カノープス社製のMTVシリーズというキャプチャーボードを使用してWin上で録画したmpeg2を、同社のmpegcraftというmpegをフレーム単位で編集するソフトを使ってCMカットをした後QTで再生すると、特定の場面で必ずブロックノイズが発生します。同じファイルでもPowerDVDで再生した場合では発生しませんでした。mpegcraftというソフトはカットしたフレームの直前と直後だけを部分的に再エンコードするソフトなので、つなぎめとは全く関係無い部分でノイズが発生するのはおかしいと思うのです。ということはやはりQTの再生コンポーネントに問題があると考えるべきなのでしょうか？
もしくは、QTとPowerDVDの違いとして後者にはインターレース除去機能がついているのですが、これがQTにはついていないことが問題なのでしょうか？
どなたかご意見を宜しくお願い致します。
Quicktimeに限らず、市販されているDVDレコーダ、プレーヤでもブロックノイズの出方はまちまちです。
以前、P社、S社、T社の各社を訪問し、各社イチ押しのDVDレコーダを同じDVDプログラムで再生テストをした事がありますが、画質を追うとモーションに追随できず、モーションを追うと画質が低下するといった「天秤」のような状態で、各社の設計思想（さらには社風まで）が反映された結果となっていました。
各社の技術者の方々も話されていましたが、自社製品の設計理念に基づき最終的な設定を出しているようでした。
実装されているデコーダの設定により、画質もモーションも随分と変動するようです。
ブロックノイズは記録側だけでなく、再生する側、つまりソフトウェアや機器によっても出方は大きく変わります。‥‥ので、QuicktimeMPEG2再生コンポーネントは、たまたまその場面が「苦手」な設計なのかも知れません。
細かい模様（天ぷら油の泡や、密生し風になびく木の葉のロングショット）が動く映像や、コントラストがありつつ動き（画面書き換え）の速い映像では、面白いように各社の設計（設定）の差異が現れますよ。
早速のご投稿ありがとうございました。
やはりプレーヤー側の問題なんですね。私としてはオリジナルのデータ側に問題が無ければ満足なんです。なので、もし編集の際に考えつかない所で不具合が起きているせいでノイズが発生しているのなら問題だと思っていたのですが、プレーヤー側が悪いのであれば、いざという時はプレーヤーを変えればよいだけのことになり、安心できます。
特定の場面で現れるブロックノイズ
