5W アダプタの方も挑んでみたのですが、どうも数値化が一筋縄ではいかないようです。
一つ判明したのがアダプタの出力が1W になるのに5W だと2 時間49 分でした。30W アダプタだと1 時間53 分程度でした。1 時間違いますね。
それでグラフですが、最初の0:03:20 位までの16W は恐らく画面が点灯している状況です。充電開始時に充電残量が1 パーセントであることを確認のため画面を点灯させました。
その後の、0:36:40 位までが多分高速充電です。興味深いのが0:20:00 位まで何故か右肩上がりです。その後、0:23:20 位まで急激に下がります。この下がり方が不思議です。一瞬で11W まで下げるのではなく3 分程度の時間を掛けて下げています。その後また謎の右肩上がりのように進み、そして高速充電が終了する0:36:40 位ですが、ここは急速に充電速度を下げています。この後、もしかしてバッテリーの冷却でしょうか3 分程度、ほとんど充電していません。
0:40:00 位から(たぶん)通常の充電です。ここで今回の計測ではもっとも安定的に1:06:40 位まで長時間充電しています。しかしここも何故か右肩上がり。時間は26 分くらいです。
ここまでが8V 充電です。この先、5V 充電に切り替わりました。
それでここからが、また興味深いのですが曲線的な経過を見せます。このなだらかな減少曲線は、自然的な物理現象の観測ではよく見かけるタイプです。例えばヤカンでお湯を沸かして常温で冷やすときなどの温度変化がこのような曲線になります。
5V の充電で何故、このような曲線を人工的に行う(制御しているのですから人為的に行っているはず。)のか私は詳しく存じ上げませんが、電池の破損を遅延させるのに何か有用なのでしょうか。
2:36:40 で突然、充電が終了していますが、これが終了なのか計測機器の測定限界を割り込み0W が記録されるようになったのかは不明です。その時間での数値は0.03A でした。0.01A まで計れるらしいのですが。
また1:20:00 あたりの上昇は私が充電の進行状況を確認するために画面を点灯させた為と思われます。
計測にあたりTesseract とocrd-train にはお世話になりました。他、大量のホームページのお世話になっているのですが、多すぎてすべて把握できておりません。