アスペクト比を変更するタイミングについて

みなさん宜しくお願いします。


1) DV撮影(HDV,DV混在) → 2) FinalCutProにてキャプチャー → 3) AfterEffectsにて加工


→ 4) FCPにて編集 → 5) compressor → 6) DVD Studio Pro →7) DVD納品(SD DVD/総尺15分くらいが多い)


というワークフローのなかのどのタイミングで最終的な解像度、アスペクト比に変更するのが

ベストか?というのが曖昧でしっくりきておりません。


ちなみに現在は3の段階で全ての素材を720*540のコンポジションに読み込ませて作業し、

4の段階までは 720*540で行っております。


データが劣化しないことを最優先で考えるとどういう解像度で作業をしていくのが好ましいでしょうか?



質問も曖昧で申し訳有りませんがよろしくおねがいします。

投稿日 2009/10/07 19:32

返信
返信: 17

2009/10/07 22:27 kazzpanda への返信

kazzpanda


私はAEを使わなくなってかなり経つのですが(最終はVer5.5とかその辺り)、HDV撮りがあるならDVDはスクイーズのDVDを作られるのかと思います。

縦横のサイズが変形(640*480の様な1:1でない)する事でのやりにくさは置いておいて、「720*480 アスペクトレシオ16:9」のままDVDへのエンコードで良いと思います。


作業時に縦横のサイズが見づらい場合ですが、AEってプレビュー画面上でアスペクトレシオの補正表示が出来ましたよね?(多少、ジャギりますが)

あれで良いかと。

というのも、AE(静止画の場合PhotoShopでも)でさえ、リサイズすると多少の劣化やテロップ類のにじみが出るので、変換などは一切行わないのがベストだと思います。

メニュー画面で文字を入れる場合、Photoshopでも720*480 4:3や16:9で画面補正を掛けてネイティブで作らないと文字のエッジなどがにじみます。


とは言う物の使ってない私(今はMotionを使っています)の考えですので、AEを巧みに使っている方の意見も伺いたい所です。

2009/10/08 00:06 タカシ への返信

>>タカシさん


ありがとうございます。


いろいろ考えてみましたが、ヘンに勘違いしていたようです。


以前放送用のCG素材をつくっていたときは720*540で作業をし、

最終的に0.9のレシオでレンダリングすることによりスクエアでは

ない”つぶれた”画でディスクレコーダーに送りテープに収録してい

た感覚がずっとあり、720*540以外の数値サイズは見た目”つぶれた

状態”なのかと勘違いしておりました。(最終メディアに対しては

すぶさないといけない、というヘンな妄想)


DV NTSCの720*480などのサイズも別につぶれた画というわけでは

ないのですよね。


DVDで最終納品という形態によって様々な知識を必要とされ、ちょっと

とまどってしまいました。


でも未だモヤモヤしますねぇ。

このへんはもっと勉強します。

ありがとうございます。

2009/10/08 01:04 kazzpanda への返信

最終的にDVDのアスペクトにするには720x480にしなくてはいけないので、kazzpandaさんの状況であれば(5)のタイミングでDVD用のMPEG2に変換すると思うので、その時に720x480にするのが一般的ではないでしょうか?


HDV、DV混在と言うことなのでシーケンスはHDV用に作り、編集作業ギリギリまでHDVクオリティーで行うのがいいと思います。

2009/10/08 01:40 kazzpanda への返信

>DV NTSCの720*480などのサイズも別につぶれた画というわけではないのですよね。


えーと、実際には横に伸びてます(笑 以前はQT Player上でもネイティブで変更されなかったのですが、今は補正されてしまうので気づかない人も多いかもしれません)


それは内部処理的な問題なので、テレビ(液晶でもブラウン管でも何でも良いです)で見る場合は、4:3の比率になるから問題ないんです。

良く言われる、正方形ピクセルうんぬん、、の部分です。


要するにTVが正方形ピクセルで表示じゃないので、素材の部分では非正方形ピクセルで作業しなくてはならない訳です。

ただコレではやりにくくて仕方が無いので、AEやPSではピュレビューモード(内部処理は非正方形なんだが、表示上は補正される)を搭載しているのです。

勿論FCPの画面も常に補正が掛かった状態です(補正を切ると横長になりますよ)


で、スクイーズの16:9というのは横の「720」を横を「960相当」に引き延ばすので、実は解像度は低いんですよ。


この辺りメンドクサイですよね。私も会社の後輩に何十回と説明してますが、判らない人には全く理解されないんですよね。

更にHDCAMからのダ***ンなどが絡んでくるので、ここらで整理しておくか身体にしみ込ませておかないと、益々こんがらがりますよ(笑)

2009/10/08 07:52 タカシ への返信

>実際には横に伸びてます(笑 以前はQT Player上でもネイティブで変更されなかったのですが、

今は補正されてしまうので気づかない人も多いかもしれません)


伸びているんですね・・・。

(伸びている、というところがまた・・・。)


たしかにこのあたりの概念は今向き合わないとなぁなぁで行きそうでこわいので、

じっくり向き合っておきます!(理解しておかないとプロではないですね。)


