MacBookProとMP2000の接続に成功しました

Basilliskを使ってMacBookProとMP2000の接続に成功したので報告します。尚、ここで書いた方法を試される方は自己責任で行ってください。私は責任はとれませんので悪しからず。
ハードウェアの準備
　USBからRS422に変換するアダプターとして、KEYSPAN社のUSA-28Xを使う。MacOS X用のドライバがKEYSPAN社のホームページにあるのでダウンロードしてインストールしておく。
ソフトウェアの準備
　Basilisk IIをインストールしそこにMacOS7.5.3をインストールする。MacOS7.5.3を立ち上げたらNewton Connection Utilitiesをインストールする。BasiliskはUSB接続のフロッピードライヴは認識しないので、Newton Connection UtilitiesをBasiliskに持っていくには、CDに焼くかtgz形式にして持っていく。
・CDに焼く
　BasiliskはMac HFSフォーマットしか認識しない。MacOS Xに付属のディスクユーティリティはその形式を扱うことができない。そこで「CharisMac Discribe X 5.0」を使ってNewton Connection Utilitiesのインストーラの入ったCDを作成する。
・tgz形式
　bin-tar-gzipは68K Mac版とMacOS X版の両方が存在する。そこで、これを双方にインストールしMacOS X側でNewton Connection Utilitiesのインストーラをtgz形式に変換し、Basilisk側でエクストラクトしてやる。MacOS X側ではデスクトップにtgz形式のファイルを置いておき、Basilisk側ではデスクトップにあるunixの/Usersの下の実際のユーザ名の下のDesktopを見ればtgz形式のファイルが見える。ただ、Basiliskにbin-tar-gzipをインストールするのには上記のCDに焼いて持っていく方法が必要。
MP2000とNewton Connection Utilitiesの接続準備
　BasiliskのセットアップツールbasiliskIIGUIのSerial/Networkの設定で、Modem Portに、
/dev/tty.USA28X1d1P1.1
と記入する。また、Newton Connection UtilitiesのEditメニューのPreferencesを選び、Listen for Newton device on で「モデムポート」を選択する。
以上で、NCUを使ってpkgをMP2000にインストールしたり、MP2000のバックアップをとったりできようになる。