたのが障害の原因だったようです。でも、キャッシュもクリアした方が良かったのでしょう。
5)
コレクションの情報は2)で削除してしまったので、何も表示がされません。
退避しておいたものか、4)と同様もうひとつのアカウントから上書きして戻すと、それも表示されるようになりました。
/Users/(ユーザ)/Library/FontCollections
自分は全くサラになって良かったので、前述のデフォルトのコレクションだけを戻しました。
なお、他のアカウントから関連ファイルを上書きするときは、ファイルのアクセス権・所有権が、他のアカウントの方になっているので、これを変更をする必要があるようです。
また、言うまでもなく、設定書類を二つのアカウント間で上書きするのですから、両者は同じフォント環境になっていることが前提です。

Font Bookが壊れてしまいました

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