FCP6を使いDVD用にSDでの編集をしております。
今回友人と2カメでロケをしました。
私の設定はAVCHD1080/60iですが、友人のJVCGY-HN100がMPG2の720/30pまたは60pという設定となっていたようです。
※素材をそのままシーケンスに乗せた所自動的に
「1280×720 HDTV720p(16:9)
「アスペクト比：スクエア」
「優先フィールド：なし」
に設定されました
この素材を720×480NTSC DV3:2 アナモフィック設定のシーケンスに乗せて作品を作りました。
編集中パソコンモニターでは問題なかったのですが、DVDが上がってテレビモニターで見ると異常が。
友人カメラ部分がパタパタコマ落ちのような動きになってしまっております。
おそらくインターレースとプログレッシブ素材が混在した事が原因だと思っていますが、それでいいのかな？
なんとかこのコマ落ち感を解決する方法はあるでしょうか。
何卒ご教授、よろしくお願いいたします。
Mac Pro, Mac OS X (10.6.8)
QTVさま
それは優先フィールドの違いではないですか？
確認してみて下さい。
過去のログも併せて検索してみて下さい。
mitchan様
レスをありがとうございます。
いただきましたご意見を元に、色々探ってみました。
その結果ひとつわかったことは、普通DVシーケンスにHDファイルを持ってきた時は自動的に「シフトフィールド」フィルタがかかるのに、友人のカメラの映像ではそれが処理されていませんでした。
タイムライン上のこのファイルを探してひとつずつフィルタを乗せて再書き出しした所、かなりよくなりました。
ただまだ異質感は残っています。
友人カメラファイルばかりを集めてHDタイムラインに乗せ、優先フィールドを「無し」から「奇数」に変えて一旦1080/60iで書き出し、さらにそれをSDタイムラインに乗せシフトフィールドフィルタをかけてDVDに書きだしてみても、パタパタ感は軽減されるものの、異質感はとれません。
もう少し探ってみますが、もし何かヒントでもありましたらご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
撮影時の問題なので仕方ないと思います。
ご存と思いますが、
前半のフィールドと後半のフィールドで1カットです。
フィールドは1カットの半分の情報をもっています。
60iというのは1秒間を60のフィールドで撮影するフォーマットで、
（1/60秒に1フィールドの情報）
30pというのは1秒を30カットで撮影するフォーマットです。
（1/30秒に2フィールドの情報）
ですから、必然的に30pは
動画としての”動き”に対する情報量が減っているのでなめらかな動きにはなりません。
シフトフィールドは、フィールドの順番を変えるだけなので、変化がないのは当然です。
30pは、フィルムで撮影したような演出をするときに効果的な撮影方法です。
ですから逆に、60iで撮影した素材の「インターレースを除去」して、
全体をプログレッシブにし、演出だと言い張るのが最良かも知れません。
Dai64様
リプライを感謝。
そうですねえ、ない情報はどうしてみてもないので、どう仕様も無いですね…
60iをプログレッシブにするという解決法は、なるほど、裏ワザですねえ。
いずれ試すチャンスがあったらやってみます。(チャンスがない方がいいのかな? ^^;)
先日千葉テレビの番組を見ていたら、僕とおんなじ症状のままオンエアしている部分を見つけてしまいました。地方U局とはいえ、テレビ局でも悩まされていることなんですね。
頂きましたご意見を参考に、今後頑張って参ります。ありがとうございました。
プロの方でしたか！ごめんなさい。
個人の方でしたら、そういった逃げ口上もあるかなと思った次第です。
変なことをいって申し訳ありませんでした。
Dai64様
いえいえ、プロなのに勉強不足で恥ずかしい限りです。
制作プロダクションにいた頃はまだ世の中アナログでした。
現場から管理側に異動になったんですが、演出を続けたくてフリーに。
以降地上波時代には技術スタッフに任せっきりだった撮影や編集の技術的な事を独学してはいるのですが、次々とやってくる技術革新について行けておりません。
演出とは違う頭が必要なのも困ったもので…。
またお訊ねすることもあるかと思いますが、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
インターレース素材とプログレッシブ素材混在編集
