iPadでmailを使っているとmailが落ちます

aquatio による書き込み:

ある時突然、操作している最中にmailが、フッと終わります。落ちてしまいます。

一番多いのは、古いメールなどをまとめて削除しているときです。いくつかを消して行くうちに、ふと終わる。

この症状が出ると、再度立ち上げても、今度は普通にメールを見ているときとかの操作をしだしても落ちだします。

imap（特に、i.softbank.jp）だと、ネットワークの混雑、サーバの能力不足も疑われますね。

一度、落ちると、次に起動したときに，同じ場所から続行しようとするんで、そりゃ、同じようになります。

試すとすれば、以下の順かな（どこかで解消すれば良いんですけどね）。

アプリの強制終了。

iPadの電源の入れ直し。

OSの強制再起動。

復元（バックアップから）

復元（バックアップを使わずに）。

書式の件は，アップデートで解消したんじゃないでしょうか。

aquatio さんによる書き込み:

何でもないときには何でもないですが、ある時突然、操作している最中にmailが、フッと終わります。落ちてしまいます。[...]

この問題は、Apple サポートコミュニティ でも何度となく出ている問題だと思います。私の iPhone 4 や iPad でも時々発生します。基本的にはシステムメモリの逼迫が原因だと考えています。iPad Mail や iPhone Mail（以後 Mobile Mail）が落ちたら「Memory Status」でメモリの使用状況をチェックしてみてください。おそらく「緑色」(Free) の部分がほとんど無くなっているはずです。「Memory Status」で3~4回連続してメモリのお掃除を実行します。すると空きメモリが、iPhone の場合には 75 % 前後まで、iPad の場合は 60 % 近くまで増えるはずです。（この作業は数回繰り返す必要があります。）

それから再度、メールの操作を行なってください。大量のメールを削除したりする時には50通位処理した段階で、iPad 自体を一度再起動することをお勧めいたします。理由は、操作の途中で Mobile Mail が落ちてしまうと、せっかく削除したメールなどの情報を忘れてしまい、また始めからやり直しになってしまうからです。その場合には、またまたメモリのお掃除からやりなおさなければなりません。多少手間は掛かりますが、Mobile Mail の整理をしている時には数十通単位で iPad 本体の再起動を小まめに行うことが結果的に早道になります。

いつもは百通位処理しても大丈夫なのに、なぜかある時には10通でも処理中に落ちてしまうことがあります。何度やってもダメです。想像するに、本数は少なくても、一部のメールが異常に大量のメモリを消費しているのだと思います。HTML メールなどだと大量に外部の写真や動画にリンクしていて、それらをリモートで表示しようとしているので、瞬時にメモリが満杯になってしまうのかも知れません。

経験的に iOS 機器でもっともメモリを食うのが Mobile Mail と Mobile Safari です。「Memory Status」を使って、メモリの空きを最大限にしたと思っても、Mobile Mail を１度起動すると、それだけでメモリの空きは 3/4 から 1/4 位にまで激減してしまいます。一瞬です。その後メモリの空き容量が増えるということはありません。減る一方です。そしてメモリが逼迫してくると、Mobile Mail が落ちますが、落ちる前にはメールのリモート画像が表示されないとか、添付ファイルのダウンロードができないという現象が発生する場合があります。いずれにせよ、これらの異常や予兆が発生したときに「Memory Status」を確認すれば、メモリの空きがほとんど無くなっていることが確認できると思います。

Mobile Mail は常にバックグラウンドで動いており、強制的に終了させても、すぐ勝手にバックグラウンドで起動してしまいます。理由はわかりませんが、Mobile Mail も Mobile Safari もメモリを解放しません。どうも iOS はメモリの管理が上手ではないように思えます。（同じことは Mac OS X にも、旧 Mac OS にも言えたことですが。とにかくシステムメモリが少しずつ減っていく…。Windows の場合はどうなのかは知りませんけれど。）

私は毎日数回は「Memory Status」を使ってメモリ残量を確認し、かつメモリを解放しておりますので、感覚的にどの時点でメモリが不足し始めたかわかるようになっております。aquatio さんの問題はほぼ、このメモリ逼迫の問題で間違いないと思っております。

