itunesの音質について質問です。

可変ビットレートなのにビットレートは固定ビットレートと同じにすると言う時点で話が矛盾してくるので、これはおそらくiTunesにおいて例えば、128kbpsの固定ビットレートの設定と128kbpsの可変ビットレートの設定にした場合って意味ですよね？。

問題となるのは128kbpsの可変ビットレートという設定にしたときにこの128kbpsは平均値なのか、最低値なのか、最高値なのかということになると思います。

これについての公式な文書を私は見たことがありません。しかし同じ楽曲を128kbpsの可変ビットレートと128kbpsの固定ビットレートで変換してみると128kbpsの可変ビットレートの方がファイルサイズが大きくなります。もしこれが最高値が128kbpsであるなら128kbpsの可変ビットレートのほうがファイルサイズが小さくならなければいけません。よって可変ビットレートの方は最高値が128kbpsという事ではなく、より適切に変換しているのではないかと予想できます。

事実、デフォルトでは可変ビットレートにチェックが入るようになっています。

非可逆圧縮を行う限り音質が良くなる理由って無いです、ビットレートを上げれば劣化を少なくする事が可能ですが、元の曲が既に非可逆圧縮されていたら意味は無いです。

余談

アマゾンで売っているMP3は可変ビットレートで、最高値で言っています。

その昔、SoundJAM MPと言うソフトでMP3を可変ビットレートで作成すると、指定したビットレートは最低値という扱いでしたので、同じビットレート指定でも固定のMP3より確実にファイルサイズが大きくなりました。

弘基 による書き込み:

iTunesで固定ビットレートの曲を可変ビットレートに変える

ビットレートが同じかどうか以前に、「符号化音声を復号化し、目的の設定（可変ビットレート）で符号化」ということなので、最初の符号化が可逆符号化でない限り、劣化します（情報が失われる）。

耳で分かるどうかは不明ですけど。

専用ソフトだと、復号化をどの程度まで実行するかということもありますけど、一般のアプリだと、そこまでは対応していないだろうと思います。

あぁ、私が読み違えていましたね。固定ビットレートで変換した物をさらに可変ビットレートで変換し直すという話なのでしょうか。

それなら完全に劣化します。全く無意味ですね。まさかそんな当たり前の事が議題にあがるとは思っていませんでしたので、てっきり同じ音源を固定ビットレートと可変ビットレートで変換した時の差の話だと思い込んでおりました。