HDVの編集時のレンダリングについて

今回、知人の歌手のPVの編集にと初めてFCEを使用するdcと申します。先日canon EOS 5Dで撮影したHDV(1920×1080画素)のmovデータを読み込み、編集をし始めようとしているのですが、タイムラインにクリップを並べただけで、レンダリングが必要な赤いラインとなり、キャンバス画面が「未レンダリング」と表示されてしまいます。


「無制限のRT」に設定してもすぐに「コマ落ち」のアラートがでてしまいます。ハードウエアのスペックの問題なのか、シーケンスの設定なのかわからずどうしたものかと。ちなみにシーケンスの設定はHDV1081、AVCHD19、ともにi60で設定しましたが、どちらも赤いラインとなってしまいます。


使用環境ついては下記になります。


MacBook Pro
2.2 GHz Intel Core 2 Duo
メモリ 2GB 667Mhz DDR2 SDRAM


Mac OS X 10.4.11


以上、どうぞよろしくお願いいたします。

MacBook Pro, Mac OS X (10.4.1)

投稿日 2010/05/09 09:28

返信
返信: 4

2010/05/09 22:09 dc への返信

dc

まず、HDVというのはMini DVに撮影するHD映像があるので、ハイビジョンビデオという意味で使うのは間違いを生じやすいので使わない方が良いと思います。

5Dmark2のデータは拡張子はmovですが、中身はH.264というMPEG4の仲間です。

また、movだから、Quicktimeだから、Finalcutで読めるから、、編集出来るというのは違います。


編集に向いた素材としてはmovでもAIC(Apple Intermediate Codec)やDV(miniDV)があります。

(movでは他の形式もありますが、Macや周辺機器のスペックがそれなりに必要となります)


H.264にする事でHD映像をCFに記録出来るのは良いのですが、圧縮がされているので再生には負荷が掛かります。

「見るだけ」なら今のMacには問題なくても、編集するとなるとMacProでさえ難しくて、Finalcut上では赤やオレンジになりレンダリングが必要です。

ですので、Finalcut Studioの場合は重いH.264ではなく、ProRes422に変換しながら取り込む事が出来るのですが、Finalcut Expressにはそれが出来ません。

どうするか、、ですが、私も良く判りません、すみません😕

素材をQuicktimeなどに読み込んでAICやDV(16:9)などに変換する事で、編集出来る様になると思うのですが。。


で、次の問題が5Dmark2は3月頃にファームウエアが更新され、1,920×1,080は24pが追加されて、30pは使いづらいので29.97fpsとなりました。(30pは廃止)

なので、シーケンスの設定は1,920×1,080、29.97fps、優先フィールドなしが最適で、もしDV 16:9(スクイーズ)に変換した場合は720×480 アナモフィック 29.97fpsが最適となります。


早い話がEOS 5Dmark2のH.264を何らかの形でAICかDVに変換してFinalcut Expressに持ってこない限り、どの様な設定にしても赤(要レンダリング)になるのは避けられません。

2010/05/10 08:07 タカシ への返信

タカシ様


ご返信、およびとても丁寧なご説明ありがとうございます!

なにぶん平面のグラフィック畑の者ゆえ動画に関しては無知でお手数をおかけしました。

まずAICへの変換については、これまで5Dmark2のデータをそのままFCEのブラウザに

ドラッグ&ドロップせずに、「切り出しと転送」をしAICに変換させようととしたのですが

読み込みじに「互換性がない」とアラートが出てしまいましたので

これが正しいのか不明なのですが、

iMovie08で

▼QuickTimeで書き出し

▼MovieからQucik Time ムービー

▼オプション

圧縮の種類:AIC

フレームレート:現在の設定

圧縮プログラム:1080i

にて書き出しし、そのデータを

▼FCEセットアップ設定

HDV-AIC1080i60

にて読み込んだところグリーンの線で

編集することができました。ありがとうございます。

ただ、それなりに劣化が目立つようです。


またDVへの変換については、いまいち理解が浅いようで

やりかたがわからずにおります。


やりながらトライ&エラーをくりかしつつ、動画編集について

理解を深めていければとも思っています。

ありがとうございました。

2010/05/10 20:04 dc への返信

dc

なるほど、iMovie経由でAICに書き出しをされたのですね。

実は参考になるか判らなくて書くかどうか迷ったのですが、良かったです😉

(作業しているうちに何か自分なりのアイデアで解決するのも面白いんですよね)


お気づきの様にAICは割とローパワーのMacでもHD編集が出来る様に軽い(画質を落とした)形式です。

ですので劣化感はいなめないかも知れませんね。

DVに関してはMIni DVと同等の品質の物で、DV NTSC(日本はNTSCです)フレームレート29.97fps アスペクト比16:9にすればSD品質ですが16:9の映像となります。

DVDにするのならこれも良いと思うので、機会があれば試してみて下さい。

2010/05/11 07:44 タカシ への返信

タカシ様


ご連絡ありがとうございます。

作業するうちに〜。本当にその通りだと思います!


実は今回の編集については期限が短く、かつ、

ベストなものをと考えておりましたので

思いたったらで昨晩、家電量販店より持ち帰りで

21.5inch:3.06Ghz:ATI Radeon HD 4670のiMacを購入し、

タカシさんへの返信の後にセットアップし

早速編集作業を開始しました。


まずiMovie「09」のムービーの書き出しから

「08」のデフォルトではなかった「HDムービー」で書き出したデータが

AICのデータかつ、高品質になるのではないかと想定し

早速FCEで読み込んだところ、コマ落ちすることもなく、

かつ画像の劣化も感じられずに

RT エクストリームで編集することができ

驚くほど作業効率をあげることができました。


現在、作業優先で、RTエクストリームで編集できた要因が

iMovieで変換したデータに因るのか、マシンのスペックなのか

しっかりと検証できておりませんので、

作業が終了した段階であらためてレポートさせていただければと思います。


今回はタカシさんのコメントをきっかけに

可能性を探り、短期間でスムーズに作業ができるようになりました。

あらためて感謝申し上げます。


それでは!

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