Apple の脅威の通知と金銭目当てのスパイウェアへの対策について
Apple の脅威の通知と金銭目当てのスパイウェアへの対策についてが公開されました。
Apple の脅威の通知と金銭目当てのスパイウェアへの対策についてが公開されました。
iOSがウィルスに強い理由にはいくつかあります。
一つは、アプリ同士が直接データ交換できないようにする(T22Tさんがかかれているサンドボックスの話)ことで、悪さをするアプリが他のアプリやOSのデータを勝手に使ったり、勝手に書き換えたりできないようにOSが作られていることがあります。しかし、例えば連絡帳や写真のデータは利用者が許可すれば他のアプリに開示されますので、連絡帳や写真データを悪用することは可能です(連絡帳は言うに及ばず、写真には撮影地の情報も入っており、個人の行動パターンがわかる重要な個人情報です)。要するに、利用者を騙すことさえできれば、プライバシーに関わる情報の入手は困難ではありません。
もう一つは、アプリが原則としてApp Storeからしかダウンロードできないようになっていること、App StoreのアプリはAppleが厳しく審査していることがあります。しかし、開発者オプションを使うとApp Store以外からもアプリのインストールは可能ですので、利用者を騙してApp Store以外からのアプリインストールを促し、ウィルスを仕込むことは可能です。
それ以外にも、いとうみきさんが書かれているように、単純な詐欺メールでID情報を盗み取ったりすることも可能です。
ということで、相対的にはAndroidよりウィルス感染リスクが低いことは間違いありませんが、利用者が注意してなければ被害に遭う可能性はそれなりに存在することも確かです。
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