なお、Mobile Safari でウェブを閲覧しているときでも、地下鉄など電波が届かない場所で前のページに戻ったときに、古いページが表示される場合と、されずに、リロードしようとして失敗する場合（こちらの方が多いですが）がありますが、これも、メモリを掃除して空きメモリが多い時点で開いたページは、（メモリの掃除からそれほど時間が経っていなければ）キャッシュが残っているようで、リロードしなくても表示されます。このとき「Memory Status」で確認してみれば、十分空きメモリがあることが確認できます。しばらく使っていると（たぶん10分以内）、新しいページはキャッシュされなくなり、前のページに戻ろうとすると、ネットワークに繋がっていないため、リロードに失敗したというメッセージが出るはずです。このとき（前回の確認から10分程度しか経っていないはずなのに！）再度「Memory Status」で空きメモリを確認すると、やはり空きメモリが逼迫していることが確認できると思います。

私は、日本で発売された初代機の iPhone 3G から iPhone 3GS、iPhone 4、iPad と全て使ってきていますが（iPad 2 はスルー）、この Mobile Mail とメモリ逼迫の問題は全ての機器で体験しておりますし、全ての機器において「Memory Status」を使って、頻繁にメモリの解放をすることで問題を解決しております。

なお、「マルチタスクは良いけれど: Apple サポートコミュニティ」等もご参照ください。

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Apple MacBook Pro (17"/Intel Core i7/2.3 GHz/8 GB RAM/512 GB SSD/HR-AG)

Mac OS X 10.6.7 (Build 10J4138) [Snow Leopard]

xy さんによる書き込み:

imap（特に、i.softbank.jp）だと、ネットワークの混雑、サーバの能力不足も疑われますね。

一度、落ちると、次に起動したときに，同じ場所から続行しようとするんで、そりゃ、同じようになります。

私はメモリ不足が問題だと考えていますが、その場合でも同じことが言えると思います。メモリ不足で Mobile Mail が落ちたのだとすれば、再度 Mobile Mail を起動しても、やはり同じ部分を読み込んだ段階で Mobile Mail は落ちてしまうでしょう。しかも落ちる度に使える空きメモリは減っていきますので、ますます落ちやすくなっているはずです。で、それを繰り返してくと、やがて Mobile Mail は起動した瞬間に落ちるようになります。

iOS 機器を再起動すれば（起動直後に iPhone 4 では空きメモリが 60 % 程度、iPad では 45 % 程度になっていたと思います）、通常は問題は解決するはずですが、それでもダメな場合があります。その場合は、再起動直後であっても、さらに「Memory Status」で空きメモリを増やします。たいがいがそれで解決しますが、それでもダメで Mobile Mail が途中で落ちてしまう場合がありました。この場合はしかたがないので、それこそ数通単位でメールを削除してから、iOS 機器を再起動…を繰り返して、何とか復旧させたこともあります。この場合も問題と思われるメールを削除してからは、後はスムーズに作業が進み、百通以上をまとめて処理しても落ちなくなりました。と言うわけで、こういう場合には、1通のメールが悪さをしている（＝メモリを食いつぶしてしまう）のだろうと想像しています。

しい坊 による書き込み:

しかも落ちる度に使える空きメモリは減っていきますので、

そりゃ、アプリが落ちるということは、確保したメモリをOSに返す処理を実行できなかったということなので、利用可能なメモリ領域は減りますって。

このあたりのプログラミングの作法は、30年以上前からのものなんで、もはや、ＯＳ側で対応してると思いますけどね（即時対応は、難しいでしょうけど）。

また、アプリが落ちること（従って、解放されないメモリ領域があること）は予想されているんで、適当なタイミングでＯＳが取り戻していると予想しますね。

あと、ガベージコレクションやメモリ上の再配置も用意されているでしょうから、MS-DOSの頃ならいざしらず、私自身は、メモリをマニュアルで管理しようなんて発想はありません。再起動で十分だと思っています。人それぞれの使い方なので、強要はしませんが。

xy さんによる書き込み:

