泣かない為の最強バックアップシステムとそのフローを見つけ出したい。

はじめまして。


以前、4年分の画像、動画、日記、仕事内容諸々わたしの全てが詰まった大切な外付けのまさにバックアップの最中に外付けがモクモク煙をあげて再起不可能となり、数年間心のトラウマを負った者です。いや、今もかもしれません。


だからこそ、もう泣かない為に、最強のバックアップシステムを見つけ出したいのですが、私はデジタル脳を持っていないため、ここにおられるデジタルのプロフェッショナルの方々に相談させていただきます。

インターネットでももう何年も(!)これについてググっているのですが、なかなか「コレ。」といったものが無いものですね。というか、それぞれ個々多様すぎて、そのままそっくりひとつのシステムが全員に最適というわけではなさそうですね。


データを失う事がこんなにも、こんなにも心の傷になるとは思ってもいませんでした。そして仕事的にも・・・もう取り戻せない。うう。


1.初めてマイmacを持ってからの最初の2年のデータは、macを盗難にあった為⇒紛失。

2.その後の4年分は、こうして煙となって消えていったため⇒紛失。(お願いですから、いや、それプロの店に出してたらリカバー出来てたんじゃないの?というお言葉は聞かせないでください。無知が故に、もう捨ててしまったんです。手元においているのが見れんタラしくいたたまれなくなったため・・・)


時々バックアップはしていたものの、こんなにも心が引きちぎれそうな思いをするのはもう懲り懲りなので、

システムを考えてみました。

私のようなデジタル脳を持っていない人達とこの情報をシェア出来ればいいなと思います。


*仕事で動画を扱うので、取り扱うデータは大き目です。

*そしてノマド的な感じなので、全てのHDDはポータブルサイズまたは国を超えての持ち運びが苦にならないサイズで考えています。



ユーザがアップロードしたファイル

私の今の考えでは、-----------------------

1.基本的に1TBのポータブルHDDに現在進行中のプロジェクトやその他”今使うデータ”のみを入れて持ち歩きます。(カバン的な使用法を考えています。)

2.自宅にて、ラップトップとこの持ち歩き外付けの二つを同時にtimemachineでバックアップをとります。

3.そして、自宅には2-3TBのメインHDDを別に置いておき、その中に個人的なものを含めた写真や動画、そして仕事内容などの全ての大切なデータをいれておく。 (タンス的な使用法を考えています。)(Q1.しかしここにこの持ち歩き用のHDDを随時追加したりして、メインHDDの内容が変わった場合、メインHDDのバックアップの内容もアップデートしなくてはいけない、これを確実に行なう方法はありますでしょうか?)

これのバックアップもとる。

4.このメインHDDを1年毎に買い替え、その古いものは自宅とは全く別のB地点に貯蔵していく。


----------------------------------------------------


なのですが、いかがでしょうか?

プロの方から見ると穴だらけでしょうか?


オレンジのQ1も含めて、厳しく採点アドバイスしていただけると、私の人生(と電子脳をお持ちでない方々の人生)がもう少し良くなります。


バシッとお願いします。

MacBook Pro with Retina display, OS X Mountain Lion (10.8.4)

投稿日 2013/08/09 09:02

返信
返信: 13

2013/08/09 09:37 kwaoru への返信

基本的な事を書いておきます。

大事な事はデータが確実に二カ所以上に有る事を心がけるということですね。欲を出せば三カ所以上が好ましいです。


(Q1.しかしここにこの持ち歩き用のHDDを随時追加したりして、メインHDDの内容が変わった場合、メインHDDのバックアップの内容もアップデートしなくてはいけない、これを確実に行なう方法はありますでしょうか?)

