iPadにセキュリティソフトは必要でしょうか

Q1　iPadにセキュリティソフトは必要になっているのでしょうか。

これって個人の考え方によりますね。私個人的にはもし万が一感染することがあればバックアップから戻さない復元（新規デバイスとして設定）すればいいと思っているから不必要。またこの手のアプリを常駐させておくとバッテリーの消費にも絡んでくるので常駐させたくないですね。

Q2　上の2つのiPad用セキュリティは有効でしょうか。

何をもって有効と判断するのかって難しいですね。たらればの話をしても仕方がないのですが、上記のセキュリティソフトを入れていなければ危険にさらされる状態で、なおかつ上記のソフトを入れていれば危険を回避できた場合があれば有効だと思いますが、その状況を具体的に説明しろと言われると私には分かりません。

しかし、現在では状況が変わって、以下のようにいくつかソフトが存在しているようです。

確認させて下さい。この状況が変わったと表現されているのは「iOSデバイスにセキュリティソフトが必要ではない」という状況が変わったという意味ではなく、「iOSデバイス用にセキュリティソフトは発売されていない」と言う状況がかわり今現在は発売されているという意味ですよね？。言葉だけのコミュニケーションですから、引用元のURLや発言等は詳細に書いて下さい。その方が意味を読み違えなくてすみます。

あくまで「個人的な運用」ということで回答させていただきます。

ぼくもやすどんさん同様「不要」と考えています。理由も概ね同様です。

現状、セキュリティソフトの導入による「安全性の向上」などのメリットと、逆に導入による「パフォーマンス低下」等のリスクを秤にかけてみた場合、メリットが大きいとは全く思えません。

ちなみにMacでもセキュリティソフトは使用していません。必要なデータを常に(複数の手段で)バックアップして、トラブルが生じた際には初期化しても問題ない状態に保っています。

Q1　iPadにセキュリティソフトは必要になっているのでしょうか。

iOSデバイスは、ウィルスに感染しても他のアプリには感染しない構造のはずです。

必須ではないと思います。

Q2　上の2つのiPad用セキュリティは有効でしょうか。

実際に試さないと判断は出来ません。

A2：　私は、Intego 社「ウイルスバリア X6」を使って定期的にiPhoneとiPadをスキャンしていますが（Macintoshとのケーブル接続が必要）、いままで一度もウイルスの感染を検出したことがありません。

X4のヴァージョンの頃から使っていますが、Macintoshのスキャンでも一度もウイルスを検出したことがありません。　セキュリティソフトをインストールしているといくらか安心できますが、有効なのかどうか？　でもウイルスに絶対感染しないとは言い切れませんしね。

obnrumy による書き込み:

Q3 他のアプリに感染しなくても、本体が駄目になってしまうことはないのでしょうか。

各アプリのバグにより動作が不安定になる場合がたまにあります。

AppleのAppStoreで購入できるアプリは全てAppleの技術者がプログラムをチェックしているので、安心して使えると思います。

審査通らないアプリだと、作成者に一旦戻され修正してまた審査するのです。

Android Marketの場合、私が把握している情報では、アプリの審査が無くても登録出来るから、そのアプリで情報を読み取られる事件が昨年、報道メディアでクローズアップされました。

私はMacを2009年春から使っていますが、ウィルス感染の検出は多分ゼロです。

Mac AppStoreがオープンした時からは「VirusBarrier Express」を使って定期的にチェックしています。

Windowsは3.0からずっと利用していますが、Windows95以降からは各社のウィルス対策ソフトを使っていますが、軽微なウィルス感染の検出が度々ありました。

WindowsとAndroidはウィルス対策ソフトは、「必須」だと思っています。

余談になりますが、

Windowsは毎月定例のWindowsUpdateがありますが、MacのUpdateは非常に少ないです。

LinuxもUpdateが多いですが、殆どはバグフィックスとバージョンアップが殆どです。

A4：　2006年9月に INTEGO-INTERNET SEC. BARRIER X4を購入していますから、6年近く前ですね。　X6を使ってiOSデバイスのスキャンを始めたのは2010年5月頃かな。　Macintoshは10年近く使っており、定番のウイルス対策ソフトを使い続けていますが、過去に一度だけ、ClamXavでウイルスを検出したことがあります。

