起動時間だけでなく、全体的な動作がきびきびしているように感じます(とくにvmware fusionなど重いソフトを使っているときのアプリの切り替えとか、ウィンドウやファイルの操作など)。
最大の問題は、常用しているプリンタ(6年くらい前のXeroxレーザプリンタ)が未対応なことですね。
民生品と違って、気軽には買い替えられませんし、メーカサポートも遅い(Leopardも半年くらいかかっていたはず)。
インクジェットプリンタ(Canon iP4100R/860i)やCanonのスキャナ(LIDE 40だったかな)はちゃんと動作しました。
自分はMacBook Pro(2008春)ですが、Wireless Mighty Mouse、WiFiなどハードウェア関係のトラブルも今のところはありません。
ソフトウェア関係のトラブルも今のところありません。
主に使っているのは、Office 2008, Adobe Illustrator/Photoshop CS3, iWork'09, Aperture 2, VMware Fusion, LaTeX, 自作ソフト(Rosettaを必要とするものも含む)。
なお、システムやアプリの動作に影響を与えるユーティリティ・アドインの類いは一切入れていません。IMも安定性重視でことえりしか使っていません。
なお、自分は外付けHDDに入れて動作確認をしているところです(最近内蔵HDDを500GBに入れ替えたので、以前使っていてシステムも全て揃っている250GBを外付けとし、そちらにSnow Leopardをアップグレードインストールしました)。
印刷とiPhoneやMobileMeとの同期、TimeMachineバックアップは止めていますが、その他のアプリでの作業は基本的にSnow Leopardでこなしています。
Mailは全てIMAPでサーバから読んでいるので、Leopard/Snow Leopardどちらから起動しても問題ないようにしています。
で、Snow Leopardで「よかった」と言えるところですが、
全体に軽快になったのに加え、USBメモリ等を取り外すときに、今までは「使っているから取り出せない」というだけだったのが、どのアプリが使っているかを言ってくれるようになった、Dockのグリッド表示でスクロールやフォルダ移動ができるようになった、DockでアプリのExposeが使えるようになった、といったところでしょうか。
そもそもLeopardのファインチューニングなので劇的な変化はありませんが、細かな点の積み重ねが全体の快適性を大きく増しますから、お手持ちのソフト・ハードが問題なく使えるなら、アップグレードの価値は十分にあると思います。
自分の場合は内蔵HDDの本格的な移行はプリンタドライバが揃ってからになると思います(LeopardのときもDVDを買ってから実際に移行したのは半年くらいしてからでした)。