GIN さんによる書き込み:
実はLeopardの時点で「Snow Leopardになったらこうなればいいな〜」と思うことがいくつかありました。それを以下に列挙します。
1. iCalないしはMail.appのToDoで繰り返しができるといい
どういうものが使い勝手が良いのかというのは、それぞれの人の使い方にも拠ります。
長い間 Zaurus を使っていますが、OS が Linux ベースの Zaurus SL-C3**** シリーズになるまでは、スケジュールに「繰り返し登録」という仕組みがあり、非常に重宝していました。例えば毎週○曜日の○○時から○○時までは「○○の授業」(会議でもよい)のように決まったものがあると、1つ作成して、それを「毎日/毎週○曜日」「○回まで/○年○月○日まで」繰り返し「コピー作成」をする機能がありました。しかもその日が休日だった場合には「登録しない/前日にする/翌日にする」のような条件設定もできました。惜しむらくは、イベントごと作成しなければならず、1日とか1週間の予定をまとめて繰り返し登録するということができないことでした。
この方法の便利な所は、期間を設定して繰り返し“コピー”することで、データとしての実体が存在したことです。従って、過去には同じイベントは存在しないし、ある期日を超えては同じイベントは繰り返し登録されていないのです。
それが Zaurus SL-C3100/Zaurus SL-C3200 になって、OS が Linux になってから Zaurus の搭載アプリの機能はどれも退化してしまいました。恐らく新しい OS でとりあえず動くそれらしいソフトを作るのに精いっぱいだったのだと思います。
その結果、「繰り返しコピー登録」の機能が無くなってしまいました。ある意味繰り返し機能は一見はるかに“スマート”になりました。具体的な絶対日時に同じイベントを繰り返しコピーして登録すると言うような、ある意味木訥な方法ではなく、例えば「毎週○曜日○○時」に「イベント:〜」のように登録できるようになってしまったのです。これはある意味、alias のようなものです。実体のデータは1件のみ。後はソフト的に計算して表示しているわけです。その結果何が問題になるか? 例えば、毎週火曜日の 15:00〜16:00 の間に定例会議があったとします。これを最近のスマートな方法で繰り返し登録すると何が起こるか...? 例えば、この定例会議の時刻が 16:00〜17:00時に変更されたとすると、15:00〜16:00 の間に開催されていた過去の会議も全て 16:00〜17:00 時にあったことに変更されてしまうのです! それどころか、自分が生まれる前の予定表を見ても、ちゃんと会議が入っているなどと言うシュールな状況になってしまいます。さらに未来になって、もうその会議が無くなっても、それを削除すると、過去の会議も全部消えてしまうと...。
そういうわけで、私自身は、最近流行りの繰り返し表示ではなく、木訥でアナログな繰り返しコピペ登録の導入が理想的です。(これはスケジュール表を最後には実際にあった時刻に修正して保存しておく、ある種の日記的な使い方をする自分に合っている方法であって、逆にそういうシステムは不便で困るという方もいらっしゃるでしょう。)
2. どのソフトにも大抵「ウインドウ」というメニューがメニューバーに存在し、そのソフトのウインドウをマウスにて選択できますが、System UIServer側(右側)のメニューバーに「ウインドウ」を設け、ソフトに寄らず今開いているすべてのウインドウがマウスにて選択できるようになっているといい(フィードバックしておいたんですが、Exposeを使えばいい話でもあるから無理かな。。。)
「ウインドウ」メニューのリスト表示は開いているウインドウの名称が表示されますから、例えば私の場合は、全てのアプリケーションのウインドウの数は恐らく常に30〜50位ありますので、一覧で表示されても何が何だかわからなくなるでしょう (^^;)。さらに、リストでスクロールというのも面倒です。ところが Exposé ならば、カーソルをサッと画面の右上の端に動かすだけで、実際に開いているウィンドウの画像が表示されます。はるかに高速に開いている全てのウィンドウの一覧が表示されます。(しかも、「ウインドウ」メニューの場合は、その項目をきちんと選択して上手にプルダウンメニューを開かなくてはなりません。しかもプルダウンメニューって、ちょっと気を抜くと、思わぬものが選択されてしまったり、カーソルがズレてメニューが閉じてしまったりして結構神経を使います。ところが Exposé ならば、あまり神経を使わず、とりあえずカーソルを画面の右上は時にパッと動かすだけです。狙わなくてもよい。つまりはるかに快適で神経を使わず、作業・結果表示もずっと安定してかつ高速だと言うことになります。)さらに、そのウィンドウは Exposé 表示の時に {space} バーを押すとあるウィンドウが拡大表示され、それからは開いているウィンドウの上をカーソルで移動する度にそのウィンドウが拡大表示してくれるので、例え大量のウィンドウが開いていても比較的簡単に目的のウィンドウを見つけることができます。つまり、どう考えても「ウインドウ」メニューで全てのウィンドウのウィンドウ名をズラズラ列挙する必要性はないように思えます。
3. Bluetooth機器ごとにBluetooth携帯によるネット接続の接続先を指定やプロファイルの設定ができるといい(Leopardでは国が変わって携帯が変わると、その都度設定し直さなくてはならないのが不便です)
ネットワークならば、国や建物が変わっても、「ネットワーク環境」で複数の環境を登録しておき、それを切り替えれば良いわけです。Bluetooth に関しては、最初から全ての機器を登録しておくというわけにはいかないのですか? で、必要になったときにその機器を選択すると...。
そういえば昨日予定通りUp-To-Date ProgrammeのSnow Leopardが届きました。価格ゆえ仕方ないですが、何とも簡素ですね〜
これまでも Mac OS X のパッケージってとても小さかったですが?
これの場合の例のシリアル番号の見方って、誰かご存じですか?
Mac OS X はシリアル番号なんてなかったと思いますが? それとも問題の起こっているディスクに関するスレッドでのいわゆる「ロット番号」のことをおっしゃっているのでしょうか? それならば、ディスクの鏡面側の中心の穴の周辺をよく見ると(非常に見にくいです!)ロット番号が表示されるはずです。
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Apple 17" MacBook Pro (Intel Core 2 Duo T7600/2.33 GHz/3 GB RAM/500 GB HDD)
Mac OS X 10.6 (Build 10A432) [Snow Leopard]