Thunderbolt ブリッジでのファイル転送のスピードを上げたい

どのOS X からか忘れてしまいましたが「Thunderbolt ブリッジ」なるLAN 内の接続が利用できるようになりました。

ところが私のところでは、このThunderbolt ブリッジはただ繋いでファイル共有をしてもたいした速度が出ません。確かOS X 10.10.x の頃から試しているのですが、単一ファイルのコピー(Finder からです。)で転送速度が不安定です。およそ2Gbps から0.3Gbps までの間でブレます。ネット上を検索すると7Gbps くらい出ているらしいのですが、実用のファイルコピーでスピードが出ません。

なお、HDD のスピードがボトルネックにならないようにRAM Disk を使って試めしたことがありますが、かえって遅くなることがありました。スワップはたいして起きていなかったので、RAM Disk が遅いことがあるようです。


理論値10Gbps のThunderbolt ですから、素人が設置してもそれなりのスピードが安定して出るようにしたいのですが方法をお教えください。なお(多分)一年以上不定期に試しているので、試したことをすべて書き込めません。書き込みに対して情報が後出しになる可能性が高いですが、その際はご容赦を。


OS X El Capitan

投稿日 2016/07/17 05:02

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2017/10/07 07:51 ni_ki への返信

ni_ki による書き込み:


Thunderbolt 10Gbps macOS Sierra 10.12.5 で2.9Gbps を安定して記録しました。能力が向上しているのかもしれません。なおSMB でつなぐと4 倍ほど遅くなりました。

ハードウェアは同じで、macOS High Sierra 10.13.0 追加アップデート無しでコピー元先共APFS でためすと1.6Gbps でした。SMB でしかファイル共有できないのでAFP は試せません。

この機能が実力を発揮するのはまだ先か、または来ないのか。

2017/10/28 03:30 ni_ki への返信

追加で実験しようと思ったら突如、ファイル共有ができなくなりました。機能はできたが今日はできない感じです。クリーンインストール仕立てなのですが。

他のMac でもファイル共有でトラブルがあるのでmacOS High Sierra にバグがあるのかもですね。

なおトラブっているMac はEthernet やWi-Fi でもファイル共有できません。SMB もAFP もだめでした。

2017/10/14 11:09 ni_ki への返信

お久しぶりです。

今も興味深くフォローしていますが、また少しコメントさせていただきます。


* Ethernetとの比較

もうちょっとスピードが出ても良いかと思うのですが、そんなにEthernet はThunderbolt に乗せにくいのでしょうか。

やはり、ドライバレベルの制御のオーバーヘッドも無視できないような気がします。

今時のEthernetであれば、コントローラがほとんどの仕事をしてくれますが、TBの場合はある程度ドライバが制御を受け持っていると思いますので。そういう意味では本体のCPUもある程度高速なものが必要かもしれません。


* MTU

ふと、Sierra 10.12.6/MacBook Pro (Retina, Mid 2012)で確認してみたら、TBのMTUが最大9000まで変更可能になっていました。ギガイーサでは有効だという話ですが、TBではどうでしょうか。(MACアドレスは隠してます)

ユーザがアップロードしたファイル

Finderのオーバーヘッドを減らすことはできなくても、TBの帯域をより有効に使うことはできるようになるのではないでしょうか。

ni_ki による書き込み:


ni_ki による書き込み:


Thunderbolt 10Gbps macOS Sierra 10.12.5 で2.9Gbps を安定して記録しました。能力が向上しているのかもしれません。なおSMB でつなぐと4 倍ほど遅くなりました。

ハードウェアは同じで、macOS High Sierra 10.13.0 追加アップデート無しでコピー元先共APFS でためすと1.6Gbps でした。

High Sierra/APFSの方が遅いのですか...でもSMBで比べれはかなり高速化されたということでしょうか。

判断がむずかしいですね。

Finderの影響を排除するならddコマンドで

  • dd if=/dev/zero bs=8192 count=131072 of=リモートファイル ... (1GB書き込み)
  • dd if=リモートファイル bs=8192 of=/dev/null ... (読み込み)

などとするのもありでしょうか。

ddの方が早いかは不明ですが、少なくともローカルで行ったテストではブロックサイズを大きくすることで速度の向上(オーバーヘッドの削減)が確認できました。(上記の例では8KBに設定)

SMB でしかファイル共有できないのでAFP は試せません。

Netatalkが再び脚光を浴びる日が来るとか...

