macOS 10.12.2でネットワークボリューム上のディスクイメージファイルを開けないトラブル

当方が言うディスクイメージファイルはTime Capsuleのバックアップイメージではなく、Time CapsuleのHDDをNAS的に使用して保存している一般的なディスクイメージファイルです。他にもPDFやJPEGファイル、1PasswordのLAN内共有用ヴォールトファイルなどもここに置いています。

こちらの環境ではOSをSierraにアップデートした後もTime Capsuleのバックアップは正常に稼働しています。

既にお判り頂いたようなので蛇足ではありますが、語彙が混乱していました。

正しくは下記の通りです。

「当方が言うディスクイメージファイルはTime Machineのバックアップイメージではなく、Time CapsuleのHDDをNAS的に使用して保存している一般的なディスクイメージファイルです。他にもPDFやJPEGファイル、1PasswordのLAN内共有用ヴォールトファイルなどもここに置いています。

こちらの環境ではOSをSierraにアップデートした後もTime Machineのバックアップは正常に稼働しています。」

はっきりバグと言われた訳ではありませんが、私が12月中旬にアップルのサポートスペシャリストと電話で話した際には先方はトラブルの存在を既に承知していて修正の為の手続きが進行中との説明がありましたので、私はバグだろうと認識しています。

また、私はTime Capsuleの中に保存したディスクイメージファイル（Time Machineのバックアップイメージではありません）を毎日ダブルクリックで開く使い方をしていて異常を認識したのが10.12.2アップデート直後でしたので、10.12.2が原因だと考えています。

現在次の10.12.3がベータ4まで出ていますので正式版が出るのもそれほど先ではないと思います。パブリックベータは誰でも試せる筈ですが内容については公言出来ない決まりですので、私は希望を持って10.12.3正式版が出るのを待っているとだけ申し添えます。

他の方からもご報告がありますが、公開された10.12.3でこの問題は解消したようです。（当方では解消しました。）パブリックベータを試された方は既に予想されていたことだと思いますが、ようやく正常な状態に戻って何よりです。

早速コメント頂きありがとうございます。

再確認しましたが、Time Capsule HDD名、外付けHDD名、ディスクイメージファイル名ともスペースは含まれていません。当方ではそれでも件のエラーが起きます。

その後、USのSupport Communitiesを回ってみたところ、全く同じトラブル報告が上がっていました。

https://discussions.apple.com/thread/7786720

このスレのコメントの中に、ネットワークボリュームにAFPで接続すると同症状が発生するがSMBだと発生しないとの指摘があり、実際に試してみたところその通りでした。

どうやら10.12.2のAFP関連のバグのような気がしますが、取り敢えずSMBという回避策が見つかりましたので当面はこれで対処しようと思います。

ご確認頂きましてありがとうございます。

一般のNASでも同じ症状だとするとやはりAFP絡みのトラブルのようですね。

アップルのサポートに電話して報告しておきました。先方（＝アップル日本のサポートスペシャリスト）の話では、アップルでもこの件は既に把握しており現在修正のための手続きが進行中とのことでしたので、後日のアップデートでおそらく解決されるものと思います。

ただ、SMBという暫定的な対処法があるなら出来るだけ早めにユーザーに判るように告知して貰いたいと依頼しておきました。

自分の場合、ネットワークボリューム上に保存しておいてローカルで開くファイルが主にディスクイメージファイルだけだったのでそれしか気がつかなかったのですが、実際にはpdf、jpeg、xlsxなど他のアプリファイルも軒並みダメみたいですね。

つまり、ネットワークボリュームをMacのデスクトップにAFPでマウントして中のファイルを開こうとすると全て「アプリケーションxxxxxxを開けません。-36」（xxxxはそのファイルのデフォルトアプリ名）というアラートが出ます。

先にご紹介したUSのスレを詳しく読み直したら既に書かれていて自分でも試してみました。

だとすると、このAFP関連のバグはディスクイメージファイルだけでなく全ての種類のファイルに関係する訳で、影響が大きそうなので対応されることは間違いない気がします。

不勉強で知りませんでしたが、Macのファイルサーバ接続プロトコルは10.9以降AFPではなくSMBがデフォになったんですね。であれば、今回SMBへ切り替えるのも暫定的解決策ではなく恒久的措置でいいような。今回のトラブルがアップルによるAFP切り捨ての結果ということは無いと思いますが。

なるほど、速さの違いもあるんですね。

余談になりますが、Finderの移動＞サーバへ接続、、、でSMBを明示的に指定してTime Capsuleをマウントした時にCmnd+Iで表示させたネットワークボリュームの情報がSMBになっているのは当然として、不思議に思うのはFinderのサイドバーの共有＞すべて、、、からTime Capsuleを選択してデスクトップにマウントした時に同じネットワークボリュームの情報を見るとAFPで接続したことになってるんですよね。明示的に指定されない場合に優先されるのがデフォの意味ならここはSMBになる筈なんじゃないかと思うんですが。