ni_kiさん
ご存知の通りUSBは世界統一規格で電源は5Vです。(最新規格では12Vと20Vが追加されれ、20Vでは100Wまで使えるようになりました。)
アップルの充電器もUSB規格に則る以上当然のことながら5Vです。
http://www.apple.com/jp/power-adapters/
上記アップル社ウエブの写真でご覧のように、10w充電器は5.1V2.1A、12w充電器は5.2V2.4Aと明記されています。
サポートセンターでは「『10W 充電器の方が電流値が小さい』と明言」はしていませんが、USB規格に基づけば10W充電器の方が12W充電器よりも電流が小さいことは自明のことで、実際に実物にもそのように表示されていることは、上記ウエブの写真の通りです。
また、ご存知の通りリチウムイオン電池の充電は低充電量時は定電流充電、高充電量時は定電圧充電で制御しますから、充電器に電流制限回路が入っていなければ「12W 充電器用のiPad Pro には10W であっても大きな電流が流れる可能性」から、充電器が過熱し壊れる可能性は否定できません。
しかしサポートセンターの説明では充電器の障害可能性については一切触れず、本体の障害可能性についてのみ触れました。充電器に電流制限の保護回路が入っている前提で、単に充電時間が延びるだけではないのかという点については返答がありませんでした。
「Windows PCにiTunesをインストールしUSBケーブルでiPad Proを接続したら、2.4A以上の給電能力がないPCだとiPad Proは壊れるかもしれませんよ」という事ですが、アップルのiTunes Winodwsシステム要件(ハードウェア)に電源容量についての条件は書かれていません。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
iPadもiPad用充電器も、電気や工学的知識が皆無の人たちが使う前提で設計されているものであり、接続に世界統一規格であるUSB規格を採用している以上、全く同じに見えるアップルの充電器を使った事や、他のUSB電源(アップル以外のUSB充電器やWindows PC等々)につないだ事で本体に障害が発生すれば、(米国では)間違いなく訴訟が起きるでしょうし、そもそもUSB規格を採用する以上、「アップル以外は繋げません」は自己矛盾ですよね。