H.265(HEVC)に変換する時間
ネタ程度ですが、35 分きっかりの4K30fps でH.264 の動画をH.265(HEVC 10ビット) に変換するのに下記の環境で10 から11 時間程度で50 パーセントしか変換できませんでした。
変換完了までは試せていません。
Mac Pro 2013 6コア
Compressor 4.4.1
試しにCompressor の分散処理4 台で試しましたが、まったく変わりなしでした。
ネタ程度ですが、35 分きっかりの4K30fps でH.264 の動画をH.265(HEVC 10ビット) に変換するのに下記の環境で10 から11 時間程度で50 パーセントしか変換できませんでした。
変換完了までは試せていません。
Mac Pro 2013 6コア
Compressor 4.4.1
試しにCompressor の分散処理4 台で試しましたが、まったく変わりなしでした。
分散処理に話ですが、どうやら分散しなくなったようです。
分散処理に指定されているMac の中で早そうなヤツに処理を一括して任せていました。
なので自分自身が分散処理のリスト入りしていると、自分だけで処理して分散しません。自分が外してあると、次の早そうなMac 一台に任せます。
同型機が複数の場合は確認できておりません。又、あくまで早そうなMac に任せるだけで本当に早いMac に任せる訳では無いので、どのMac に処理させるかは自分で決めた方が早いです。H.264 ならMac Pro 以外の2011 年以降のMac 、HEVC 8bit なら2017 年以降でハードウェアアクセラレーションできるMac という具合です。ProRes からProRes ならMacPro 2013 も早いです。
どうやら原因はやはりCompressor の変換が原因のようです。別のMac でも暴走していたのでCompressor をリセットしたら正常になりました。
6-Core Intel Xeon E5 3.5 GHz と4-Core i5 3.5 GHz
2013 年と2017 年のMac で動画変換してみました。HEVC 10bit の書き出しです。
結果は約2 パーセンの時間差でXeon の勝利。コア数で1.5 倍ですから効率ではダメダメですね。
分散処理が動きません。
理由は不明ですが、おかしなこともしてないのでバグのたぐいです。
今でも、プロには向かない機能だったようですね。
動画の再生時間の23 倍の時間で変換完了しました。
macOS High Sierra の時の1.5 倍早くなった計算です。
30 分の動画なら12 時間あればなんとかなりそうです。
ところで早くなった理由が不明です。
macOS Mojave 10.14.0
Compressor の分散処理はこの件では処理時間に微塵も影響を与えませんでした。
以前、試した状況と総合すると、分散処理は処理時間を短縮するために搭載されているのではないようです。
ただ以前のバージョンにあった不安定さはなくなった良うですので、プロの方々でも失敗しても良い場合なら多少は使っても良いかもですね。
Compressor のバージョンが4.4.2 と新しくなったので再度試しました。10min4K60fps を10bit HEVC に変換するのに7 時間以上。
途中で止めました。
使ったMac は最初に記載したものです。ただしmacOS High Sierra 10.13.6
8bitHEVC は未対応で試せません。
何年か前に確認したときと比べて、大幅に設計が変わっているようですね。
どのバージョンまでかは不明ですが、かつては分散しているMac の1 台でもコケたら処理がエラーで止まりましたが、今は処理中のLAN 上のMac が止まった場合は数分後に自動で他のMac で処理を再開します。ただし、同時に処理するのは1 台だけです。GPU も使いますので、HEVC のハードウェア処理もおこなっているようです。
H.265 の話では無いですが、分散処理はものすごく複雑な機能になったようです。
分散処理でなくても複雑なのかもしれないですが、例えばMacBook Pro で処理する際に動画の種類に応じて使うGPU を変えてくれたり。
子細は書きませんがある動画の変換に再生時間の
35 倍の
時間を使いました。
ハードウェアアクセラレーションが無いとを言え、恐ろしく遅いです。
どなたかハードウェアアクセラレーションのデータはお持ちでないですか。
以前のCompressor は分散処理の個別の進行が表示されたのですが、いつからか不明ですが今のバージョンは表示しません。
今回のHEVC への変換は処理が極めて遅くLAN の転送速度が殆ど足を引っ張らないと推測されます。
なので分散処理の効果が出やすいはずなのですが、まったく効果なしです。
不思議です。
2012 年製Mac でチラッと試したところ、スピードに変化なし。でした。
ただし今回はQuicTime Playe を使いました。
macOS High Sierra 10.13.6 macOS Mojave 10.14.0
次の検証をしようと思って用意を進めておりますが、今までの反応から考えると、どうやら他の人には興味のない話のようですね。
HEVC の話なのに個人的には不思議です。
関係があるのか無いのか不明ですが、テストに使ったノートMac でGPU の処理が意味もなく全開になる症状が出ました。Safe Boot で改善せず。10 分程度経過して正常に戻りました。アクティビティモニタのプロセス監視では動画変換を裏でしているような気配はありませんでした。GPU の温度までは確認しなかったので、アクティビティモニタの誤表示の可能性も排除はできません。
macOS Mojave 10.14.0
H.265(HEVC)に変換する時間