Airmac の通信範囲の拡張について

AirMacユーティリティ5.6では、デフォルトではWDSの設定が表示されませんので、optionキーを押しながら「ワイヤレスのモード」を選択してWDSに設定する必要があります。

また、AirMacユーティリティ6.2は第１世代AirMac Expressの設定には対応していないはずです。

以上の２点は、ご理解されていますか？

ご承知でしたら申し訳ありません。スルーしてください。

WDSはもともと11b/gとかの遅い接続をベースにしたもので、パーフォマンスはよいとはいえないので避ける方がよいと思います。昔なら、パーフォマンスが下がっても、元々それほど速い速度が要求されてた訳ではないので、あまり不便に感じなかったかもしれませんが、今は、インターネット接続に対する要求が厳しくなっていることもあって、少なくとも数Mbps はないと我慢出来ないほど遅くて不便と感じる人が多くなってます。

無線で拡張するのはいろいろ制限が多いし、十分に拡張するのは難しいと思いますので、それほど広い仕事場なら、無線AP間は有線で接続する方がよいと思います。ランケーブルを配線するのがどうしても無理なら、仕事場内でもACラインは通っているでしょうし、このインフラを利用してネットワークを接続出来るPLC を使うとか。でも、素直に、1Gbps 程度なら簡単に実現出来るランケーブルを使う方がよいとは思います。

でも、広い仕事場って、どれくらいの広さなんでしょう？

学校の50人程度の教室ぐらいならそれほど中継しなくても問題ありませんけど。大学など100人強の講義室でも、設置場所を工夫して無線AP1台というところも多いです。ちょっとした講堂（300人程度収容）でも2−3台で十分です（というか、我慢出来る程度にはカバー出来る）。もっとも同時に何人が接続するのかということも考えておかないといけませんけど。