持ち歩き用のHDDを全部メインマシンに繋いだ状態でTimeMachineをかければいいのでは?。外付けHDDを持ち歩く必要性がなくなった時期を見計らってデュプリケートして倉庫行きでしょうか。


4.このメインHDDを1年毎に買い替え、その古いものは自宅とは全く別のB地点に貯蔵していく。

仕事を行う上で私が心がけているのは、プロジェクトのデータと自分のライブラリを完全に分ける事ですね。外付けHDDにプロジェクトのデータを置いている場合、そのHDDに空きがあってもそれ以外のプロジェクトは追記しません。クライアントにデータが入っているHDDを納品してしまいます。その後はそのデータに関して私は責任を負わない立場を強調します。

バックアップはもちろん大事ですが、バックアップを取る必要の有るデータを少なくする事も大事だと思いますよ。

2013/08/10 04:58 kwaoru への返信

複数箇所に、必要なデータを置いておくのがバックアップです。

そこで、お聞きしたいのですがオリジナルデータとバックアップデータにはどの程度の、時間差を許容できますでしょうか。

例えば、私は撮影したデータを可能であれば10分以内くらいにバックアップしたいと普段は思っております。(実際には、それができず数時間を許容しておりますけど。)

オリジナルとバックアップの時間差をどの程度、考えるかで対応がおおきく変わるのではないでしょうか。

2013/08/10 06:46 kwaoru への返信

まずは一般論ですが、完璧なストレージも完璧なバックアップストラテジも存在しませんし、完璧に近づけようとすると天文学的な予算が必要となりますので、どこで妥協するか(どこで妥協できる程度の大切なデータか)ということが、各人に最適なバックアップストラテジということになるかと思います。


自分の場合、保存したいデータを「既に完了したプロジェクト(Aグループとします)」と「現在進行しているプロジェクト(Bグループ)」に大きく分けてバックアップ体制を考えています。

「既に完了したプロジェクト」は更に「おそらくは再度扱わないもの(A1グループ)」と「現在或は今後の作業で参照したり一部再利用する可能性が残っているもの(A2グループ)」に分けています。


A1グループは、現在稼働中のコンピュータのHDDには入れておらず、複数の保管専用HDD(通常はオフラインで電源が入ってない)に保存しています(一部は光学メディアにもコピー)。

A2グループは、現在稼働中のコンピュータ(そのコンピュータに常時つながっている外付けHDDも含む)或はネットワークストレージ(NAS)に保存し、いずれもTimeMachineやNASのバックアップ機能で自動的に定期バックアップを行っています。

Bグループは、現在稼働中のコンピュータ或はクラウドに保存し、TimeMachineやクラウドのバックアップ機能でデータの保全を図るとともに、現在の重要度が極めて高いデータに関しては随時手動でUSBメモリ等に一時的なバックアップを確保します。


なお、自分はデータ搬送用にHDD(やストレージ)を持ち歩くことは原則として行っておらず、可搬性が必要なデータはクラウドに上げて(或は、どこでもMyMacの機能でリモートアクセスして)作業しています。クラウドサービスは大金をかけてバックアップシステムを構築していますので、素人がバックアップするよりは確実(ただし、セキュリティ上のリスクは存在する)だと思っています。

なお、セキュリティ確保が必要なデータは、暗号化ディスクイメージを作って、その中にデータを保存した上でHDDやクラウドに保存しています。

2013/08/14 07:58 やすどん への返信

やすどん様


心が吹っ飛んでしまいそうなくらい心配している悩みの種を無くすためのご返信(アドバイス)ありがとうございます。

やすどん による書き込み:


基本的な事を書いておきます。

大事な事はデータが確実に二カ所以上に有る事を心がけるということですね。欲を出せば三カ所以上が好ましいです。


つまり持ち歩き用の外付けも、timemachine用の外付けも・・・という事でしょうか?

それとも最終的な倉庫の中にあるバックアップを2-3カ所に。という事でしょうか。

2013/08/14 08:00 ni_ki への返信

ni_ki様


心が吹っ飛んでしまいそうなくらい心配している悩みの種を無くすためのご返信(アドバイス)ありがとうございます。


10分毎のバックアップですか!スゴいですね。

撮影中でしたら、屋外の事もあり、出先の事もありますよね?

ちなみにどのようなシステムでそのような間隔でバックアップされているんですか?

