AirMacユーティリティの表示速度はあてにならない?

鉄筋コンクリの壁をまたいで2つの部屋をLANでつなぐべく、AirMacのネットワーク拡張機能を利用。

これまで利用していたのは、2台のExtreme。一方が11n(第4世代)で、他方が11n(第5世代)。

AirMacユーティリティでは、およそ300Mb/秒以上(規格フルの450という時も)の接続速度を表示。

けれど実際にデータを転送すると、転送速度は10MB/秒を少し上回る程度。

Mb/秒とMB/秒の換算を大雑把に考えるにしても、ユーティリティの表示速度と実際の速度とで違いが有り過ぎ。

とは言え、鉄筋コンクリの壁をまたぐわけだし、転送速度はこんなもんかと長らく諦めていました。

ところが最近になって、一方の11n(第4世代)を別途手元にあったExtremeの11n(第5世代)で置き換えてみた。

すると、AirMacユーティリティで見る速度は以前より若干低くなったものの、実際の転送速度は以前の3倍近い約30MB/秒を確保。

結論:

1.ネットワーク拡張機能は、最新の同世代機どうしでつなぎましょう。

2.AirMacユーティリティの表示速度はあてにならない?

Mac Pro, OS X Mountain Lion (10.8.2), Early 2009

投稿日 2012/12/24 14:34

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返信: 12

2012/12/24 19:01 NoriBay への返信

2.AirMacユーティリティの表示速度はあてにならない?


ではなくて、その表示はあくまでも接続速度(理論値と言っても良いのでは)です。実行速度ではありません。


例えば、ギガビットEtrherなら、接続速度は1 Gbps、100Base-TXなら200 Mbps、IEEE802.11gなら54 Mbpsで接続しますが、それはあくまでも接続速度です。


器で言えば、1000 mlの鍋を用意したのか、250 ml入るコップを用意したのかということです。で、実行速度が実際に入れる水の量です。1000 mlの鍋には1000 mlまで水は入りますが水が50 mlしかなければ50 mlしかはいりません。


100 km/hで走ることが可能な高速道路を造っても、車が多すぎたら渋滞等、必ず100 km/hで走れるわけではありません。


実際には回線状況によっては、高い接続速度で接続できても、実際にデータを遣り取りしたらエラーが多くて実行速度が落ちたり、インターネット上の他部分でボトルネックになったりするわけですから、一概には言えませんが…。


追記:


世代の違いによる処理能力の違いとかもあるでしょうし。

2012/12/24 19:47 NoriBay への返信

> けれど実際にデータを転送すると、転送速度は10MB/秒を少し上回る程度。


これって、隣の部屋のホストの間での転送ですか?

でも、10MB/秒って、オーバヘッドとかも考慮すれば、おおよそ、100 Mbps ですよ。無線の表示が 300 Mbps と出て、実際に 100Mbps 出てるのなら、そう悪くないと思いますが。また機器を新しくして、30 MB/秒出てるのなら、300 Mbps ほぼフルで出てます。無線接続で実際にこれだけ出ているのなら、表示に偽りあり、ということにはならないと思いますが。

ネットワークの転送スピードはbps (bit per second、1秒間あたりのビット数)で表示します。一方、ftp や共有での転送は byte/秒で表示する場合が多いです。1 byte = 8 bit で、転送プロトコルによるオーバヘッドもありますので、bps と byte/s の間には大雑把には10倍の開きがあります。

2012/12/25 06:30 はに への返信

NO9さん、そしてはにさん、コメントをいただきありがとうございます。

AirMacユーティリティでの速度表示が、実効速度そのものでないことは、経験上からも理解しております。

ただ、同ユーティリティの「ログと統計情報」にて速度表示を見ていると、AirMac設置場所をちょっと変えただけでもその値は変化します。このことからユーティリティにて表示される速度は、選択した通信方式の規格値に基づくだけでなく、実効速度に則して表示されている数値だと思えます。

すなわちAirMacを設置する上では、ユーティリティの速度表示がベストのポイントを選べば、実効速度もベストのものが得られるのだと。

けれども今回のように、ユーティリティでの速度表示が若干とは言え低くなったにも関わらず、実効速度は何倍にも上がっている状況を見ると、AirMac設置を決める上で「AirMacユーティリティの表示速度はあてにならない」のかと思えてしまうわけなのです。

(補記)

実効速度は、各部屋に設置したMacとQNAP社製NASとの間でファイルを転送して確認しました。

それぞれの部屋の有線LAN部分は、GbのEtherなので100MB/秒以上の速度を得られています。

2つの部屋をつなぐ無線LAN部分は、規格フルとのことですと450Mb/秒ですから、30とは言わず40MB/秒以上の速度を得られれば御の字なのですけれど・・・

2012/12/25 06:55 NoriBay への返信

転送レートは、(データが正しく転送されたかどうかは無関係に)、データが届く時間の平均みたいな量で決めてるのではないかと思います(ping の応答の平均時間みたいな量)。でも、実際のデータ転送速度というときには、単位時間あたりに正しく送られたデータ量で決めますから、エラーなどでデータが再送されたりすると、その分だけ転送レートより低くなります。無線接続だと、有線に比べれば、ノイズや干渉の影響も受け易いですし、エラーの頻度も高いと思われますので、実際の転送速度が転送レートよりある程度下がるのはやむないところです。また、処理能力が異なる無線AP同士の通信だと、処理能力の違いによるエラー処理の能率の違い(遅い方がデータを正しく受け取るまで、速い方もデータを送れない)も問題になるかもしれません。