A4：　本日（3/31）私のMacintoshをIntego VirusBarrieX6で定期スキャンしたところ、Backdoor 'OSX/Tibet.A'の感染を検出し、これを消去致しました。　「Office 2004 for Mac」と「Office 2008 for Mac」に含まれる「Word」にある脆弱性を悪用したものだそうですが、該当するファイルを最近扱ったとは思えず、どういう経路で感染したのか不思議です。

iPadへの感染では無いのですが、ウイルス対策ソフトを使っていなければ感染したことも知らぬままMacを使い続けたに違いなく、はやり、個人的にはセキュリティソフトを使った方が幾分安心できると思います。

・セキュリティとパフォーマンスを向上させたノートン 360--iPadへも対応予定

小山安博 2010/02/24 12:54

またずいぶんと古い記事を引用されていますね。

2010年にリリースされたベータ版ソフトは、2年以上経った現在も2010年5月にリリースされたバージョン0.0.4のままです。つまり、このソフトは失敗に終わっています。

そもそも、サンドボックス化されたiOSでは、セキュリティアプリはほかのアプリを検査できません。さらに、常駐できないので、外部からの侵入を検知できません。何の機能も果たせません。

・株式会社アクト・ツー（本社：東京都渋谷区）は、2011年12月28日(水)より、

Mac・iPhone・iPad 専用セキュリティソフト

Intego 社「ウイルスバリア X6」iOS 5 対応記念キャンペーンを開始

こちらは、ノートンよりマシです。なぜなら、Mac上で動作するソフトだからです。これなら、接続したiOS機器の内部を検査できます。

ただし、この方法では、iPadの利用中に外部から侵入されたとしても検知できません。Safariなどの脆弱性を利用して侵入してiOSを書き換える手法が存在しますが、これには無力です。それどころか、侵入された事実すら検知できない可能性があります。

AndroidとiOSのセキュリティの危険は、主に3つ。1つはフィッシングサイトを踏まされること。これにはウイルスバリア X6は無力です。もう1つはマルウェアを知らずにインストールすること。AndroidとiOSには既に多数のマルウェア（とされるアプリ）が知られていますが、ウイルスバリア X6がそれらを排除した例は一つも報道されていません。最後がJBしたiOSでAppStore以外からウイルス入りアプリをインストールすること。これはJBしなければ危険はありません。

結論。ノートンのiOS版に価値はありません。ウイルスバリア X6がiOSに効果を発揮したことはありません。

追記。ウイルスバリアには、「VirusBarrier iOS」というiOSで動くアプリもありました。

こちらは、メールの添付ファイルなどを「ユーザーが手動で」検査できるようにするアプリです。しかも、iOSで動作するウイルスは検知しない、というか一つも知らないそうです。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110713_460359.html

他人にメールを転送する前に添付ファイルを検査しておくと親切、という用途でしょうか。

Q4 iPhone、iPad、Macintosh いずれもウイルス感染の検出がないということですが

Macはともかく、iPhone/iPadには未だ（狭義の）ウイルスが発見されていません。WindowsやMacと異なり、最近のOSはウイルスを動作させないよう工夫されています。

ただし、以下は存在します。

1) JBしてAppStore以外からダウンロードしたアプリがウイルス。

2) Webブラウザ経由で外部から侵入してデータ書き換え。

3) 個人情報を詐取するAppStoreから購入したアプリ。

1番は、ウイルスを防止する仕組みをJBしてわざわざ破壊しているので、どうにもなりません。でも、JBする人が「うましか」なのです。

2番は危険ですが、ウイルスには分類されません。セキュリティアプリをインストールしても効果がありません。iOSを最新に保つことだけが効果があります。

3番は、現在、問題になっています。困ったことに、法的規制の網の目を抜けている状態です。そのため、有名な会社から普通にリリースされているのが現状で、それどころか「これからのビジネスはビッグデータ」と宣伝されている始末。一方、米国政府は規制に向けて動き出しました。Appleもこの3月になってこの手のアプリの排除を開始しています。