AudirvanaでDSD512を再生
MacminiにAudirvanaをインストールして音楽再生を楽しんでいます。しかしDSD512ファイルを再生するとDSD256にダウングレードされてしまいます。OSの都合で仕方ないのだと思いますが、今後OSのアップデートで解決される見込みはあるのでしょうか?
Mac mini 2018 or later
MacminiにAudirvanaをインストールして音楽再生を楽しんでいます。しかしDSD512ファイルを再生するとDSD256にダウングレードされてしまいます。OSの都合で仕方ないのだと思いますが、今後OSのアップデートで解決される見込みはあるのでしょうか?
Mac mini 2018 or later
デジタル音声信号としてPCMとDSDがあります。
PCMは、Windows、Macのどちらも利用することができます。
DSDは、Windowsのみで利用することができます。 → DSDネイティブ
DSDを入力として使用するには、以下の方法があります。
・PCM変換
DSDをPCMに変換して利用する → PCMのみ対応のDACでも利用可能
・DoP
DSDをPCMのデータに載せて利用する → MacでもDSDを利用できる
DSD対応のDAC規格表示には注意する必要があります。
・DSDネイティブの規格 → 何の注意もない表示はこれ
・DoP対応の規格 → DoPでxxxxまで対応と表示
DSD性能は、Windows/MacではなくDACに依存します。
DoP対応表示がないDACでのDoP性能はPCM規格から判断します。
DSD DAC(PCM)規格
倍数 周波数
64 2.8MHz PCM変換時 176.4kHz(192kHz対応DACが必要)
128 5.6MHz PCM変換時 352.8kHz(384kHz対応DACが必要)
256 11.2MHz PCM変換時 705.6kHz(768kHz対応DACが必要)
512 22.4MHz PCM変換時 1411.2kHz(1536kHz対応DACが必要)
一般的にDoP性能はDSDネイティブの1/2になります。
→DSD512対応のDACはMac(DoP)ではDSD256まで利用可能
from youfo
デジタル音声信号としてPCMとDSDがあります。
PCMは、Windows、Macのどちらも利用することができます。
DSDは、Windowsのみで利用することができます。 → DSDネイティブ
DSDを入力として使用するには、以下の方法があります。
・PCM変換
DSDをPCMに変換して利用する → PCMのみ対応のDACでも利用可能
・DoP
DSDをPCMのデータに載せて利用する → MacでもDSDを利用できる
DSD対応のDAC規格表示には注意する必要があります。
・DSDネイティブの規格 → 何の注意もない表示はこれ
・DoP対応の規格 → DoPでxxxxまで対応と表示
DSD性能は、Windows/MacではなくDACに依存します。
DoP対応表示がないDACでのDoP性能はPCM規格から判断します。
DSD DAC(PCM)規格
倍数 周波数
64 2.8MHz PCM変換時 176.4kHz(192kHz対応DACが必要)
128 5.6MHz PCM変換時 352.8kHz(384kHz対応DACが必要)
256 11.2MHz PCM変換時 705.6kHz(768kHz対応DACが必要)
512 22.4MHz PCM変換時 1411.2kHz(1536kHz対応DACが必要)
一般的にDoP性能はDSDネイティブの1/2になります。
→DSD512対応のDACはMac(DoP)ではDSD256まで利用可能
from youfo
私の説明不足で申し訳ありません。MacにインストールしたAudirvanaをつかってLAN接続(USBではありません)したDACにて音楽再生をするシステムです。
その場合、DAC対応上限の半分しか再生できないとAudiruvana側からの提示がありますので、DSD512の場合は自動的に256にダウンサンプリングされてしまいます。DSD256としては問題なく再生できています。
ご指摘のようにMacosがDSD対応したのはそれほど昔からではないと思います。
Windowsの場合はASIOを使うことで問題なくDAC性能100%の再生ができるとの事。これはAudirvanaだけでなくJriver media centerでもDSDは256までとなっています。
このことから私は勝手な想像でMacosのアップグレードで対応できるようになれば良いなと思ったしだいです。
PCMのサンプリング周波数にソフトウェア的上限があって、PCM変換時にクリップされる可能性はあるので、念の為調べてみました。
結果、DSD256とDSD512の境に制限はないようです。
1411200.0(DSD512換算
2822400.0(DSD1024換算。量子化ビット数が16bitではなく32bitなのでDSD2048になるのかな?
↑NoError ↓Error
5644800.0(DSD2048換算
...
macOSはPCMはサポートしていますが、DSDはサポートしているという話は聞いたことありません。
Audirvanaの問題では?
追記:
DAC(PCM)規格
これは、DAC規格表示のPCM表記とは異なる場合があります。
DACチップ(素子)が768kHzに対応していても、
PCM:384kHz/24bit と表示されていることもあります。
from youfo
私の勘違いや認識の誤りがあったようです。すごく丁寧なご説明を頂きありがとうございました。
とても参考になりました。
重ね重ねご丁寧にありがとうございます。
こちらも勉強になりました。
何かと知らべて頂いて感謝です。
これからいろいろと勉強がてらにやってみます。
ありがとうございました。
AudirvanaでDSD512を再生