Snow Leopard とCS ChemDraw 間での不具合

Snow Leopard にアップデート後、CS ChemBioDraw 11.0.1 (その他のバージョンでも同様のようです) から Keynote'09 (iWork書類) へのコピー&ペーストで不具合が生じました。

以前のLeopard環境下では、全く問題なくソフト間でのコピー&ペーストができていたのですが、現在はどちらからコピー&ペーストしても画像が乱れて使い物にならなくなります(ノイズや画像の端が切れる)。


MS Office 2008 では一度ChemDraw側からコピー&ペーストすると、元のChemDraw書類へ再度コピー&ペーストしても再編集できなくなる問題がありましたが、その時とはまた状況が違います。


Snow Leopard 環境下で MS Office 2004 では、問題なくコピー&ペーストできます(Office書類→ChemDraw書類で再編集可能)。


Keynote'09上にコピー&ペーストした後の画像のファイル情報がLeopardの時は droppedimage.pict だったのが、Snow Leopardでは droppedimage.tiffとなっており、巨大な画像ファイルとしてペーストされます。


Snow Leopard でクリップボードのファイルの取り扱いが大きく変わってるのかもしれません。


その他のお絵かきソフトや画像編集ソフトからのコピー&ペーストでも同じような不具合が生じるかもですね。


Snow Leopard もしくは Keynote'09 、CS ChemDraw のアップデート待ちでしょうかね?


環境:MacBook (13-inch Mid 2007) 2.0 GHz Intel Core 2 Duo

投稿日 2009/09/04 19:05

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2009/09/04 20:25 TN への返信

Snow Leopard 環境下で MS Office 2004 では、問題なくコピー&ペーストできます(Office書類→ChemDraw書類で再編集可能)。

Keynote'09上にコピー&ペーストした後の画像のファイル情報がLeopardの時は droppedimage.pict だったのが、Snow Leopardでは droppedimage.tiffとなっており、巨大な画像ファイルとしてペーストされます。


ChemBioDrawは所有していないのでわかりませんが、Rosettaで動作しているのではありませんか?

# アクティビティモニタで種類がPower PCになっているのであればそうです。

ということであれば、Rosettaアプリのクリップボードの仕様が変わってしまったのではないかと思います。

なので、Rosetta <-> Rosettaは大丈夫だけど、Rosetta <-> Universal Binaryだとベクトルデータのやり取りがうまくいかない・・・と。

2009/09/04 22:09 TN への返信

ChemBioDraw は Universal Binary なので Intel アプリとして動いています。


Canvas X (Power PC) が似たような状況だったのでRosettaがらみかと思ったのですが違うようですね。失礼いたしました。

ChemBioDraw 12の試用版をダウンロードして少し動作チェックしてみました。ChemBioDraw -> Illustrator -> Keynote とIllustratorを経由するとベクトルデータとしてやり取りができるようですが、OS側の問題かアプリケーション側の問題か判断しかねる状況です・・・。

2009/09/04 22:13 TN への返信

現在はどちらからコピー&ペーストしても画像が乱れて使い物にならなくなります(ノイズや画像の端が切れる)。


解決策ではないのですが、私はプレゼンソフトやワープロ等にお絵かきファイルを張るときは、必ずjpeg等のビットマップの汎用フォーマットに変換してから貼り付けてます。


Mac <=> Win の遣り取り等で、お絵かきファイルが意図通りにならないことも多く、さすがにjpegにしていると問題は無いので、そうしてます。かつては化学系等ではMacも幅をきかせていましたが、CSのChemシリーズも基本的にWinのみで、ChemDraw系のみMac版が残っているという状況だし、学会等で、Mac版のWordで作った要旨を送ったらえらいことになったり(Winではヒラギノ明朝が無いため、代替フォントがゴシック系になってしまう)とかもありましたし、ワープロやプレゼンソフトに図を貼り付けるときはjpegにしちゃいます。


今のChemDrawがどうだったかちょっと忘れましたが、昔はChemDrawからPICTで書き出して、CANVASで修正してPhotoshop形式にして、で、Photoshopでjpegに変換とかしてましたね。


確かに、jpegに変換してしまうと後で編集というのができなくなりますが、背に腹は代えられないと…。

2009/09/05 07:19 HAL への返信

HALさん

検証ありがとうございます。

いろいろと試してみましたところ、ChemDrawだけでなくKaleidaGraphのようなグラフソフトからコピー&ペーストしても同様の現象が起きます(貼り付けられた画像が途切れる)。

当方でも、クリップボードの仕様が変わってしまってのOS側のバグもしくはアプリケーション側でのバグなのか判断しかねる状況です。

ただ、上述しましたがMS Office 2004(もしくは2008)の書類(wordやpowerpoint)へChemDrawやKaleidaGraphなどからコピー&ペーストしても同様のバグは生じないので、クリップボードとアップル製アプリケーション間の不具合で起きるバグのように思います。