大変参考になりました。

ありがとうございます。

2009/10/08 08:02 よっしー への返信

なんとなく理解できました。



ポイントはどの段階までスクエアな状態で作業するか?なので

やはりよっしーさんが仰る通り寸前までですね。

(ここでの僕の理解も怪しいのですが)



とにかく大変参考になりました。

ありがとうございました。

2009/10/08 08:18 kazzpanda への返信

よっしー様、kazzpanda


>最終的にDVDのアスペクトにするには720x480にしなくてはいけないので、


あの、、すみません。これ「間違い」です。


DVは720*480。そしてDVDも720*480。なので何もいじらないが正解なんです。

(というかいじる必要がないし、横伸びした映像が「正しい」のです)


ですが、そのままでは縦横比がおかしいので作業しづらいから、AEのプレビューモードなどを利用して見かけ上は正方形ピクセルとして作業してみて下さいという事を言いたかったのです。

そういった機能は必要が合って搭載されているので、その意味も理解する事が重要かと。


>HDV、DV混在と言うことなのでシーケンスはHDV用に作り、編集作業ギリギリまでHDVクオリティーで行うのがいいと思います。


あと、これもダメです。

SDにダ***ンバートする時に劣化(大は小を兼ねません。優先フィールドの順番が反転するなど色々事情が有ります)するのと、DVをHDVにアップコンして、再度SDのスクイーズにダ***ンするのはレンダリング時間も大幅に延びるので、DVDにする事が判っているならHDVで作業する意味はありません。

2009/10/08 20:38 kazzpanda への返信

HDサイズからの映像の一部切り出しは行わないとして、自分だったらHDVのカメラも出力設定でSDにダ***ンバートをして、キャプチャーから編集・DVDまでを全て720x480(DV)で統一します。

特に元の映像にインターレース素材(フィールド有り)が含まれている場合、720x540を使用する事により、フィールド画像が崩れる危険が大いにあります。自分は720x540は絶対に使いません。

また、720x480(DVコーデック)で統一する事により、細かい文字の表現の際の見える見えないの見極めが可能ですしデータも軽くてすみます。またAEとの行き来で色の変化もテレビに出しながらのプレビューも問題になりませんでした。(諸々の設定をきちんとすれば)


画質劣化を避けて機材にお金をかけられるのであれば、非圧縮でキャプチャーできるボード(HDDも)を使用し、720x486でキャプチャー〜編集し、compressorで上下4・2ピクセルをクロップする(デフォルトでそういう設定になります)と、SDでの高画質を維持できます。


ProResを使うSDのワークフローも考えられますが、検証していないので現状では不明です。

2009/10/08 10:45 タカシ への返信

>DVは720*480。そしてDVDも720*480。なので何もいじらないが正解なんです。


そうなんですよね。


おそらくそのへんのことをふまえてよっしーさんもお答えしてくれたんだろうと思います。


改めてポイントは、


『キャプチャーした際のサイズを変更しないままゴールする。』


HDV素材も下でnagnag5678さんが仰っているように、インプット段階でSDに変換して使用する。


ということで正解ではないかと合点がいった気になっております。


そーするとやっかいなのがillustrator,photoshopで作る素材なども(およそ?)90%したものを読み

込んでくる、ということになりますかね?(すみません、自分でもやってみますが)



とりあえず最終形態がSD DVDであれば720*480で通すのが正解。

まで僕は登頂しました。


ほんとーに感謝です。

(まだ違っていたらどうしよう)

2009/10/08 10:57 nagnag5678 への返信

>nagnag5678さん


ありがとうございます。


>キャプチャーから編集・DVDまでを全て720x480(DV)で統一します。


このアドバスでかなりすっきりしました。



>非圧縮でキャプチャーできるボード


これは魅力的です。

他の会社と差別化する意味でも投資する価値があるかもしれません。


しかし現在はSD DVDでの納品しかないのでどうせならターゲットにブルーレイが

出回った頃合いで投入でしょうか。

(SDでもギャギーの軽減には一役買いそうですけど←あってるかな?)

2009/10/08 20:44 kazzpanda への返信

>他の会社と差別化する意味


残念ながらSDでの納品用DVDをDVかSD非圧縮かでは、見た目(画質的な)の差別化は著しく現れません。

(元素材がHDCAMやFV素材の時は、DV行程とSD非圧縮行程では違いが感じられますが・・・)

機材やシステム的な事での差別化は、Blu-ray納品や2k・4k対応が考えられます。ただし、モニター環境も含めたシステム価格で

数倍から一桁以上(〜もっと)かかります。

MacでのBlu-ray納品は情報が少なく苦労しそうで、自分はまだ取り組んでいません。Blu-rayはWindowsの方が環境がそろっている感じがします。

知り合いのブライダル屋さん(カノープス環境)の方がBlu-ray納品に対応していたので驚いたくらいです。


>illustrator,photoshopで作る素材


自分では2通りの方法で行っています。

1)AIでセーフティを考慮しつつ文字配置したフルフレームの640x480pixel(648x486)のフォーマットを、1280x960(12~~) RGB144ppi Photoshop形式で書き出します。PSで画像解像度を縦横比の補正を外し720x480(720x486)/72dpiにリサイズ・PNGで保存した物を、極力AEやFCPではサイズ変更を行わず、移動もピクセル単位で行います。


