ユーザーの名前を変更したら、ロック解除が出来なく、設定も変えられなくなってしまいました。

アカウント名変更する場合には以下のサポート記事に従います。

macOS のユーザアカウントやホームフォルダの名前を変更する ...

勝手に変えちゃうとおっしゃるような状態になります。

起動時command + sとしてシングルユーザーモードで立ち上がるマックなら、シングルユーザモードで立ち上げると真っ黒なコンソールにカーソルが点滅する画面になります。ここで、

mount -uw /

rm -f /var/db/.AppleSetupDone

reboot

とします。すると、購入直後の画面になってアカウントを作ることができます。ここで新しいアカウントを作ります。これでできるアカウントは管理者アカウントです。アカウントを作ったら、そのアカウントでログインし直し、アカウント名を変更したアカウントを管理者にして、必要に応じてホームフォルダー名なども変更して元に戻します。

これがややこしい、よく分からないようなら、ディスクを完全に消去して、バックアップを戻す方が早いです。

シングルユーザモードにならない機種の場合には、起動時command + rとして復旧ディスクで立ち上げ、そのターミナルで同じことができます。ただし、このときは上に書いたパスとは変わりますので、上のままではできません。

> もしかしたら日本からの物ではない可能性

別に日本のものでなくても、Appleが製造したマックなら、モデルに無関係に起動時のキーコンビネーションは同じですよ。

キーを押すタイミングには注意した方が良いかもしれません。

電源ボタンを押すとジャーンという起動音が出ますか？起動音が出るなら、その音の直後ぐらいに押すと良いと思います。遅すぎても早すぎてもダメです。

起動時のキーコンビネーションは、電源オンでまずファームウェアが起動します。そして一連のチェックを経て、メモリーのチェックをします。メモリーのチェックが正常に完了するとジャーンの起動音です（メモリーに異常があると音色が変わります）。この前後にキーボードやマウスが認識され利用できるようになってます。このタイミングでキーコンビネーションは認識され起動のモードが変わります。その後、通常の起動なら、ディスクからカーネルイメージが読み込まれメモリー上に展開されmacosが起動します。カーネルイメージが読み込まれ始めるともうキーコンビネーションが認識されることはありません。キーボードが使えるようになる前にキーコンビネーションを押していてもそれは認識されません。ということで起動時のキーコンビネーションは押すタイミングがとても重要です。また、ワイヤレスのキーボードだとこのタイミングがもっとクリティカルで難しい（ワイヤレスだとキーボードが使えるようになるのに少し時間がかかるため許される時間はもっと短くなる）ので、usb接続のキーボードの方がやりやすいのは確かです。でも、ワイヤレスのキーボードでも、タイミングに注意さえすれば同じように振る舞います。

起動音が出ない機種の場合は、電源ボタンを押して画面をよくみてると、真っ黒な画面に回転する白い小さな歯車らしきアイコンが出ます。これがキーコンビネーションを認識させるタイミングの合図です。その直後アップルのアイコンが出ますが、このときだと間に合う時と、間に合わない時があります。

ということでこのキーコンビネーションのタイミングに注意して試されてみてはいかがでしょうか。

usbキーボードを繋いで、command + rとかoption + command + r（インターネット復元）なら必ず起動します。起動しないとしたら、マックじゃないと言っても良いくらいです。キーは起動するまで押し続ける必要があります。これで起動しないなら、起動させる手はありませんので、修理に出すしかないです。