10.4のサポートは終了したのですか？

Apple からのアナウンスはされていないと思います。

しかしながら、セキュリティーアップデートがずっとリリースされていないので、インターネット接続等による危険性は否定できません。

以前、友人から「MacOSはウィルスが存在しないから、ウィルス対策ソフトも必要ない」と聞きましたが、これも本当ですか？

どんなコンピュータもインターネットを利用する限り危険性はありますが、WindowsPC が圧倒的多数なので被害に遭いやすいというだけです。

Macだから安心というのは過信ですし、無線接続なら別の注意もする必要があります。

何らかの自衛策は必要だと思いますし、危険な匂いには敏感になられた方がいいと思います。

私もときおり Mac OS 9.2 なども利用しますが、ネット利用は基本的に最新のMacでと決めています。

Apple 公式サイト以外へのリンクは張らないようにしてますが、以下はある意味公式情報と言えるでしょうか。

（警察庁 サイバー犯罪対策）

http://www.npa.go.jp/cyber/

セキュリティーアップデートがずっとリリースされていないので、

Mac OS X 10.4 Tigerの最後のセキュリティアップデートは、2009年09月11日のSecurity Update 2009-005でした。

このとき、Mac OS X 10.5 LeopardでもSecurity Update 2009-005が、Mac OS X 10.6 Snow LeopardではMac OS X 10.6.1がリリースされました。

その後、2009年11月10日に、Mac OS X 10.6 Snow LeopardにはMac OS X 10.6.2が、Mac OS X 10.5 LeopardにはSecurity Update 2009-006がリリースされましたが、Mac OS X 10.4 Tiger用にはリリースされませんでした。

今月の2010年01月20日にも、Mac OS X 10.6 Snow LeopardとMac OS X 10.5 Leopardにはセキュリティアップデート2010-001がリリースされましたが、Mac OS X 10.4 Tiger用にはリリースされませんでした。

以上の理由から、Mac OS X 10.4 Tigerのセキュリティ関連のサポートは既に終了し、インターネットに接続できるOSではなくなったと考えます。

以前、友人から「MacOSはウィルスが存在しないから、ウィルス対策ソフトも必要ない」と聞きましたが、これも本当ですか？

いえ、間違いです。

正確には「MacOS X用のウィルスは現時点ではあまり普及していないので、ウィルス対策ソフトを使用していなくても今のところはウィルス感染するリスクは低い」です(MacOS 6とか7の頃は、Mac用のウィルスはかなり広く普及していました...Win陣営は当時はまだMS-DOSとかWindows 3.1の時代...Win用ウィルスが普及し始めたのはMacOSを真似したWin95が出てから...ウィルス感染しやすいところも真似してしまったんですね)。

ウィルスの中にはマクロウィルスと言ってAcrobatやOffice等のアプリケーションの機能を用いて感染するものもあります。この場合はOSに依存せずにそのアプリケーションのユーザは感染リスクがあります。

それに、ウィルス感染しなくとも(ルータ経由せずに)インターネット接続していればOSの脆弱性をついてMacを乗っ取られる可能性はあります。

うちの職場ではOSアップグレードは容易ではないので、Windows NT4、MacOS 8.6なども現役で(当然OS X 10.4も)、ネットにつながっています。もちろん職場全体のファイヤーウィール、各部屋毎のルータによるガードは行っています。適切なネットワーク環境で運用し、不適切なネット接続をしないなら(知識と教育が必要ですが)必ずしも10.5以降にしなければいけないというほど危険ではないと、私は思います。

逆に、知識が不足している或は利用者を十分教育・管理しきれないというなら、10.5以降にして、ウィルス対策を入れておくべきでしょう。

また、iBookを持ち歩いて公衆LANに接続するといった使い方をしているなら、OSのアップグレードは必須と言って良いでしょう。

以前、友人から「MacOSはウィルスが存在しないから、ウィルス対策ソフトも必要ない」と聞きましたが、これも本当ですか？

いえ、間違いです。

こういった間違った情報は良くないですね。

情けないのが「アップルストア銀座」でも、そう言った説明をしている光景を何度か見た事があります。

説明の内容は店員の判断によるものとされるのかも知れませんが、客の「Macにもウイルス対策は必要ですか？」という質問に「MacはWindowsと違いウイルスには感染しない。安全です」という様な言い方でした。

そういった質問をする位ですから、きっとそのお客さんは初心者さんなのでしょう。でも、そういった方にこそ「ウソ」を教えるのは良くないですね。

ウイルスその物の数が少なかったりするので感染する可能性はゼロではないし、Macそのものが感染しなくてもキャリアになる可能性はあるので、騙すつもりはなくても重要な情報が欠落していると思います。

OKwebで同じ質問をしましたら、「インターネットに接続していない状態での使用なら安全」とアドバイスを頂きましたが、

以前、友人から「MacOSはウィルスが存在しないから、ウィルス対策ソフトも必要ない」と聞きましたが、これも本当ですか？

インターネットに接続していれば、常にセキュリティーホールやウィルスは付きまとう事です。

また、ウィルスですが、インターネットに接続していないから安心して使えると考えるのもどうかと思います。

Macだから、ウィルスが少ないとか、ウィルスが無い、という考えは持たない方が良いですし。

例えば、データの入ったメディア(HDD,MO,CD,DVD等）をウィルス対策をしてない友達から借りたとして、自分のMacに接続した場合、ウィルスが感染する可能性もある訳です。

恐怖心を与えてしまい申し訳ないですが、特にインターネットに接続してるならサポートされてるOSですら「常に用心する」べきと思います。

10.4については、今は10.6が発売されましたので、次第に過去のOSはサポートされなくなる運命と思います。発売して数年しか経っておらず寂しいです。

それにしても、Appleストアの人がMacはウィルスに感染しない、とか言ってるのもどうなのやら。

修理だけでは無く、商品を販売するのですから、多少なり大げさに言う事はあっても、その限度を超えてしまっていると思いますね。

野尻隆裕 wrote:

以上の理由から、Mac OS X 10.4 Tigerのセキュリティ関連のサポートは既に終了し、インターネットに接続できるOSではなくなったと考えます。

僕も実質的にはそうなんだと考えます。ただ、こういうことはメーカーとしてきちんと発表してほしいですね。マイクロソフトのサポート終了騒動とかをみて、やらずに済ませているのかも知れないけど、セキュリティの問題なんだから。

一方で Safari や QT なんかは 10.4.11 対応してるし、公式にはグレーなのかもしれませんが。

> きちんと発表してほしい

"Mac OS X,サポートポリシー"をキーワードにネットで検索しますと、公式

情報はヒットせず、同様のご意見が多数ヒットしますね。

#野尻さんのWebサイトも含まれています。

今のところは、過去の実績（?）を踏まえると、「1つ前のバージョンまでは

サポートする」という感じでとらえています。多数のユーザが声を上げれば、

少しは改善するかもしれないですね。

> 一方で Safari や QT なんかは 10.4.11 対応してるし、公式にはグレー

> なのかもしれませんが

アプリの対応は他の市販ソフトと同じで、過去のOSバージョンに対応できれば

するでしょうから、OSとしてのサポートはセキュリティアップデートがなく

なった段階で終わったとみるべきかと思います。

#QuickTimeを単なるアプリととらえるべきかどうかは意見が分かれると思い

#ます。

私のメイン環境は未だにOSX10.4.11（4台中3台。うち2台はG3 Macなので打ち

止め。）ですが、とりあえずは運用でなんとかやりくりしようと思っています。