2013/08/14 08:23 kwaoru への返信

私の場合を書いておきますね。


どうでもいいデータ、無くなっても泣く程の物ではないデータは

  1. Macの内蔵HDDもしくは常時携帯しているポータブルHDD
  2. TimaCapsuleにTimemachine

の二カ所にバックアップをとっています。トータルで二カ所ですね。これでは完璧ではないですが、まぁ一般的なバックアップだと思います。


データが無くなると号泣するようなデータは上記2箇所に加えて、更に「別の」外付けHDDにファインダーでマニュアルにてコピーします。差分バックアップはしません。毎回丸ごとのバックアップです。

これで都合三カ所にデータ有る事になります。


仕事が終わってしまったデータは基本的に個人でデータを管理しません。まぁ、上記の外付けHDDにデータは残っているので、当該HDDが壊れない限り一カ所のみにデータが存在しますが、それをクライアントには伝えません。データは全て納品して私に管理責任がないことを確認します。


欲を言えばデータを置いてあるHDDの場所は分散する方が(Macは東京、TimeMachineのバックアップ先は北海道、外付けHDDは国外とか)リスクを回避出来ますが、個人では無理ですね。この辺りは安全性とコストを天秤にかけないといけなくなります。


今までにデータを失いかけた事が何回か有ります。その時のパターンが下記です。

  1. TimeMachineでバックアップを取っていたのにTimeMachineが転けていたのに気がつかずバックアップがとられていなかった。
  2. 外付けHDDにバックアップを取るつもりが、寝不足で朦朧としている中、内蔵HDDの最新のデータを外付けHDDの古いデータで上書きしてしまった。

これを回避するために三カ所にデータが有るのがいいと思います。

2013/08/14 08:25 kwaoru への返信

長文失礼いたします。

kwaoru さんによる書き込み:


10分毎のバックアップですか!スゴいですね。

撮影中でしたら、屋外の事もあり、出先の事もありますよね?

ちなみにどのようなシステムでそのような間隔でバックアップされているんですか?

勘違いさせてしまったようで申し訳ありません。先の私の書き込みの括弧書きの中に書いたのですが、実際には数時間を許容しております。

たぶん求める物が違うと思いますのでkwaoru さんの参考にはならないと思いますが一応説明しておくと、撮影(スチル)を開始して2〜4時間くらいでMacにコピーします。それからUSBメモリなどにバックアップします。撮影時のメディア(CFカード等)も余裕があれば削除せずにそのままにします。CFカードも削除しなければ3カ所にデータが存在します。撮影中も2種類のメディア(CFカードとSDカード。)にカメラの機能でミラーリングしております。このカメラのミラーリング用は不測の事態用で、バックアップとは通常は認識しておりません。家に帰ってからは・・・・って書くと長くなりすぎて読む気がしなくなると思うのでここら辺で止めます^^;


それで何故にバックアップ間隔を、お聞きしたかと言いますと私自身、撮影中に「もしかしてデータが飛ぶのでは」と不安に駆られることがありまして、kwaoru さんはどれくらいかと思いまして、お聞きいたしました。実現できないかもですが、それくらい不安なのかの参考になるかと考えております。

2013/08/14 14:53 kwaoru への返信

大昔、パソコンを使いだして最初に教えられたのは「全てのデータは失う覚悟を持て」でした。



それはさておき以前は



1 TimeMachine

2 DVD (津波・洪水・大雨などの水没想定。DVDなら復活可能性が高そう?)

3 進行中のデータはNドライブ(30G)でフォルダ常時同期してました。

けど、Nドライブは11月に終了しますので、困ってます。



変わりにGoogleドライブも似たことできるけど、データはGoogleの宣伝のためなら勝手にコンテンツ使えるというようなことが書かれてあった気がする(?)ので、今は使ってませんがそのリスクを背負ってまたGoogleドライブに戻ろうかなと思ってます(お金有れば有料安心クラウドがいいんですけど)。


プラスとしては、火事を想定して本当に無くなって困るデータは暗号化PDFに変えてminiSDカードに入れてガラケーの中に入れてます。それでも無くなるときは、無くなるんでしょうが。

2013/08/22 09:19 ni_ki への返信

ni_ki様


とてもためになるお話を聞かせていただきありがとうございます。

家に帰ってからどの様にされているのかもとても興味がありますよ。

どのようなソフトを使ってバックアップを含めた管理をされておられるのかな等。


それで何故にバックアップ間隔を、お聞きしたかと言いますと私自身、撮影中に「もしかしてデータが飛ぶのでは」と不安に駆られることがありまして、kwaoru さんはどれくらいかと思いまして、お聞きいたしました。実現できないかもですが、それくらい不安なのかの参考になるかと考えております。

