Mojaveから全面的に採用されたAPFSではコンテイナーの中にMacintosh HD、Preboot、Recovery、VMの4つのボリュームがあります。これはターミナルで
diskutil list
とすると分かります。
その他のボリュームというのはPreboot、Recovery、VMの3つのボリュームのことと思います。これはmacOSが正常に機能するためには必須のものです。ユーザが勝手に削除したりできません。これのサイズが60.82Gあるとのことですが、ちょっと大きいですね。PrebootやRecovery領域はマックをブートさせたり、復旧ディスクで立ち上げたときに利用されるもので、そんなに大きなサイズではありませんし、コンピュータの動作でサイズが増加するものでもありません。
多分VMのサイズが大きくなっているのではないかと思います。VMとはスワップ領域のことです。コンピュータの動作でメモリー不足になると、とりあえず使ってないメモリー領域をディスク上に保存してメモリーの空きを作って何とか動くようにします(メモリー不足になって、メモリーをまったく利用できない状態に陥るとコンピュータはカーネルパニックで止まってしまいます)。なので、大きなスワップが発生している状況ではコンピュータは動くことは動くけどとても遅くなってしまいます。もし、60GBの大部分がスワップだとしたら実際のメモリーの数倍のスワップが発生してることになり(メモリーが8GBとしたら、8倍のスワップが発生してることになります)、とてもまともには動かない状態と思います。スワップのサイズがメモリーの大きさ程度以下なら動作がそれほど緩慢になることはありません。
取り敢えず、ターミナルで
diskutil list
とすると、これらの領域のサイズも出てきますので、VM領域がどれくらいあるのか見てみる方が良いかもしれません。
スワップのサイズはアプリケーション>ユーティリティにあるアクティビティモニターでメモリーのタグを開けると正確な値がわかります(下の方にスワップ使用領域というのがあります)。スワップのサイズはVM領域のサイズよりは小さいようです。