ちょっとGoogleってみました。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1502/27/news051.html
に、OS X Mavericks 10.9 はSMB2.0で、OS X Yosemite 10.10以降はSMB3.0で実装されていることが解説されています。
LinkStation LS410D v1.83はSMB1.0/SMB2.0対応で、Windows 7SP1はSMB1.0/2.0/2.1でダイアレクトを実行します。
SMB1.0/CIFS1.0はWindows2000/XPで開発が完了しており、Windows 8.1では非推奨になったのですがWindows 10 Fall Creators Update (Ver1709, Rs3)では一部使用できる状態にあります。
通常更新インストールを実行したWindows 10 Fall Creators Updateは、SMB1.0クライアントをインストール後15日間動作しなければ、SMB1.0プロトコルスタックとComputer Browserサービスをアンインストールすることになっています。
我家の環境ではSMB2.0とSMB1.0(Linux Samba Client)が使われているが、Computer Browserサービスが動作するマシンがWindows 7 PCと仮想マシン上のWindows 10 PCになります。定常的に立ち上がっているのはWindows 7 PCのみ。
Computer Browserサービスで提供されるMASTER_BROWSER情報がキャッシュされて伝播されれば安定して名前解決できる状態にあるが、MacBook Pro (OS X El Capitan 10.11.6)が再起動するときにローカルキャッシュが不安定になるとみられます。
Windows Vista以降は、利用可能な場合にIPv6をIPv4よりも優先して使用します。Windows Vista以降に実装されたブロードキャストベースのIPv6対応の名前解決の仕組みは、Windows独自のものです。一方、Macは「Bonjour」というMac独自の技術で、UDPポート5353のマルチキャストDNSを使ってネットワークを探索します。
試しに、Finder環境設定で「サイドバーに表示する項目」の共有の
1. どこでもMy Mac
2. 接続中のサーバ
3. Bonjourコンピュータ
のチェックマークをオンオフすると名前解決にも影響がみられました。
奇しくもWindows 7 PCは、iTunes for WindowsのホストでもあるのでBonjuour for Windowsが動作しているようです。Bonjourコンピュータのみで名前解決しているのはEPSONの複合機プリンター・スキャナー・メモリカードリーダーだけのようでした。複数のComputer Browserサービスが違う名前をキャッシュしていないか探す必要がありそうです。