Wi-Fiの接続状況を確認したい

wifi analyzerとかで検索すれば色々なアプリが出てきます。

無料で簡単に使えるのは、Apple純正のAirMacです。これはApple製の無線LANルータの設定ツールですが、wifiスキャンという機能がついてます。デフォールトではこの機能は設定＞AirMacでオフになってますが、これをオンにすれば利用できます。オンにするとAirMacの画面右上にWiFiスキャンというのが出てきますので、これをタップすると周りの電波のssid、電波の強さ（dBm）、チャネルなどを表示します。dBmはマイナスの数なので、大きな数（絶対値の大きい値の意味）ほど弱い電波ということになります。-50ぐらいなら非常に強い、-60で強い、-90ぐらいになるとノイズレベルに近くなるので実用的に利用するのは無理と思います。ちなみに理系の方ならよくご存知と思いますが、dBmは強度を対数に変換して表示してますので、20違えば強度は10倍違います。さらに、特定のssidをタップすると、電波状況の変化を継時的に表示します。ただこの機能を利用してると、電池の持ちは悪くなると思われますので要注意です。必要な時だけちょっとオンにして利用という感じがよいと思います。ただ、結果は数字で表示されるだけですので、あまりアイキャッチーではないかもしれませんけど。

Wi-Fiアクセスポイント・ルータの中にはWi-Fiクライアントの転送速度を表示できるものもあります。詳細は機器の説明書をご覧ください。

また、iPhone用のサードパーティアプリで転送速度・リンク速度を調べられるものもあります。クライアントデバイスとWi-Fiアクセスポイント・ルータの能力（理論的な最高速度）から、現状がどの程度落ちているかがわかります。