2)1)で書き出した144ppiの画像を、PSでリサイズせずにレイヤーのままAEやFCPに使用する。(一応気分的に、画像の再サンプリングは行わず72dpiにはしています)

2009/10/08 21:44 kazzpanda への返信

>そーするとやっかいなのがillustrator,photoshopで作る素材なども(およそ?)90%したものを読み込んでくる、ということになりますかね?(すみません、自分でもやっ

てみますが)


,これに関しても前に少し触れましたが、PSで新規に作成を始める時に「720*480 16:9」という設定(他にも設定があるので適宜で使う)がありますので、それを選べば何もいじる必要はありません。

(タイトルセーフエリアも教えてくれますし、縦横比の崩れもPSが比率を補正してプレビューに出してくれます)


で、私はHDキャプチャー用のAJA KONA LHeを2年半くらい使っていて、非常に良いボードなのですが、それだけでは運用出来ません。

非圧縮でSDやHDを取り込む場合には最低でも2台のHDDでRAID0(SDでも余裕を持たせるなら4台でHD非圧縮なら8台のRAIDが必要)を組まなければいけないし、そもそもHDやSDの非圧縮で取り込むにはSDIの端子をもったデッキが必要です。

そうなるとデジβやHDCAMのデッキが必要になるので、、ざっくりで5,600万位掛ります(笑 それなりの性能のモニターも必要になるでしょうから、実際はもっと掛ります)


SDI経由で取り込む場合、DV素材でさえ非圧縮やProRes422で取り込むとエフェクトやカラコレをした時の画質の低下が避けられます(DVは色のにじみが酷いので)

2009/10/09 00:52 タカシ への返信

なんと、photoshopにはそういうプリセットが用意されているのですね。

全く気づきませんでした。

解決です。


illustratorのデータもコピー、ペーストでphotoshopに(NTSC DV720*480)

もってきたら見事につぶれた状態になってくれました。aiデータをAE,

FCPに読み込んだ場合の検証はまだできていないので後ほどやってみたいと

思います。



ハードウェアーに関しては、やはりそこまでいくともうオンエアークオリティー

ですね。(完パケられる!)CM、TVの仕事取ってこないと成立しないでしょうね。

(どちらもかなり金額渋いけど(笑))でも素材の映像を如何に減衰させないで

フィニッシュさせるか、には必要なシステムですから今後の課題にしたいと思います。



相当最初の質問から比べると理解を深める事ができました。


感謝、感謝でございます。


タカシさんありがとうございました!

(出来の悪い生徒でした、わたくし。)

2009/10/09 01:10 nagnag5678 への返信

>残念ながらSDでの納品用DVDをDVかSD非圧縮かでは、見た目(画質的な)の差別化は著しく現れません。


残念・・・。


やはりうちの規模では”数年後のブルーレイ”が現実的な設備変更のプランになりそうです。


ちょっとそれますが、何年か前のBSデジタルが開局したときの映像の綺麗さといったら、

もう言葉が出ませんでした。そしてレンダリングにNTSCのときの6倍くらいの時間がか

かって、これももう言葉がでませんでした。制作者としてはできれば綺麗な映像で提供し

たいものですので、それ以降720pxという解像度は悪に感じるようになってきました。

『小さすぎる!』と。(もちろんぼくのなかだけです。)


とりあえずは、あくまでMac環境でのブルーレイが整うのを待とうと思います。



>2通りの方法で行っています。


やはり一度はPhotoshopに寄り道する必要がありそうですね。

何か工夫できないか考えてみます。



nagnag5678さんほんとうにヤヤコシイ質問につきあっていただき、

誠にありがとうございました。

最初に比べるとかなりクリアになりました。感謝です。

2009/10/09 21:22 kazzpanda への返信

kazzpanda


いえいえ、私も含め他の方々の助言で曖昧にしていた部分が理解出来たんじゃないかと思います。

似た様な事で迷っている人も多いでしょうしね。

目の前で素材を見比べながら話せば違いも判りやすいかもしれませんが、検索するとその辺りを細かく解説しているサイトも見つかると思いますよ。


あと、FCSを使いこなす事って機能を使う事も重要ですけど、こういった知識もふまえた上での話かな?と私は思うんですよね。

せっかく良い映像を作っても、出力の仕方を知らないと台無しになってしまうかも知れないですから。


愚痴になっちゃうけど、FCSが今一歩を抜け出せないのはその辺りの影響もあるかも。Avidはポスプロのエディターが操作する事が多いので言わなくても適正な処理で編集が進むと思うんです。でもFCSだと何も予備知識の無い人でもちょっと頑張ると買えちゃうので自己流でやって煮詰まってしまったり、その結果「やっぱFCSじゃダメだな」なんて事にもなりかねないかな、、なんて。

(間違えて欲しくないんですが、知識が無いなら使うなって話じゃないです。笑)

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