Kaspersky 18によるiCloud接続エラー(HighSierra)
表題の質問をして、かなり時間が経過してしまいました(2018/08/23 投稿)。
このシステムで、議論を再開しようとしたのですが (一件コメントがあったと記憶)、「時間が立ちすぎているので再度投稿しろ」というので、再掲となりますが、ご容赦ねがいます。
(引用)
Sierra からHigh Sierra にアップデートして、新規に Kaspersky 18 (kismac18.0.1.35-jp.dmg) をインストールして以降、iCloudに接続できない症状が起きて困っています。エラーメッセージは、iCloud画面でパスワードを入力後に「接続エラー iCloudとサーバの接続中にエラーが発生しました。」である。
Safe boot で立ち上げると、iCloud への接続エラーは起きないので、原因は、新規にインストールした Kaspersky18だろうと考えています。HighSIerra へこれをインストールする以前ではこのようなエラーは起きてはいない。
Kaspersky の利用バージョンについては、そのサポートの言では、MacOSX 10.9, 10.10 の場合には kismac16.0.0.245-jp.dmg が利用可能、10.11 以上では上記の kismac18.0.1.35-jp.dmg が利用可能とある。試しに、手持ちの MacOSX 10.11 の mac で kismac16.0.0.245-jp.dmg を使うと iCloud への接続エラーは起きないので、現状 iCloud にはこの環境(OSX 10.11, Kaspersky16)で使うしかないようです。
HighSierra で Kaspersky 18 を使い、今回のようなトラブルを抱えている方はいらっしゃいませんか。
なお、開発元にはこれを報告しているのですが、既に 10日以上経過していますが、原因を詰めてはいない模様で、当方にとって不便な状況が継続している。
(引用終わり)
解決しました。しかし、開発先からいつまでたっても返事がないので、試行錯誤でなんとか解決ということです。
その方法は、Kaspersky の環境設定の「ネット決済保護、Webトラッキング防止、および保護者による管理の使用時には安全な接続を確認する(HTTPS)」を iCloud 接続時に解除することです。
この software のいわば 'きも' となるものを解除というので、にわかには信じられなかったので、開発元にこれでいいのかと質問したところ、「セキュリティは一時低下するので、用が達したら元にもどせ」と人ごとのような返事でした。なお、現在、HighSierra では自動更新で 19.0.0.294 になっていますが、default 設定では iCloud に接続できないのは同じです。
iCloud を(Web経由で)常時つないでいる人は、まず、Kaspersky(18, 19, それ以降は不明、さすがにそのままとは思いたくないが、これまでの過去事例ではその可能性は大いにある) は使用しない方がよろしいでしょう。
興味あるのは、類似の開発ソフトウエアでもこのような (=セキュリティを犠牲にする) 設定にしないと接続できないのでしょうかということですが、いかがでしょうか。
MacBook Pro, macOS High Sierra (10.13.6)