Apple Scriptでフォルダーの同期は出来ませんか？

どうしてもAppleScriptじゃないとダメなんでしょうか？

単純なフォルダ同期のアプリケーションなら、有料･無料を問わず、ネット上にたくさん公開されています。

http://www.advansteps.com/macxtreme/cgi/search/html/07_01.html

その中で主旨に一番近いものを選択すれば良いのではないでしょうか？

大抵のアプリケーションは、rsyncコマンドをGUIで操作できるようにしているだけだと思います。

ポイントマン さんによる書き込み:

早速御指南を頂きましてありがとうございます。

ソフト（アプリケーションの方がいいのかしら？）よりはAppleScriptの方がさくっと出来て良いのかなと。

お教えいただきましたソフトも無料なら試しに使ってみます。

その感想はちょっとお時間頂いてよろしいでしょうか？

いろいろなのも試してみたいので。

　出来ましたらAppleScriptかターミナルのでもお教えいただけたら助かります。

宜しくお願いします

ちなみにターミナルでの解法であればrsyncがそのものずばりですが。

ターミナルのrsyncとはどうやるのでしょうか？

このような訊ね方は、いわゆる教えて君ですよ。せっかくrsyncという単語が出てきていますし、システムを含まない単純なフォルダ同期ならそれほど難しいことではないはずですから、ご自分でまずお調べになられて、どういった点が分からないのか、何が難しいのか、そういうことを具体的にご質問されたほうがいいと思いますよ。

rsync [オプション] コピー元 コピー先

ご自分でまずお調べになられて、

rsync はunix標準コマンドですから、ターミナルで、man rsync とすれば説明が出て来ます。英語の説明がいやなら、google で rsync と検索すれば、日本語化したmanがいくらでも読めます。検索すれば、rsyncの使い方を丁寧に説明したサイトも見つかるかもしれません。

ポイントマン さんによる書き込み:

MacOS7.6の頃ですが、AppleScriptでフォルダーの同期というのが有りました。

今　MacOSX　10.4.11をQuickSilverの733MHzで使っていますが、AppleScriptにはフォルダーの同期というのが無いようですが、

フォルダーの同期をするにはどうしたら良いでしょうか？

用途はBack Upの為に通常使っている作業用のHDDから他のBack Up用のHDDに自分自身で作成したファイルをコピーしたいと思っています。

どうぞ宜しく御指南下さい。

なおQuickSilverには内蔵でHDDが3つ、シリアルATAホストカードを介しての500GBのHDD（作業用）、ATA133ホストカードを介しての

160GBのHDD（バックアップ用）、純正のATA66(33?)でつなげています80GBのHDD（システムトラブル時の起動用）があります。

おそらくご自身でもちょっと無理かなと思っていて，そのためにうまく説明できていないのだろうと想像して書きます。

なので的外れな事を書いてしまうかも知れません。

（本当は，もう少しご自身で問題を整理してみてもらいたいところではあるのですが。）

書かれている事を総合すると，

500GBのHDD（作業用）から，（ポイントマン さんが必要と考えている）必要最低限のファイルだけを160GBのHDD（バックアップ用）へコピーしたい。

ということでしょうか？

そうであれば，フォルダの同期よりも前に，

●必要なファイルの合計容量が，160GBのHDDで足りるのかどうか？

●「自分自身で作成したファイル」というのを「所有者が自分のファイル」と限定できるのか？

をクリアしないといけません。先ずはこれらをクリアできているかどうかをご確認下さい。

あるいは，

●自分自身で作成したファイルは500GBのHDDの中の特定のフォルダの中身だけ。
●そのフォルダの容量は160GBよりも十分小さいが，160GBのHDDの空き容量だけでは不足する。
●そのフォルダと同じ名前の過去のフォルダが既に160GBのHDD中にあり，その増分をコピーしたい。

ということでしょうか？

後者ということでしたら，増分をどのように考えるかで，rsyncに使う[オプション]が決まります。

rsyncはこのような目的のためにあるツールですので，ちゃんと調べれば，思い通りのコピーができると思います。

がんばって下さい。

Googleで検索した結果で上位にあるものでは次が比較的参考になるかと思います。

Command Technica：はじめてrsyncを使う方が知っておきたい6つのルール

オプションの説明

iBackupというのを。

私はSync!Sync!Sync!を使ってますが。「Re: 他のMacへのレート情報のコピーについて」

ポイントマン さんによる書き込み:

