Fusion DriveとハードウェアRAID0の違い

ふと思ったのですが、Fusion DriveとハードウェアRAIDはやはり別物でしょうか?


というのも、SSDとHDDで起動用のFusion Driveを構築しようと思っておりましたが、

2.5インチサイズのために2つのポート埋めてしまったり接続もケース等準備面倒なこともあり

ハードRAID組める3.5インチHDDサイズのSATAケース(2.5インチ2つ入るもの)を

利用できないかな?と思ったためです。

それでハードウェアRAID0組んでから認識させた場合と違うのか、違わないかを知りたくなりました。

Fusion Driveの要はSSD側によく使うファイルをOSが移動させてくれる事だと思いますが、

それはハードウェアRAID0組んだもの(普通の一つのDriveとして認識)では

やってくれない物なのでしょうか?

一部SSHDなどもありますが、あれらはディスク側で考えて何か動作しているのでしょうかね?


深夜の書き込みなので変なことを聞いているかもしれません。(その場合申し訳ございません)

SSD部分がどこなのかさえ認識できないので無理かもしれませんが気になったので詳しく知りたいです。

またOSX、macOSの場合どれ位の容量あればSSD部分を効率よく運用できるのかも知りたい感じです。


わたしはまだFusion Driveを構築したことはありません。

RAID0は「作業用領域」としては何度も組んだことありますが、

RAID0もFusion Driveも同じで「いつ壊れるかわからない」ので

システムで運用するのを躊躇しているためです。

また考え方が古いかもですが、

ソフトRAID状態でシステムディスクとなると心配でもあります。

運用予定はMacPro2010のハード上でOSはYosemiteです。

Mac Pro, OS X Yosemite (10.10.5), null

投稿日 2017/10/09 09:38

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2017/10/09 16:46 テーブルトップ への返信

> そもそもアルミMacProでFusion Driveが出来るのか


できない理由がないでしょう。Fusion DriveはMacOSXが提供するシステムの機能です。MacOSXで動いてるなら、どの機種でもできます。Fusion DriveはハードウェアRAID0などとは全く違います。ハードウェアRAID0は2台のドライブをあたかも1台のドライブであるかのように扱うというだけのものです。たとえ、HDDとSSDでRAID0を構成したところで、よく使われるものをSSDの方に置くようにするとかそんなことはしません。HDDとSSDとでRAID0を構成したら、読み書きの速度が遅いHDDの方が律速になってしまい、あまりRAID0にする意味がないと思います。RAID0ではファイルデータを2台のドライブ交互に置きますので、読み込み書き込みいずれのプロセスでもHDDとSSD両方に起こります。RAIDの基本的なコンセプトは律速のHDDの読み書きをできるだけ複数のドライブで同時に実行することによって速度を稼ごうというものです。それを速度の違うHDDとSSDでやったところでHDDの速度に引っ張られてしまい、メリットは無くなってしまいます。

今なら、SSDもかなり価格もこなれてきてるので、Fusionなんかにするぐらいなら、256GB程度のSSDをシステム専用にして、大容量のHDDをデータ用にする方が良いと思います。OSXの運用では、システムでは小さなサイズのファイルの読み書きが頻繁に発生します。一方、データの方は比較的大きなサイズのファイルが読み書きされるだけで、しかもその頻度はシステムのファイルに比べれば格段に少ないです。このようにすれば、FusionとかRAID0とか安定性に問題が生じやすいやり方に頼らなくても済みます。

2017/10/09 17:03 テーブルトップ への返信

Fusion DriveとRAIDは、全く別物です。

一部の Mac のストレージオプションである Fusion Drive について - Apple サポート

https://itstrike.biz/apple/1613/


どちらかというと、FusionDriveの仕組みは、RAIDよりも、ハイブリッドHDD(SSHD)に近いです。

http://www.seagate.com/jp/ja/solutions/solid-state-hybrid/

https://www.wdc.com/ja-jp/products/internal-storage/wd-blue-sshd.html


Fusion Driveの要はSSD側によく使うファイルをOSが移動させてくれる事だと思いますが、

それはハードウェアRAID0組んだもの(普通の一つのDriveとして認識)では

やってくれない物なのでしょうか?

やりません。

逆に、RAIDで、勝手にそんな事をやられたら、「冗長性の確保」というRAID本来の目的と変わってしまうので、困ります。

https://www.data-sos.com/raid/index.html


はにさんもお書きになっていますが、わざわざFusionDriveにする必要は無いのでは?

256〜512GBあたりのSSDを単独でシステムドライブにしたほうが、速度も出て安定しますよ。

どのくらいのシステムドライブの容量が必要なのかは、ユーザーそれぞれの使い方次第ですから、今のシステムのファイル状況を見て、御自分で判断するしかないかと。

2017/10/09 17:00 はに への返信

ありがとうございます。


すぐに訂正しておりますがRAIDではなく コンバイン、JBODです。


夜間の書込み失礼しました。

>OSXの運用では、システムでは小さなサイズのファイルの読み書きが頻繁に発生します。

>一方、データの方は比較的大きなサイズのファイルが読み書きされるだけで、>しかもその頻度はシステムのファイルに比べれば格段に少ないです。



私の解釈では小さなサイズであれ頻繁に読み書きされるならHDDの方がいい部分なのではないかという認識でした。

そういった部分もあり、もしかするとFusionDriveの優位性みたいなものもあるのでは?と思っていた次第です。

ハードコンバイン、ハードJBODではFusionDriveやSSHD等とも違って最適化されないということですよね。


またOSの容量が予測付けにくいのですが250GBでかなり余裕ある感じなのでしょうか?


