itunes matchでライブラリ内の「追加日」が今のタイムスタンプで上書きされてしまう
mac mini OS10.12.3でitunesを運用しています。
先日のitunesアップデート(12.6.0.100)以降から、itunes Matchの更新が始まると、itunesに既にインポートされているはずのファイルが、2017/3/23日の日付で登録され直す、という現象が発生しました。
レートや再生回数、変更日などのデータはそのままで、なぜか「追加日」だけがたった今のものに勝手に置き換わって登録されている、という状態です。
普段「追加日」ソートをメインに使っている自分にとっては困った状態なので、iTunes Music Library.itlのバックアップを入れ替えてデータを見ながら、自分なりに理由を探していたら、一つだけ法則性が見出せました。
<現象ここから>
一昨年~昨年(厳密にいつだったかは記憶が曖昧です)、itunes matchやapple musicに登録していた際、
ライブラリの中身が多い事もあって、登録が完了しない…メタデータが書き換わる、などのバグに遭遇していたのですが、
その際、いくつかの楽曲に勝手に「購入日」のメタデータが付与されてしまいました。(添付画像参照)
↑2004年のデータを追加日順にソートしたもの
付与されたファイルはいずれもCDからリッピングしたデータで、ストアから購入したファイルではありません。法則性は見出せませんでした。2004年~2015年ぐらいまでのファイルにランダムに付与されたという感じで、それ自体には法則性は見出せませんでした。
付与された購入日は
1904/01/01/18:00(概ね5000曲分ほど)
1970/01/01/9:00(概ね3000曲分ほど)
の二種類です(購入日ソートで調べました)
このうちの、「1970/01/01/9:00」のファイルだけが、2017/3/23日の日付で登録され直す現象を起こしていたのです。
<現象ここまで>
itunes matchやapple musicでライブラリがおかしくなった…というバグの話は当時よく話題になっていたので、そういった現象の一つという風に認識していましたが、購入日のタグそのものは「なんとなく気持ちは悪いものの弊害はない」現象だったので、放置していたのですが、今回の減少は追加日ソートが狂ってしまう点で弊害があり、なんとかできないかと思っています。
(今は、とりあえず、更新前のiTunes Music Library.itlを復元し、itunes matchの更新をキャンセルすることで、ライブラリがおかしくなる前の状態で使っています。)
目的としては
itunes matchの更新によって、登録済みのファイルの「追加日」が今のタイムスタンプで上書きされてしまう現象を止めさせたいです。
購入日云々は推定される原因の一つではありますが、それ自体は無視できると考えています。ただし、この購入日のデータを元に戻す(無い状態にする)ことで問題の解決がはかれるなら、そのやり方を模索したい…と考えています。
Mac Mini Server (Late 2012), iOS 10.1.1