Mail.appで英語のメールをゴミ箱に移動するルール設定について

POPサーバーならPOPFileというソフトがあります。

ようこそ [POPFile Documentation Project]

トレーニング（運用し続ける）することで、ほぼ確実に欧文メールと日本語を含むメールの分別をしてくれます。

うーん、エレガンスのかけらもないけど、例えば、本文中に、「。」がない。「、」がない。いや、完璧にやるなら、「あ」がない「い」がない（以下続く）、というAND条件のルールを作れば、 まぁ 98% くらいの精度でいけるのでは。ただ、"I love you!" とか、「我愛你」とかのメールが来たら見逃しちゃいますけどね(笑)。

hasegawa による書き込み:

「英語のみのメール」を定義する具体的な記述がまだわかっていません

もしかしたら、受信した履歴画面で指定していくのでしょうか……？

そのとおりです。

例えば、「日本」「外国」「外国trash」という３つのバケツを用意して、間違えるたび（最初はすべてunclassified）にPOPFileの画面で教えてやると、だんだんまちがえなくなります。

間違えたメールのヘッダを全て表示させると、「X-POPFile-Link: 」というヘッダがありますのでそのリンクをクリックすると便利です。

しばらくはMail.appでのルールは設定しないで様子を見て、「もう大丈夫」だと思ったらSubjectの頭につく文字でルール設定をすれば簡単にゴミ箱行きが実現できます。

こちらでは英語の迷惑メールもかなりの精度で勝手に処分してくれてます。

特別な設定にはしていませんが、効いていることがあるとしたら、

「インターネット・サービス・プロバイダが設定した迷惑メールヘッダを信頼」にチェックを入れていることくらいでしょうか。

このヘッダを入れるかどうかは使っているプロバイダに依存しますけど。

ところで、自分のところにきている英語の迷惑メールの多くは

Content-Type: text/plain; charset="Windows-1251"

か

Content-Type: text/plain; charset="ISO-8859-1"

となってます。

少なくとも、これらのcharset(使用している文字コードのセット)では日本語は表示できませんから、日本語でないことだけは確かです。

Content-Typeヘッダにこれらのcharsetが入っているかどうかのチェックをしてみるのはどうでしょうか？

なお、charsetを指定してこないケースもそれなりにありますので、あくまでも限定的なフィルタです。

hasegawa による書き込み:

英語のメールのヘッダを見てみますと確かに"Windows-1251""ISO-8859-1"

が多いのですが、multipartと記されているものではcharsetが見あたらない場合がありました。

また「Content-Type」自体が表示されないものもあり、おっしゃるように限定的な使用になりそうです

逆に日本語を特定できないかと、30ほどの日本語のメールを見てみましたが

「ISO-2022-JP」が多いものの、やはり「multipart」となっているものにはそくちすといかが見あたらず、「Content-Type」での特定は難しそうですね

takano様　ありがとうございます。

条件設定の一番上で「いずれか」「すべての」と選択ができますね

別に１つのルールで全部に対処する必要はないので、個別にゴミ箱行きのメールを指定すれば良いのではないでしょうか。

例えば、差出人のアドレスとかタイトルにある用語、本文中の定型句とかで、個別対応のルールを作る。

駄アイディアですが

メールアドレスが5個までならGmailのMail Fetche機能でメール アカウントからメールをダウンロードして、すべてのメールを Gmail で管理することができます。

http://mail.google.com/support/bin/answer.py?hl=ja&ctx=mail&answer=21288

これだと英文スパムはほぼ迷惑メールフォルダに入れてくれます。

あと5個はGmailとほぼ同じ機能のlivedoorメールを使って同じ機能でできます。

それをapple mailにIMAP接続するという方法も有ると思います。

１０個のメールアドレスならこれでできると思います。

＃でも今度は日本語のメールが迷惑メールに入ることが有ります…＃

10以上のアドレスがある場合は、いったん全部のメールをGmailへ転送するとそこで英文の迷惑メールを振り分けてくれるかも知れないですがやったこと無いです。

その後apple mailにIMAP接続。

ご参考まで。

hasegawa による書き込み:

SPAMと登録したアドレスは約300。

発信者で判別しても駄目ですよ。

ほとんど偽装ですから。

あと、すいません。一つ前の投稿で変換がおかしかったです。

ひらがな入力バレバレです(^^)

事後編集可能ですよ。

xy wrote:

hasegawa による書き込み:

SPAMと登録したアドレスは約300。

発信者で判別しても駄目ですよ。

ほとんど偽装ですから。

そうそう。それは一番効率が悪い。もしそれでもやりたいのだったら、アドレスブックのグループにブラックリストとか名前を付けて登録して、このグループに属するものはダメ、とかすると多少効率はよくなりますが、それでも余程同じアドレスから送ってくる奴の場合や、厳密な意味での無差別スパムではないけど、このショップからのメール見たくないとかの場合でないと、意味ありません。