2009/09/05 07:38 NO9 への返信

NO9さん


コメントありがとうございます。

当方でも、最終版のファイルをやりとりするときはTIFFやjpeg等のファイルに変換して貼り付けております。

ただ、グループ内(Mac のみの環境です)でのファイルをやりとりするときやドラフト段階の原稿等を編集する場合では、これまでのファイルの取り扱いが非常に便利でしたので。

また、MS Office 2008ではペーストした図が勝手に図オブジェクトとして添付されるような仕様に変更されたので、PowerPointをやめてKeynote'09へと完全に移行したところでした。

せっかくSnow Leopardになって動作が軽くなったと思ったら、ファイル書き出しで一手間増えて作業が滞るのは困ったものですね。。。

2009/09/11 02:20 TN への返信

Cambridge soft のサポートにメールしたところ、即返事が返ってきました。



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ご連絡いただいた問題は既にバグとして弊社の開発に

報告されておりました。弊社現行のバージョン(v12.0)が

開発されたのはMac 10.6がリリースされる前でありました、

Mac 10.6は正式にサポートしておりませんので、バージョン

12.0Update版で解決される予定でございました。


ご迷惑をお掛け致しまして大変申し訳ございません。


以上、よろしくお願い致します。

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アップデートを待つしか無いようです。

2009/09/11 08:10 福助 への返信

福助さん

サポートへのメールありがとうございます。

アメリカのCambridge softのサイト等でもこの問題が取り上げられてますね。

Cambridge Soft.側の説明は一貫して「対応するからちょっと待て」のようです。


ただこの問題はどうも Snow Leopard のクリップボード周りのバグからきているものと思われます(断言はできませんが...)。

理由は、

1. 他のソフトからでも画像をKeynoteへコピー&ペーストできない、もしくはプレビューで「クリップボードから新規作成」できないことがある。

2. CS ChemDraw から書き出したPICT画像ファイルは貼り付けることができる。

といった点からです。


いずれにしろアップル、Cambridge Soft.からの対応待ちするしかありませんが。


追記:

CS ChemBioDraw 11.0.1 at Snow Leopard での新たなバグを発見。

"Object Setting" で角度や線の太さを変更することができませんでした。

数値をキーボードで打ち込めません(他のテキストからコピー&ペーストで数値を打ち込むことは可能)。

Rosettaで起動すればキーボードで打ち込めます。


2009/09/11 現在 Snow Leopard が 10.6.1 へとアップデートされましたが、依然として問題は解決されていません。

2009/09/14 01:49 TN への返信

ちなみにChemdraw12では、Preferencesで「Add PDF to Clipboard(Caution-May Prevent Round-Trip Editing)」

という項にチェックを入れると、とりあえずは貼れます。

ただし、Office2008の時みたいに逆ができなくなります。


結局Chemdrawとの相性が一番いいのはOffice2004ということになてしまいました。


私にとっては、不具合(しかも致命的な)ばかりでメリットが殆ど無いので10.5に戻す予定です。


メリット:

・起動時間が若干短くなった様な気がする。

・プリントのレイアウトで1枚に複数ページ印刷しようとした時にプレビューがちゃんと出る


デメリット:

・ことえりの変換が少しバカになった気がする。

・ChemDrawーiWork間のコピー&ペーストができない。

・たまにダブルクリックでChemdraw書類が開けない。

・共有ディスクのアクセスがまともにできない。

(デスクトップにマウントした共有ディスクをダブルクリックすると「オリジナルの項目が見つからなかったため、エイリアス“○○○○”は開けません。」とでて開けない。また、例えばiPhotoで共有ディスクに写真を書き出したり、読み込んだりができなくなってしまった。)

・プロジェクタに繋げて「fn」+「F7」を押しても反応せず、システム環境設定のディスプレイで「ディスプレイを検出」ボタンを押しても認識せず、再起動を余儀なくされた。

・メールの宛名でグループを選べない。



MacBookPro 233MHz 3GB RAM OS 10.6.1 CS ChemDrawUltra12

2009/11/09 18:08 TN への返信

OSX 10.6.2のアップデートを適用しましたがコピー&ペーストでデータが破損するのは改善されていませんでした。

iWorkの互換性向上と書いてあったので期待したのですが残念です。


ChemDrawで作成した書類をダブルクリックで開けないという現象はChemDraw 12.0.1で改善されたみたいです。

2010/10/03 22:19 TN への返信

Chemdraw 12.0.2のアップデートが出ています。

アップデートすることで

Add PDF to Clipboardのチェックを入れなくてもiWorkに貼ったときに壊なくなったみたいです。

しかし、貼った構造式をChemdrawに戻した場合絵になってしまい修正できないのであまり意味がないかもしれません。

2010/11/10 23:38 福助 への返信

今気づいたのですが、Chemdraw 12.0.2でAdd PDF to Clipboardのチェックを入れた状態だと

iWork ←→ Chemdraw間のコピー&ペーストが編集可能の状態のまま行えます!!!

直ってました。

なんでAdd PDF to Clipboardにチェック入れてる場合にできるのかが疑問ですが、、、普通逆な気がするのに、、

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