このあたりのプログラミングの作法は、30年以上前からのものなんで、もはや、ＯＳ側で対応してると思いますけどね（即時対応は、難しいでしょうけど）。

問題は、Apple サポートコミュニティ でも大量と言っていいほどの類似の質問が繰り返されているのを見てもわかるように、iPhone 4 や iPad では頻繁にメモリ不足に陥ってしまうのですよね。で、普通のユーザーに、それへの対応を求めても無理があると考えています。現行の OS は、メモリ不足に陥らないことを目標に作られているとは思いますが、それに成功しているようにはとても思えません。

また、アプリが落ちること（従って、解放されないメモリ領域があること）は予想されているんで、適当なタイミングでＯＳが取り戻していると予想しますね。

それはあるようです。ただ、現行の iOS 機器ではおそらくシステムが使えるメモリ領域が少な過ぎて、OS の対応が間に合わないのではないかと…。Mobile Mail の表示件数も200通に制限されているのも、そこら辺のバランスを考えてのことかと…。ただし、現実にはそれでも無理がある…。

あと、ガベージコレクションやメモリ上の再配置も用意されているでしょうから、MS-DOSの頃ならいざしらず、私自身は、メモリをマニュアルで管理しようなんて発想はありません。再起動で十分だと思っています。人それぞれの使い方なので、強要はしませんが。

用意されていようといまいと、現実にメモリ不足が発生してしまうわけです。で、私も iOS 機器は毎日数回再起動してメモリのリセットを実行していますが、毎回それを実行するには、メモリ不足が発生する頻度が多すぎることと、メモリの掃除をした場合よりも再起動の方がはるかに時間が掛かるということがあるので、通常は、手動によるメモリ掃除を数回実行した後で1回再起動のような使い方をしています。

また、好むと好まざるとに関らず、先のコメントでも紹介した事例のように、再起動だけではどうしても十分な空きメモリが確保できず、手動でさらに空きメモリを確保して始めて問題を乗り切ることができるような場合もあります。

私も通常のユーザーの日常的なトラブルは再起動で十分だと考えています。

ただ、いずれにせよ、現状の OS のメモリ管理は問題を抱えていると思います。（あるいは OS の問題ではなく［←つまり、ソフト的には原理的にこれ以上最適化はできない？］、ハード的にシステムメモリが少な過ぎて、この問題を解決するにはシステムメモリを増やすしかないのかもしれません。私の MacBook Pro も搭載メモリを 3 GB から 8 GB に増やしたところ、パフォーマンスが目に見えて改善しただけではなく、仮想メモリのスワップファイルも以前はあっと言う間に数 GB 作られていたものが、今ではほとんど作られず、以前はシステムの空きメモリがどんどん減っていっていたのが、今ではほとんど減ることもなく、なるほど、ハード的に搭載メモリがある限界値を超えることがいかに重要かと言うことを再認識しています。）

すいません、あんまり長いんで ^^; 飛ばし読みですが、

しい坊 wrote:

現実にメモリ不足が発生してしまうわけです。で、私も iOS 機器は毎日数回再起動してメモリのリセットを実行していますが、毎回それを実行するには、メモリ不足が発生する頻度が多すぎることと、メモリの掃除をした場合よりも再起動の方がはるかに時間が掛かる

なんか別のトラブルがあるんじゃないでしょうか？

こちらでは iPad1 iPad2 両方使っていて、結構ヘビーユーザです（Mac や iPhone より iPad の使用時間が一番長いと思います）が、再起動は滅多にしません。あ、Safari 落ちた、一回再起動でもしとくか。みたいな話が月に一、二回です。iPad 2 の方がメモリが多い分、多少耐性が強いのは事実だと思いますが。先日、旅行中に挙動が怪しくなって、久しぶりに一回リセットしました。感覚的に言うと、アプリの再起動（主に Safari）が週に一回。本体の再起動またはリセットが月に一二回。Mac との同期が二ヶ月に一回くらいです（データのやり取りはほぼ無線）。

落ちるとすれば確かに Safari が多い。メールはほとんど落ちない。あと、特定の状況（echofon で instapaper に保存しているとき、保存終了前に 「Done」を押すと必ず落ちるとか。でもこれはアプリ側の不具合ですね）で落ちたり、やはりバギーなアプリというのはありますけど。

まぁ基本的にはメンテのしようもないデバイスですし、大事なデータを失わないということだけ気をつけれてれば、あとは放置でそんなに問題ないようですよ。