iCloudキーチェーンを利用している場合、Macのローカルのキーチェーンの存在意義は?
変な質問ですいません。
iCloudキーチェーンが登場する前から、自分のMacではOS Xの機能としてのキーチェーンを利用していて、ログインパスワードなどをそこに保存していました。
それらは、デフォルトの「ログイン」という名前のキーチェンに保存されています。
iCloudキーチェーンの機能が登場してからは、iPhoneとログイン情報を共有する目的でiCloudキーチェーンを使っています。
Mac上のキーチェーンアクセスを起動すると、「iCloud」という名前のキーチェーンが自動的にできていて、iPhone上で「キーチェーンに保存」としたログイン情報はこの「iCloud」キーチェーンに保存されているようです。
で、はたと思ったのですが、こうやってiCloudキーチェーンを常用する場合、Mac上のローカルのキーチェーンである「ログイン」キーチェーンは何のために存在するのでしょうか?
iCloudキーチェーンを使うようになってもMac上のローカルのキーチェーンは残っていて、Mac上のSafariで新しいウェブサイトにログインして「パスワードを保存する」と指定したらローカルの「ログイン」キーチェーンのほうに保存されるように見えます。
同じウェブサイトに対するログイン情報(アカウントとパスワードのペア)が、iCloudキーチェーンと、Mac上のローカルの「ログイン」キーチェーンの両方にあったり、時にはログイン情報の中身が食い違っていたり、というのは混乱の元なので、もしかしたら、iCloudキーチェーンを利用開始する際に、Mac上のローカルのキーチェーンの内容はすべてiCloudキーチェーンへ移動させて、ローカルのキーチェーンは削除して使わないようにする、というのがAppleの想定する使い方だったりするのかな、なんてことを考えたのですが、これは合っているでしょうか。
MacBook, OS X El Capitan (10.11.6), Late 2009