2017/10/23 08:09 ToMi への返信

書き込み有り難うございます。ちょっと長期休暇中だったので書き込みが遅くなりました。

それでMTU の件ですが、三種類ほど数値を変えて試したのですがどうやら1500 以外はThunderbolt ブリッジが未対応なようです。端子が「停止」になってしまって接続ができなくなります。

CPU の件はMac Pro 2013 とMacBook Pro 2012,MacBook Pro 2015 で変わらないので、恐らく大きな影響は無いのではと考えています。

dd コマンドは、後ほど試してみたいと思います。

有り難うございました。

2016/07/18 09:40 ni_ki への返信

ネットを検索していたらThunderbolt 搭載したNAS があるのですね。Thunderbolt ブリッジで接続しているとのことThunderbolt だとIP アドレスは自己割り当てか手入力になると思いますので、NAS ならIP アドレス固定のため手入力のはず。以前、試した気もしますが明日にでも再度試してみます。これから試すにはいくら何でも時間が遅いので。

2016/07/18 21:22 ni_ki への返信

失礼します。

私自身が試したことではなくネット上の情報を元に(主に類推)した書き込みになりますが、ご了承願います。


> どのOS X からか忘れてしまいました

ネットで検索すると出てきますが、Marvericksからのようですね。


> 7Gbps くらい出ているらしい

というのはこちらでしょうか。

http://forums.macrumors.com/threads/10-9-ip-over-thunderbolt-bridging-fast.1657957/

こちらの場合の760MB/sという数字はiPerfのもの(インターフェースとしての速度を測ったもので実データ/ファイルによる計測ではない)のようですね。

同じ書き込みの中でもDisk Speed Testでは書き込み185MBps、読み込み378MBpsと半分以下に落ちてます。


また、こちら(http://www.macworld.com/article/2142073/connecting-two-macs-using-thunderbolt.html)の記事でも

単一ファイルでは241〜380MBpsとなってますが、複数ファイルでは133〜243MBpsと低下しています。

(こちらではThunderbolt bridge 接続のドライブも計測・比較対象にいれてますが File Sharingと大差なく、通常のThunderbolt接続ドライブの方が数倍高速なようです)


もちろんハードや計測環境など異なるため単純に比較はできませんが、インターフェースの速度よりFinderのオーバーヘッドが大きいように見えます。


ni_klさんの場合は単一ファイルでも安定しないということですが、その時のCPU負荷はどのようになっているでしょうか。

後から追加されたということはハード/コントローラレベルの処理ではなく、ドライバレベルの処理と考えられるのでCPUの処理速度の影響も大きい可能性もあります。

> RAM Disk が遅いことがあるようです。

通常のHDD/SSDではI/Oはコントローラが主に処理を行っていると思いますが、RAMディスクではCPUが処理を行うので、互いにCPUリソースの取り合いになり、その結果として転送速度が低下しているとか。


追記:

Gigaイーサとかだと実用速度向上を得るためのJump Frameがあるけど、Thunderbolt bridge のMTUは 1500 固定なのですね。


追記2:

上のMacworldの記事ではThunderboltの計測時はEthernetの接続を切ったとありますが、ni_kiさんの場合はどうでしょうか。大丈夫だとは思いますが、一応の確認です。TB経由のつもりがEthernet経由だったということはないですよね?

2016/07/20 07:52 ToMi への返信

本日、確認してご返答できると思っていたのですが、できませんでした。申し訳ありません。明日もダメなので明後日頃、再確認したいと思います。

なおEthernet とまちがっていることは、ほぼないです。Ethernet で単一ファイルだと800Mbps くらい安定してスピードが出ますし、1Gbps 越えるときはEthernet ではありえないので見分けがつきます。ただケーブルを抜いて試したことはほとんどないにで確認してみます。

なお私もFinder あたりが怪しい気はしております。アクティビティモニタだと3Gbps 表示くらいは頻繁に出ていますので。ただいつ頃からか忘れましたがアクティビティモニタも誤表示があるので、信用はしていませんが。Ethernet で1Gbps 越えの表示もよく見かけるので。

2016/07/21 07:31 ToMi への返信

本日、計測できました。

で、諸々試す前におさらいをしておこうと、今までと大した差もなく計測したところ、よもやの1.9 から2Gbps で安定したスピードが出ました。

結論を先に書くと私のところではFinder 移動メニュー「サーバに接続...」で「afp://IP アドレス」の時にスピードが出てかつ安定するようです。smb ではダメです。

Ethernet ケーブルを抜きWiFi を切りにして確認しましたが、やはり「afp://IP アドレス」ときだけスピードが出ます。それ以外は800Mbps 程度のスピードしか(今日は)出ませんでした。

2016/07/21 07:46 ni_ki への返信

手が滑って書き込んでしまいました。

追加で。

LAN ごしでファイル共有する場合は送りと受けがあるわけですが「apf://IP アドレス」接続で「受け二回目」の場合は、9.8Gbps 程度のスピードが出ました。ファイルキャッシュによるものです。送りのときは効果ありません。また、smb やFinder のサイドバーから繋いだ際には効果ありません。「apf://IP アドレス」接続時のみの効果のようです。メモリをpurge すると元のスピードに戻ります。何故かは不明です。

smb 接続時にファイルキャッシュが効果ないとなると、おそらくEthernet 時にも効果を示さないと思います。今日のsmb 接続はGigabit Ethernet 程度のスピードですので。


