近隣に住宅ができ、AirMac extreme の電波が極端に弱くなった

近隣に住宅が出来ても、電波が弱くなるとは思えませんけど。近隣で無線LANユーザが増えれば、干渉は増えます。でもこれは電波が弱くなる訳ではありません。電波の強さは大して変わらないのに、うまく通信出来なくなりますので、ユーザからの見かけは大して変わらないといえば、ま、そうですけど。

実際の電波の強さはどうなんでしょう？

オプションキーを押しながら、MacのメニューバーのWiFiアイコンをクリックすると、接続の詳細な情報を表示します。この中のRSSI が電波の強さです。マイナスのデシベルで表示してますので、絶対値が小さいほど電波は強いです。-60 程度ならとても強い、-80 だとかなり弱く、それ以下だと繋がらない可能性が高くなります（2.4 GHz 帯の場合）。この情報の中に、チャネルもあります。これは現在利用している無線チャネルです。1-13 なら 2.4 GHz 帯、36 以上なら 5 GHz 帯です。2.4 GHz 帯の電波は遠くまで届くため、ご近所の影響（干渉）を受け易いです。5GHz 帯の電波なら、減衰は激しいですが、その分ご近所の影響は受けにくく、電波が弱くても良好な接続を維持出来ることが多いです。まず、自分が使用しているチャネルを変えて改善しないか見てみるのが良いと思います。

AirMac Extreme は、default では、2.4、5 GHz 帯の電波は同じSSIDになります。しかし、これは設定で、5GHz 帯の電波を別のSSIDにできます。こうしておくと、2.4、5GHz での接続をユーザが選択出来ますので、干渉対策もやり易くなります。

一般には、5 GHz 帯の 802.11n を利用するのが速い接続を実現出来ます。電波の強さにもよりますが、第1世代AirMac Extreme でも容易に 300 Mbps接続になります（もちろん、Mac側も対応してればですけど）。

> 特に電波が弱い訳ではなさそうです

ですね。

これは、よく圏外になる同じところで取ったものでしょうか？

チャネル36でRSSI が -59 なら、電波はかなり強いです。これで圏外になるとはちょっと信じられません。

これが同じところで、これでも時々圏外になるなら、何かハードウェア的な故障が疑われます。あるいは、AMEがもう寿命で、時々故障状態になり、そのときに圏外になるのかもしれません。

Transmit Rate 130 ですが、第1世代のAirMac Extreme ならここまでぐらいなのかもしれません（上の、300 Mbps も簡単に出るという私のコメントは間違いの可能性大）。

圏外になるときに、他のWiFiデバイスがどうなるか分かると、AMEが故障かどうかの判断もし易いのですが。

第1世代AME（2007年のモデル？）というと、もう大分お使いと思いますので、寿命という可能性は捨てきれないとは思います。

AirMac Express でも導入して、現在の AMEとは少し離れたところに置いて AMEのWiFiを中継させるという手があります。そうすると、圏外になる場所を減らすことは出来ると思います。ま、でも、現在の AMEは、もう大分古いモデルですから、速度的にも不利なので、新しくされて、それでもあまり改善が見られないようなら、当分は、現在のAMEに中継させるてもよいかもしれません。

DNSの可能性は？

DNSがきちんと機能していないと、劇遅になりますよ。

端末に直接、DNSサーバのIPアドレスをセットして解決するなら、これが原因。

> DNSの可能性は？

DNS なら、サーバが見つかりませんのエラーにはなっても、圏外にはならないと思う。

Trueneyork さんへ

2.4 GHz 帯で、RSSI -84 なら、電波はずいぶん弱いですから、スカイプなどがうまく動作しなくても不思議じゃないです。5GHz 帯だと、これぐらいの電波でも、（干渉が少ないためか？）、結構繋がるのですけど。