Acrobat Distiller をコマンドで起動

失礼致します。　私はAcrobat XI Proを使ったことがないのですが、『コマンドライン』とは、そのアプリケーションに付属している機能のひとつなのでしょうか？　（勘違いしているかもしれませんが）

Terminal.appのコマンドラインでアプリケーションを起動するには、openコマンドを使います。　書式は、　open -a アプリケーションの名前　で、Acrobat Distiller.appの場合は、

open -a Acrobat Distiller

で起動できますよ。　ファイルをそのアプリで開くには、アプリケーションの名前の後にファイル名を加えます（ファイルへのパスの指定も必要です）。　詳しくは、man open　でopenコマンドの説明を参照して下さい。

AppleScriptの場合は、

tell application ”Acrobat Distiller" to launch　か、 tell application "Acrobat Distiller" to activate　で起動できますよ。　　詳しくはAppleScript Editorのヘルプメニューを参照して下さい。

> /Users/satouy/bin/acrodist.scpt:92:140: execution error: Can’t get item 1 of {}. (-1728)

このエラーは、

$ ./acrodist

で実行しているからでは？

$./acrodist inFile.ps

とかしてみるとか。

とにかく、スクリプト内に$1としているので、実行時の入力ファイルを指定する必要があると思います。inFile.ps はフルパスで指定する（/Users/satouy/inFile.ps とか）方が良いかもしれません。

済みません。　私は、Acrobat XI Proを使ったことがないばかりか、Acrobat Distillerがどのように機能するアップリケーションなのかも理解していません。　なので、何か、根本的な勘違いしていると思いますので、先の書き込みは、参考になさらない方がよいと思います。　お騒がせしました。済みません。

> 何か、根本的な勘違いしている

それほど遠慮なさらなくても。

open -a "Acrobat Distiller" inFile.ps

としても出来るかもしれません。

Acrobat Distillerがどのように機能するアップリケーションなのかも理解していません。

Acrobat Distillerは、PDFを書き出すためのソフトですがOS標準の書き出し機能と大きく違うのは細かい設定（フォントの埋め込みの有無や画像の解像度の指定など）ができることです。

AcroDit.exe /o inFile.ps outFile.pdf

これを見るに、実際に行いたいのはPSファイルをPDFで書き出したいということでしょうか？

細かい設定は必要なくただ書き出せればいいのであれば、OS標準のコマンドにpstopdfというのがあるのでそれを利用するという手もあるかと思います。詳細は、man pstopdfとすれば確認できます。

追記：　失礼致します。

１）私もHALさんが紹介して下さったpstopdfコマンドを使う方法が最も簡単だと思います。　試しに画像ファイルをプレビュー.appの印刷コマンドにあるPostScript形式で保存させて、pstopdfコマンドで正常にpdfに変換できることを確認しました。　pstopdf inFile.ps　だけで実行してみるとどうでしょう？

２）acrodistのshell scriptを実行する場合は、引数（$1）にファイル名を指定する必要があります。　また、acrodist.scptのAppleScriptでDistllコマンドを使う場合は、sourcePathを指定する必要があります。　これをコマンドラインから指定するのは、（私には）難しい処理が必要です。　変換する画像ファイルがあるディレクトリに移動してshell scriptを実行するという手間のかかる方法であれば、以下のshell scriptとAppleScriptで可能だと思います。

./acrodist inFile.ps　で実行すると、カレントディレクトリに、inFile.pdfが作成されるもとの思います（未確認ですが）。

acrodist

——————————————

#!/bin/sh

sourcePath=`pwd`

osascript ~/bin/acrodist.scpt $sourcePath $1

——————————————-

acrodist.scpt

-------------

on run argv

set sourcePath to (item 1 of argv) as POSIX file

with timeout of (8 * 60) seconds

tell application "Acrobat Distiller"

Distill (sourcePath as string) & “:” & (item 2 of argv)

end tell

end timeout

end run

-------------

UNIXのコマンドでファイルのパスとファイル名とを一緒に返してくれるコマンドがあれば（有ったような？思い出せない）、もう少し汎用性をもたせたものに変更できると思います。

済みません。　少し簡単な方法に気付きました。

acrodist

——————————————

#!/bin/sh

sourcePath=`pwd`/$1

osascript ~/bin/acrodist.scpt $sourcePath

——————————————

acrodist.scpt

-------------

on run argv

set sourcePath to (item 1 of argv) as POSIX file

with timeout of (8 * 60) seconds

tell application "Acrobat Distiller"

Distill (sourcePath as string)

end tell

end timeout

end run

-------------

かなり古い記事になりますが、Acrobat Distiller ってちょっとへんてこりんみたいですよ。現在では修正されたのかもしれませんが、こういうアプリは辞書と現物を見ながらスクリプトを作らないと上手く行かないと思います。

Acrobat Distillerとの戦い

http://piyo.piyocast.com/piyocolumn/2006/acrobat_distiller.html

open コマンドで上手く行ったのなら、無理して AppleScript でやらない方がよさそう。

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あと、ウインドウを閉じる...ですが、こんな感じかしら？

最前面ウインドウを閉じる

osascript -e 'tell application "Acrobat Distiller" to close document 1'

全ウインドウを閉じる

osascript -e 'tell application "Acrobat Distiller" to close documents'

Acrobat Distiller を終了する

osascript -e 'tell application "Acrobat Distiller" to quit'

で、document がだめなら window にしてみるとか...。

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大量のファイルを一括で...というならまだしも、1ファイルのみの変換だったら普通に GUI からやった方が速いと思います。というか、私ならそうします。

Hiro.Sさん、ご指摘有り難うございます。　そうですね。実際に作働を確認しないで書き込むべきではありませんでした。　satouyさん、済みませんでした。　ごめんなさい。

T22T さん

いえいえ、謝る必要なんてありませんよ。私が言いたかったのは "Acrobat Distiller" が特殊かもしれないということ。そうだとすると、一般的な書き方では動かない可能性があるということです。T22T さんの折角の努力が無駄になるような気がしたんです。

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satouy さん

処理が終わったら閉じるというなら冒頭の AppleScript ですかね。ただ、"Acrobat Distiller" の AppleScript はちょっと特殊かもしれないので、辞書を見ながらご自分でやるしかないかもです。

ちなみに、AppleScript を引数付きで Terminal から実行する方法はこんな感じです。分かりやすいように Finder で説明します。

-- osa.scpt

on run argv -- argv はほかの言語でいうところの配列

tell application "Finder"

activate

repeat with i in argv -- ほかの言語でいうところの foreach 文

-- 処理内容

display dialog contents of i

-- ここでなんかやったり

end repeat

-- ここでなんかやったり

end tell

end run

Terminal からは

$ osascript /path/to/osa.scpt 引数1 引数2

あとは、これをシェルスクリプトにすれば良いわけです。

では頑張ってください。健闘を祈ります。