追加した物、更新されたファイルをコピー先にコピーしたいです。

削除された物はコピー先のフォルダーから削除はしないで。

そうするとオプションは何になるのでしょうか？

rsync -u ~/user/document/フォルダー名/ /volumues/HDD名/コピー先フォルダ名

rsync -existing ~/user/document/フォルダー名/ /volumues/HDD名/コピー先フォルダ名

で良いのでしょうか？

おそらくフォルダパスの正確な名称が分かっていないためと思いますが，

ファインダで「書類」とあるものは，

~/Documents

「ピクチャ」は

~/Pictures

になります。

ちなみに「~」は「/Users/user名」に相当するものです。

次にrsyncで一番便利な（ほとんどのニーズに合致する）オプションは

-a

です。

したがって，たぶんポイントマンさんが想定しているコマンドは，次のようになるかと思います。

rsync -a ~/Documents/フォルダー名/ /Volumues/HDD名/コピー先フォルダ名

フォルダー名=コピー先フォルダ名なら

rsync -a ~/Documents/フォルダー名 /Volumues/HDD名/

と省略できます。（ターミナル使いは，タイプ量が少ない事を美徳としますので。）

失敗したら元に（コマンドを実行する前）戻せますか？

2通りの考え方があります。

●色々と実験してみる。→既存の「コピー先フォルダ名」を使わず，新規にコピー先フォルダを作って結果を見るとか。

●「--link-dest=既存のコピー先フォルダ名」オプションを使って，ハードリンクで元のフォルダを残しておく。

rsync -a --link-dest=/Volumues/HDD名/コピー先フォルダ名 ~/Documents/フォルダー名/ /Volumues/HDD名/別の新規コピー先フォルダ名

（「別の新規コピー先フォルダ名」は予め作成しておきます。失敗したと思ったらこちらを消去しても元の「コピー先フォルダ名」は残ります。）

rsyncは便利なツールなので，この機会に勉強しておけば，きっと今後も役に立つと思いますよ。

失敗したら元に（コマンドを実行する前）戻せますか？

あー、ちょっと待って！　まずはテスト用にフォルダを作って試行錯誤してみましょうよ。

書類フォルダの中に例えばAAAという名前のフォルダ、バックアップ先のディスクにBBBというフォルダをそれぞれ作って、適当なファイルを入れ、それを更新したり、新しいファイルを入れてみたりしながら、いろいろなオプションを試してみて下さい。

・更新されたファイルをバックアップ先でも更新する

・追加されたファイルはバックアップ先にコピーする

・削除されたファイルがあってもバックアップ先では削除しない

この条件だけなら -az または -avz だけで良いのではないでしょうか？

私も漢字Talk6時代からのMacユーザーで、最初はターミナルを使うことには拒否反応でした。しかし、例えばたった1行のコマンドを打っただけで、今までマウスやキーボードでシコシコやっていた作業を簡単に１発で実行することができると分かっちゃうと、逆に面白くなってきました。

私には、専門的すぎて今まで書き込めませんでしたが、蛇足ながら一言。

ターミナルでコマンドを使ったり、シェルスクリプトを実行したりは、非常に強力です。例えば、sudo rmに続いて数文字入力するだけで、OSXを破壊できたりします。(無論、パスワードは必要。自爆するコマンドです。バルス)

例えるなら、良く切れる2尺8寸くらい有る包丁だと思ってください。世界最高ランクの切れ味で、人殺しにも料理にも使えます。

私なんて、恥ずかしながらmvとrmを間違って入力したことがあります^^;

うまくいって良かったですね。私もそうでしたが最初は見よう見まねでいいと思います。失敗もしますけど。

さてさて、今回ターミナルで入力したコマンドを、Automatorをつかって実行できるようにしてみてはいかがでしょう。Automatorでシェルスクリプトを実行させるアプリケーションを作りDockにでも登録しておけば、ワンクリックで同期完了です。