例えば再ログインしてテキスト書類などの内容を変更した直後にそのファイルに対して mdls コマンドを実行すると結果がしばしば null になります。ある程度時間が経過するとかファイルに何らかの刺激を与えるなどすれば正しく表示するようですがそうならないこともあるようでその場合は何らかの刺激を意識的に与えない限り再起動しても null のままです。Spotlight などでも検索できません。たまにアプリケーションも null になります。新規アカウントでもセーフモードから再起動しても Spotlight のインデックスを再作成してもクリーンインストールし直しても問題を再現することはできます。macOS 10.13（17A365）、APFS です。上書きアップグレードや HFS+ な High Sierra では検証していません。偶発的に null になることは過去にもあるようですが今回は微妙に違う気がします。バグだと思いますが振る舞い方が曖昧で面倒なのでこれ以上検証したくありません。問題が再現できて且つ暇な人はフィードバックしてください。
問題を再現する手順は次の通りですがより良い手順があるかもしれません。
1. あらかじめテキストエディットで作成した書類を保存しておく。
2. 再ログインする。
3. 保存しておいた書類を開く。
4. 任意の文字を追加するなどして「編集済み」にする。
5. テキストエディットを終了する。
6. 保存した書類に対する mdls コマンドの出力結果が null になる。
・ 問題が再現しない場合があります。
・ Spotlight の「索引を作成中…」の影響を受ける場合があります。
・ おそらく「編集済み」の時点で null になります。
・ テスト環境は macOS 10.13.2 (17C88)、APFS の新規アカウントです。
コツをつかむと APFS な High Sierra では高い確率で null になりますが HFS+ な High Sierra では今のところ null になりません。
あらかじめ保存しておいた標準テキスト書類などをテキストエディットで開いて編集済みにしてから command + Q で終了した後 Mac を再起動するとそのファイルに対する mdls コマンドの実行結果が null のままになります。再起動直後の Spotlight の「索引を作成中…」の間はおそらくキャッシュがファイルを表示する場合があるので一、二分ほど待ちます。
失礼致します。
添付されているmdlsの出力について、Attributesリストが繰り返し重複して記録されている様に思います。 私のMacMini（Mid 2011、macOS High Sierra ver. 10.13.1、APFS）でプレーンテキストファイルを作成して、再起動前後の変化を調べてみましたが、特に変化はみられませんでした。 機種依存のOSの不具合でしょうか。
最初のスクリーンショットは複数のファイルをまとめて出力したものです。わかりづらくて申し訳ありません。コツを言語化するのは微妙です。
なるほどです。 私の勘違いでしたね。 失礼致しました。
手順通りだと APFS でも HFS+ でも問題を高い確率で再現できます。再起動ではなく再ログインなのはその方が問題の再現性が高そうだからです。High じゃない方の Sierra は問題を再現できますが不安定です（HFS+ な High Sierra は外付け HDD、Sierra は外付け SSD、APFS な Mac 本体に接続されている）。ファイル共有やウイルス対策ソフトなどは使用していません。言語環境などの影響は不明です。
すべてが null になる