近々また試して、スピードが変わらなければ安定させる方法はわかったことになります。次の問題は高速化です。インターネット共有オンで「apf://IP アドレス」というのは試していないので、試してみようと思います。ただインターネット共有を使うと名前解決関係でEthernet 側に通信が出ていく可能性があり、ネックになるかもしれないです。

やっと2/10 です。4/10 くらい出ると嬉しいのですが。


Mac Pro(Late 2013)

MacBook Pro(Retina, 15-inch, Mid 2015)

OS X 10.11.5

Apple 製Thunderbolt ケーブル2m

電源はアース未接続で電源タップで壁から取っています。他にも接続機器あり。電源ノイズの影響はあるかもです。

2016/07/22 08:14 ni_ki への返信

El CapitanのSMBはApple独自のものらしいのでまだ改善の余地が大きいのかもしれませんね。

なお、Thunderbolt ブリッジの性能について興味深い記事がありましたのでメモ代わりのリンクを貼っておきます。

http://macperformanceguide.com/ThunderboltNetworking-performance.html

こちらでも転送速度における安定度の問題が指摘されていて転送開始直後は数Gbpsを出すもののそのご1Gbpsに落ちています。さらにいえば、その後一時的に元に近い転送速度に戻ることもあるようです。

残念ながら、ここでは改善方法などの記載は見つかりませんでした。

2016/07/22 09:14 ToMi への返信

SMB はOS X El Capitan 以前からスピードが出ていない可能性が高いのでEl Capitan の問題という訳ではないようです。

リンク、ありがとうございます。単純にFinder のファイルコピーで私のところの倍くらい出ているようですね。何が違うのかサッパリです^^;

もしかしてストレージのスピードがネックなのかも、と思えてきます。ターゲットディスクモードのスピードをもう一度確認したほうが良いようです。


ちなみに昨日、インターネット共有で試したのですがafp で接続できずsmb で試すと前の時とスピード変わらずでした。


それにしても、この機能は素人にはスピードが出せない事があるのは間違いない気がします。

2016/07/22 11:03 ni_ki への返信

なかなか難しいですね。

とりあえず気がついた点がありましたのでそこだけ。

リンク、ありがとうございます。単純にFinder のファイルコピーで私のところの倍くらい出ているようですね。何が違うのかサッパリです^^;

記事のテスト環境を改めてよく確認したところ

  • Server - Mac Pro 2013
  • Client - Macbook Pro ( Retina, Late 2013 ) / OWC Thunderbolt 2 Dock

となっていました。

どちらもポートの規格は Thunderbolt 2 ( 20 Gbps ) なので、記事は「10-Gigabit」といってますが実際は「20-Gigabit」である可能性もありますね。

ni_kiさんの環境では実リンク速度は確認されていますでしょうか。

もしかしてストレージのスピードがネックなのかも、と思えてきます。ターゲットディスクモードのスピードをもう一度確認したほうが良いようです。

また、ServerのストレージもSSDのRAID 0 (ストライピング)で1GB/sを超えるパフォーマンスと書かれています。

(商売道具ということもあるでしょうが、贅沢な仕様ですね^^)

記事中のテスト結果が1GB/sほどで頭打ちになっているのはこちらの制限とも考えられます。


追記:

ただいつ頃からか忘れましたがアクティビティモニタも誤表示があるので、信用はしていませんが。

これは私も感じていました。

高負荷の処理中が多いのでデータのサンプリングが間に合わず不定期になってしまっている(にもかかわらず定期的に得た値として計算している)と見ているのですが、私のMac Pro でもCPUの使用率合計が1000%を超える値になっていることもあります。

(このMac Proは8core/no HT なんですけどね^^;)

2016/07/22 11:49 ToMi への返信

リンク速度は10Gbps です。Thunderbolt 2 ですが、この速度です。

Mac Pro のストレージの速度は測った事があるのですが忘れてしまいました^^;

次の機会に測ってみます。ただ3GB のファイルを3 秒かからずメモリから書き出すところをみると結構、スピードありそうです。

なお明記していませんでしたがMac Pro は知人のものです。

2016/07/23 18:44 ni_ki への返信

両方のMac ともストレージのスピードはファイルの複製で確認する限り、2Gbps の転送量には十分間に合っていそうです。今回のThunderbolt ブリッジの転送速度がストレージで決まっている訳ではないようです。


この先、目指せ4Gbps となるとちょっと心許ないので再度、RAM ディスクの使用を考えてみようかと思っております。

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Thunderbolt ブリッジでのファイル転送のスピードを上げたい

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