メモリーの増設

同容量、同速度のメモリを搭載すると、「デュアルチャネル」という２枚一組で１つのメモリのように動作するモードになりますので、多少は性能がアップします。

また、同じメーカー、同じ型番のメモリを複数利用する事で、個々のメモリ同士の相性による不具合を回避出来る可能性があります。

でも、違う容量のメモリを搭載して、それぞれが独立したメモリとして動作する「シングルチャネル」でも動きます。

ただし、既存のメモリと新しいメモリの混在で、メモリ同士の相性が発生した場合に交換に応じてくれない販売店もありますので、その点には注意が必要です。

予算の節約をするか、少しでも性能アップさせるか、御自分の考えと用途に合わせて御検討下さい。

それなりのメーカー製メモリモジュールを購入すれば、相性問題も発生しにくいです。

最近の iMac には、４つのメモリスロットがあり、標準構成での購入なら２つのメモリモジュールが装着されていると思います。

既に付いている２つのメモリモジュールは、デュアルチャンネルで動作するように同じメモリが付いているはずですし、

空いている２つのメモリスロットに２つのメモリモジュールを増設するときは、その増設する２つのメモリが同じメモリ(２つのセットで売られているものが良いと思います)であれば、デュアルチャンネルで動作するはずです。

つまり、既に付いているメモリモジュールを外し、同じメモリモジュールを２つ、または４つ装着する必要はありません。

メモリスロットの数や、対応メモリは iMac の型(年式、他)によって違うので、それについては確認してください。

メモリを購入前に、iMac 下部のメモリ増設用のフタを一度取り外して、空きメモリスロットの数などを確認しても良いと思います。

また、メモリは、お持ちのモデルの iMac に「対応している」と明記されたものを購入すると良いと思います。