2012/12/25 07:16 NoriBay への返信

NoriBay さんによる書き込み:


けれども今回のように、ユーティリティでの速度表示が若干とは言え低くなったにも関わらず、実効速度は何倍にも上がっている状況を見ると、AirMac設置を決める上で「AirMacユーティリティの表示速度はあてにならない」のかと思えてしまうわけなのです。

強論する必要も無く、あたになりません。当てにされてらっしゃったのでしょうか。

2012/12/25 14:56 ni_ki への返信

ni_ki さんによる書き込み:

当てにされてらっしゃったのでしょうか。

そうなのです、とても「当てにしていました」。

ウチのLAN構成の中では、一番のボトルネック部分が無線LANにてネットワークを拡張をした当該箇所。

少しでもその部分を改善しようと、AirMacの設置位置や角度を調整するわけですが、その度に実際のファイル転送で速度を測るのはとても面倒なこと。その点、AirMacユーティリティの「ログと統計情報」ですと、速度の変化をリアルタイムで見て取れるので、とても重宝して当てにしていました。

2012/12/25 15:38 NoriBay への返信

> AirMacの設置位置や角度を調整するわけ


そんなに神経質に転送速度を気にするなら、無線拡張なんて使うべきではありません。電波の状況は、部屋の中の家具などのちょっとした配置とかで敏感に変わり、その度に干渉の様子も変わります。最高の状態にチューンしてもその状況はすぐ変わってしまいます。なんとか工夫するとか、必要な部分にはお金をかける(鉄筋のマンションでも業者に頼めばきれいに配線工事をしてくれます)などして、2台の extreme を有線で繋げばパーフォマンスは格段によくなります。

2012/12/25 17:20 NoriBay への返信

このことからユーティリティにて表示される速度は、選択した通信方式の規格値に基づくだけでなく、実効速度に則して表示されている数値だと思えます。


違うと思いますけどね…。


電波状況によってどの通信速度まで接続できるかが変化します。IEEE802.11nであっても、電波状況等が悪ければ、54Mbpsとかでしか接続できなかったりします。で、その接続速度は(電波状況は刻一刻と変化しうる訳ですから)定期的に更新されます。


つまり、「実効速度に則して表示されている数値」ではなくて、電波状況等から、現在"この通信速度の規格で接続しています"という接続速度を表しているだけでは。


例えていうなら、今1000 mlのお鍋を用意できてます、今は250 mlのコップしか用意できません、とかのその部分を表示しているのだと思いますが…。

2012/12/25 17:25 NoriBay への返信

AirMacの設置位置や角度を調整するわけですが

今更ですが、転送速度を問題にする場合、隣同士に並べてMaxでどれくらい出るのか測って見ないと目標値が定まらないので挑みようが無いです。

それにしてもAirMac Extreme(第5世代)の数字がかなり優秀ですね。うちの同型機は、そんなに出てなかったような。

2012/12/27 07:27 ni_ki への返信

ni_ki による書き込み:


うちの同型機は、そんなに出てなかったような。

下記環境でファイル共有(AFP)で1GB程度の単一ファイルを転送してファイルコピーにかかる時間を測ってみました。結果、およそ

140Mbps

でした。


MacBook Pro(Mid 2009)OS X10.8.2Gigabit Ethernet接続

MacBook Pro(Late 2011)OS X10.8.2 802.11n(理論値450Mbps)接続

AirMac Extreme(第5世代)

2012/12/27 18:52 ni_ki への返信

ni_ki さんへ

ひょっとしたらばそれは、改善の余地があるのかもしれません。

こちらの手元の環境では、ネットワーク拡張に利用している一方のAirMac Extreme(5th)を、壁と金属製書棚との間の25cmほどの空間に設置しています。その設置場所をおよそ5cmずらすだけで、下記の現状実測速度は半分以下に落ちたりしますから。

以下条件での実測平均転送速度:29MB/秒(転送ファイル1.01GB、転送時間35秒)

転送経路:転送元→有線LAN→AirMac→無線LAN→AirMac→有線LAN→転送先

転送元:Mac Pro, OS X Mountain Lion (10.8.2), Early 2009

転送先:QNAP製NAS TS-269Pro

有線LAN:Gb Ethernet

無線LAN:AirMac Extreme(5th) 802.11a/n

※2台のAirMacは、間に鉄筋コンクリ壁1面と簡易壁2面を挟んで約4m離れて設置。

2012/12/27 19:21 NoriBay への返信

ひょっとしたらばそれは、改善の余地があるのかもしれません。


複数台絡むので、ちょっと設置場所の改善は私のところでは難しいですね。

どれかに近づけると、どれかと離れるので。


以下条件での実測平均転送速度:29MB/秒(転送ファイル1.01GB、転送時間35秒


スピード出てますねー。もしかするとうちのMacのAirMacの性能が低いのかも。


※2台のAirMacは、間に鉄筋コンクリ壁1面と簡易壁2面を挟んで約4m離れて設置。


確かに鉄筋の壁には、当方でも異様に弱いです。


はに さんがお書きですが私は、ただいま有線を検討中です。

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