ここから先は技術の話じゃなくて趣味の世界です(笑)が、僕は、ルールたくさん作ってます。というか、ルール作るの好きです。本文に入っているとスパムと見なす表現（ドラッグ、偽造商品、違法ソフト、、など分野別）タイトルに入ってるとスパムと見なす単語（同、分野別）、その他に、本文にロシア語が入ってるとスパムとか、80くらいルール作ってあって、それぞれのルールにヒットすると、分野別に色が付いて、違う声で喋ってお知らせしてくれるようになってます。「お、久しぶりにあれ入ったな」とか、「最近、あの声聞かないな」とか、楽しいですよ。すり抜けてくる新種のスパムが入りだすと、対策を考えるのがまた楽しかったりして(笑)。ま、ソフトに任せて鍛えた方が効率は良さそうですが、こういう物好きもいるということで。😎

メールのヘッダ情報を基にspam対策を講じたいのであれば，「procmail レシピ」で検索すると，参考になると思います。

私も独自の「.procmailrc」を作成しておりますが，レシピを公開してしまうとその裏を書くspamが現れることが危惧されるので，一部のみご紹介します。

その前に，ご使用のメールサーバへ「.forward」や「.procmailrc」ファイルを作成できるかどうかの問題もあります。

メールサーバがリモートログインに対応していない場合は，MailServeを導入して，Macのホームフォルダ内に「.forward」や「.procmailrc」ファイルを設置することもできます。

とりあえず，私のインストール時の覚え書きをご紹介します。

• ●MailServeを購入し， Applications（アプリケーション）->Utilities（ユーティリティ） フォルダ等にコピーし，これを起動する。
• ●「Incoming」タブの「Fetchmail」タブを選択する。
• ●「+」ボタンを押すと，その下の入力フィールドが入力可能状態になる。
• ●Server Nameの左にpopサーバを記入。
• ●User-IDの左にメールサーバのアカウント名（メールアドレスの＠マークの左側）を記入。
• ●Passwordの左にメールサーバのパスワードを記入。（←平文のままであることに注意。）
• ●Local-IDの左にMacでのアカウント名を記入。
• ●Keepの左をYESにする。（←MailServe経由でメールを受信できることが確認できるまでメールサーバのメールを消さない設定にしておく！）
• ●念のため現時点までに届いているメールを一度普段使っているメールソフトで受信しておく。
• ●普段使っているメールソフトで自分宛にテストメールを送っておく。
• ●MailServeの「Start Postfix」ボタンを押す。
• ●「Start Fetchmail」ボタンを押す。
• ●「Incoming」タブの「Basic」タブを選択する。
• ●「Start POP3」ボタンを押す。
• ●このページを参考にしてFireWallの110番ポートと25番ポートを開放する。
  ↑Leopardの場合は，能動的に開放させる必要は無く，POP3やPostfixをスタートさせた時にソフトウェアの接続許可を求められ，その時に許可をすれば自動的にポートが開かれる。
• ●普段使っているメールソフトのサーバの設定で受信サーバ名をMacのホスト名に変更する。
• ●メールサーバのアカウント名とMacでのアカウント名が異なる場合はメールソフトの受信サーバのアカウント名もMacでのアカウント名に変更する。
• ●普段使っているメールソフトで先程送信したテストメールを受信できるかテストする。
• ●受信できていれば成功。
• ●受信できないようであればメールソフトの受信サーバの設定などを元に戻しメール処理を諦めるか，自力でなんとかする。
• ●諦めるときは，
  
  • ■MailServeのfetchmailの設定で，該当するアカウントを「-」ボタンで消去し
  • ■「Stop Fetchmail」ボタンを押す。
• ●１週間程度運用し，問題無いようであれば，KeepをNOにする。 他の端末でもメールサーバにアクセスするならKeepのままで，他の端末でメールサーバのメールを消去するようにする。

レシピは以下の通りです。「iso-2022-jp」以外のメールに「X-Not_Japanese:」というヘッダが付与されます。

PATH=/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin :0 * ^Subject:.*(euc-kr|ks_c_|GB2312|GB-2312|windows-1251|koi8-r) /dev/null :0 * ^Content-Type:.*(euc-kr|ks_c_|GB2312|GB-2312|windows-1251|koi8-r) /dev/null :0 HB * ! ? head -n 400 | egrep -i iso-2022-jp { :0 * ^Content-Transfer-Encoding:\ base64 { :0 Bf * ! ? head -n 400 | egrep -i name= |formail -A "X-Not_Japanese: base64" } :0 EBf * ? head -n 400 | egrep -i "charset=(euc-kr|ks_c_|gb2312|gb-2312|windows-1251|koi8-r)" |formail -A "X-Not_Japanese: Korean or Chinese or Cyrillic" :0 Ef |formail -A "X-Not_Japanese: may be English" }