Bluetoothで通りすがりの知らないアプリ？からハッキング？の可能性

画面の下からヘッドホンのアイコンがスライドして現れ、数秒で消えました。

もしかして、こう言う感じのが下から出てきました？

(製品名はAirPods だったり Powerbeats 3 だったりもしますが)

この製品群は、電源のボタンを長押しすると、

とりあえず近くにある、bluetoothがオンになっているiOS 10のデバイスに

上記のような表示を出して、簡単にペアリングできる仕組みになっています。

もしご覧になったのが上記のようなポップアップだったとしたら、

近くにいた誰かがちょうど、bluetoothのヘッドホンの電源ボタンを長押ししていた可能性がありますね。

(「ヘッドホン」ということだったので、製品で該当するのは beats solo3 wireless のみです。)

このヘッドホンのペアリング操作は、"意図的に"特定のデバイスを狙ってポップアップを出す訳ではなく、

とりあえず近くにあるデバイスに表示させようとしているだけなので、

「接続」を押さない限り何の問題もありません。

万が一接続を押してしまったとしても、

こちら側で設定＞bluetoothからデバイスを削除してあげるか、

もとの持ち主が再度ペアリング操作をやり直せば何の問題もないと思います。

可能性を問われれば、ゼロと言い切れる人はいないと思います。

ただ、iPhoneのBluetoothの場合、接続したことのない端末には意図的にペアリングしないと繋がらないし、Bluetoothでやり取りする情報も音声かテザリングで通信経路として機能する程度です。

端末間でAirDropなどでやり取りもできます（Bluetoothを使っているかは調べてないので分かりません）が、発信側が出す情報を選ぶ仕様なので、想像されているように誰かが接続してiPhoneの中を覗き見るようなことはまず起きないと思います。

とは言え、何処にどんな形でセキュリティホールがあるかは、素人では知る由もないので、心配なら必要時以外はBluetoothを切るなり、自衛策を講じるしか安心はできないと思いますけど…