「写真」や「各種サンプルデータ」等の場合は外部にもおけるのですが、

それ以外の各種プラグイン関係を意外と多く持っていて意外と大容量になっております。

2017/10/09 18:05 テーブルトップ への返信

RAID0とコンバインは、容量的には似てる(同容量のもの2台で2倍の容量)でしょうが、考え方が全く違います。RAIDでは2台のドライブ同時に読み書きして速度を稼ぎます(2台なら、単体の速度の2倍になる)。コンバインでは同時に読み書きするのは領域のあるドライブ1台だけです。なので、速度的なメリットはありません。ただ、コンバインだと、容量の違うドライブでも組み合わせることができます。しかし、あるメーカサイトによりますと、コンバインの場合、一番遅いドライブの速度になるということですから、HDDとSSDを組み合わせた場合には、HDDの速度になり、SSDを使うメリットがなくなってしまいます。基本的には、RAIDでは各ドライブ同時にセクター単位で読み書きしますので、容量の違うものを組み合わせることはできません。

システムドライブが256GBで十分かどうかはそれぞれ個人環境による部分も大きいでしょうから、ご自分で判断ください。いろんなアプリをいっぱい使うなら、256GBでは不十分かもしれません。とりあえず、外付けHDDにシステムを構成して自分の環境を構築してみると良いのではないでしょうか。構築直後のシステムはスリムですが、ちょっと使うとすぐキャッシュとか色々できて、肥大化しますので、そのことを織り込んで考える必要があります。

2017/10/13 18:47 テーブルトップ への返信

>頻繁に読み書きされるならHDDの方がいい部分なのではないかという認識

当初のSSDは書き換え回数に関して色々指摘されていましたが、現在は通常の用途で問題になることはないと考えて良いでしょう(そもそもソフト的には同じ場所の書き換えでも、実際の書き換えは異なる場所で行われており、特定箇所に書き換えが集中しないように内部で制御されている)。


そもそも、HDDだろうとSSDだろうと壊れるときは壊れます。数年先の寿命の問題を考えるより、壊れる前提で事前の対応(バックアップや予備ドライブの準備)を怠らないことのほうが大切です。


>またOSの容量が予測付けにくいのですが250GBでかなり余裕ある感じなのでしょうか?

OSだけなら余裕ですが、実際の運用で足りるかどうかは各人の使い方次第なので、現在の使用量を考えて容量を検討すべきでしょう。

2017/10/09 20:25 Hit-C への返信

システムも作業領域も勿論必ずバックアップは取っています。

おそらく昨夜の自分の質問の根幹はfusion driveにあったと思います。

OSの使用サイズが不明で今後も肥大化しそうな事もあって有用で安定性高いのかを知りたかった事と、内部今では広い方とはいえポートやスペース出来るだけ開けておきたいと言う所です。

SATAも増設しなければ一世代前ですし性能フルでは出ないと言う事もあり最強は求めていません。

なので安定的で効率もよい方法探っていた感じです。

2017/10/13 18:47 テーブルトップ への返信

OS のサイズはOS X Lion の頃から15 GB くらいです。今後も数年なら激増することは無いのではと思います。なのでOS の容量よりユーザデータと自分で入れるアプリケーションの容量の方がかなり大きいのではないでしょうか。

Fusion Drive の安定性については投入されて3年は経過している気がしますので、目立った不安定も無いようです。また故障率も具体的な話題にならないところを見ると、許容できる範囲に収まっているのではないでしょうか。

Fusion Drive の利点はお考えの通り自動で使用頻度の大きいファイルをSSD 側に移動してくれることかと思います。この機能はアプリケーションのライブラリを高速で動かす場合に有利に働くのではと思います。例えばAperture で試したことがありますがデータ本体はHDD に置きライブラリはSSD に置くとすべてHDD に置くよりかなり高速になります。Aperture はすでに終わりを迎えたアプリケーションですが、他のアプリケーションでも同じ事が期待できます。

またOS 部分は必ずSSD に置かれるようです。さらにSSD がいっぱいになった際にも数GB はキャッシュ的に使うためか空きを残して小さいファイルのやり取りはそこを利用して早く見せているのも確認できました。

なお再配置のタイミングは随時ではなく作業負荷が低い時にこっそりやっているようです。なのでFusion Drive を使う時にはスリープで運用が良さそうです。たぶん電源を切ると再配置が遅れます。

2017/10/13 18:47 ni_ki への返信

今回の質問を読み返してみたら本当に混乱招く頭の回っていないことを書いておりました。。反省しております。皆様申し訳ございませんでした。

>OS のサイズはOS X Lion の頃から15 GB くらいです。

その程度なのですね。それならFusion Drive運用を考えても予想より金銭的負荷は軽く済みそうですね。

>またOS 部分は必ずSSD に置かれるようです。さらにSSD がいっぱいになった際にも数GB はキャッシュ的に使うためか空きを残して小さいファイルのやり取りはそこを利用して早く見せているのも確認できました。

その部分は結構重要に感じました。

やはりFusionDriveでの運用を考えてみたいと思いました。

有難うございました。

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