time machineからの復元とiCloudによる同期の組み合わせ

icloudでバックアップできるのはiOSデバイスが中心ですよ。Macの場合はバックアップしたいならtimemachineが中心になります。一部のアプリのデータ（写真、連絡先、メモ、キーチェーン、Safariのブックマークなど）はiOSとmacosやmac同士で同期するのにicloudを利用できます。

iCloud バックアップの対象となるもの - Appleサポート

Time Machine で Mac をバックアップする − Appleサポート

同期って、感じとしては、バックアップとほぼ同じですけど、同期してるマシンのどれかで（同期をオフにせずに）間違って消してしまったりすると全部のマシンからそのデータが消えてしまいます。そういうところはバックアップと全く違います。

だから、同期とバックアップは違います。

同期してるだけだと、間違ってどれかで写真を削除すると、すべてのマシン（デバイス）から写真は速やかに消えてしまいます。どれくらいの時間で消えるかは場合にもよるでしょうから一概に言えませんが、気づいた時にはどこにも残ってないということはよくあります（ここにも、どうにかならないかという相談はよくあります。回答は決まってバックアップがなければどうにもなりません、です）。しかし、バックアップを取ってればまた復元できます。

同期はどれかのマシンで消せば、全てのマシンからそのデータは削除されてしまいます。バックアップは一度記録されれば、バックアップ装置が正常な限り、そのデータが消えることはありません。ただ、timemachineの場合、データを削除すると、そのデータは一定の時間（バックアップ対象の容量やtimemachineのディスクの容量によっても異なるので、一概にどれだけ後ということはできない）後には消えます。いずれにしろ、元データを消しても、timemachineディスクからすぐそのデータが消えることにはなりません。普通なら、数ヶ月ぐらいなら、取り戻せます。

両方ともAになります。iCloudは同期してるだけだから、マックの方のデータが変われば、速やかにそちらと一緒になります。

同期というのは複数のデバイスがある時に価値がありますが、mac1台だけなら、iCloudの同期を使う意味はほとんどありません。

1）は起こらなくて、２）が発生します。

野菜ジュース さんによる書き込み：

Time Machineによる復元対象とiCloudで同期される対象には共通部分はあるのでしょうか？

『共通部分』というのがわかりません。

どっちも発生する。

備えるしか無い。