私の場合は撮影中というわけでは無いのですが、とても強い不安に駆られます。

喪失感って恐ろしいですね。心に残りますね。

まあ、そこからバックアップの大切さを学んでこうして皆様にアドバイスをいただけているので、

ポジティブに受け止めれば良いのですが。

なぜだか、バックアップの取り逃がしがいつでもある気がしてしまうのです。

トホホ。

2013/08/22 09:43 Hit-C への返信

Hit-C様


とっても丁寧な説明をいただきありがとうございます。

興味深く読ませていただきました。

同時に頭の中を整理する為に図にしてみながら考えていました。光も悪いし、字も汚いですが、このような事ですよね?

ユーザがアップロードしたファイル


A2グループは、現在稼働中のコンピュータ(そのコンピュータに常時つながっている外付けHDDも含む)或はネットワークストレージ(NAS)に保存し、いずれもTimeMachineやNASのバックアップ機能で自動的に定期バックアップを行っています。

ちなみにこのネットワークストレージでバックアップにオススメのものはありますか?

Hit-C様はちなみに何を使われているのでしょうか?

2013/08/22 09:47 お子様ランチ. への返信

お子様ランチ様

大昔、パソコンを使いだして最初に教えられたのは「全てのデータは失う覚悟を持て」でした。




それは恐ろしいですね。その覚悟が無い時に失うと本当にダメージが大きいです。

数回経験して、今ではその覚悟がすこーし出来ましたが、やはり万が一に備えたいですね。


変わりにGoogleドライブも似たことできるけど、データはGoogleの宣伝のためなら勝手にコンテンツ使えるというようなことが書かれてあった気がする(?)ので、今は使ってませんがそのリスクを背負ってまたGoogleドライブに戻ろうかなと思ってます(お金有れば有料安心クラウドがいいんですけど)。

本当ですか?勝手にコンテンツを使われるのは嫌ですね。それは困ります。

目に見えない世界が広がり過ぎて、完全アナログ脳の私は時々今後生きていけるのか心配になるときがあります。(大げさですが。。。)


ご返信ありがとうございました。

2013/08/22 20:01 kwaoru への返信

ネットワークストレージでバックアップにオススメのものはありますか?

Hit-C様はちなみに何を使われているのでしょうか?

お勧めするほどの経験はないのですが、以前はアイオーデータのNASにバックアップ用外付けHDDをつないで使っていました(他のNASもそうだと思いますが、定期的に外付けHDDに自動バックアップする機能があります)。

残念ながら停電時に故障してしまいましたので、現在はOS XサーバをMac miniで走らせてファイルサーバにしており、TimeMachineでバックアップしています。

TimeCapsule(第2世代)も併用していますが、Windowsが混在するとやや安定性に欠けるので、現在はアクセス頻度が低いデータしか入れていません。

2013/08/24 09:06 kwaoru への返信

kwaoru さんによる書き込み:


どのようなソフトを使ってバックアップを含めた管理をされておられるのかな等。

スチル画像のバックアップなのでFinderでのコピーが主力です。実際にはRetrospectというアプリケーションを使用して複製をかけたりしますが。

私のところの大容量データはスチル画像なので、オリジナルを保存すれば最悪の事態は避けられます。その点、kwaoru さんのところとは大きく事情が異なるような気がしています。申し訳ありません。


えーっと以下、ちょっと失礼ながら余談です。

私の場合は撮影中というわけでは無いのですが、とても強い不安に駆られます。

喪失感って恐ろしいですね。心に残りますね。

ある程度の体勢を引いた後。

進行中のさいには、その不安はクライアントに悟られる前に、なんとか飲み込んで下さい。私はクリエターとかアーティストと言われる職業ではないので、厳密には分かりませんが、データ損失に対する不安に駆られると、たぶん萎縮します。芸術性で萎縮するなら良いですが、「データ損失」などという技術的な内容で、クライアントの前で萎縮するのはよろしからざる事態です。

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泣かない為の最強バックアップシステムとそのフローを見つけ出したい。

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